RAGE Shadowverse Pro League 観戦レポート

RAGE Shadowverse Pro League 観戦オタクです

【第3節】RAGE Shadowverce Pro League 20-21 season レポート

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

RSPL第3節の観戦レポートを書きます。

 

 


www.openrec.tv





 

 

今節の注目マッチ

  • きょうま vs MURA (1:50:00頃) 
  • リグゼ vs Rumoi (3:15:00頃)
  • マサヤ vs Surre(5:25:00頃)

 

※注意

  • ほぼ敬称略
  • まじでただのライトプレーヤーなんでプレイ自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
  • クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。

 

目次

 

1.デッキ

 

 

例によって爆速ナーフが行われました。

前節まで活躍していた連携Rと進化Rは大打撃を受ける事になりました。

そして今節のデッキはこのようになりました。

 

rage-esports.jp

 

連携Rがナーフされたことで、魔道具専門店Wの地位が上昇。

これに強い、ラブソングシンガーを採用したディスカードD葬送Ncはほとんどのチームが採用しました。

反対にWには弱いけど上2つに強いコントロールVを採用しているチームもあります。

そしてコントロールVに強くて、パワーも高い秘術Wも再び注目されています。

 

また、前節と大きく異なるのは、異形EとエイラBの採用です。

異形Eは序盤に攻め込まれる心配のない、ディスカードD、葬送Ncの台頭により注目されたようです。

エイラBは聖なる守り手・ユカリがほとんどのデッキに刺さる事から、全てのチームが持ち込まれました。元々相性の良くなかった進化Rがいなくなったのも追い風か。

このエイラBに強いAFNmの採用も前節より増えました。 

他にも同じようなデッキでも役割が少し異なるデッキもあるようです。

新弾が登場してから2回目のプロリーグですが、ナーフの影響もあって持ち込み、デッキ調整がチームによってマチマチなので最適解は未だ分かりません。

 

 

2.レバンガ☆SAPPORO vs 福岡ソフトバンクホークスゲーミング

 

未だ勝利のないレバンガ☆SAPPOROと、前節初勝利をあげた福岡ソフトバンクホークスゲーミングの対戦になります。チャレンジ選手のMURAは3連続出場。

 

1戦目 真春 vs バーサ

 

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真春はWを選択できました。フィニッシャーとして優秀な魔道具専門店とフューチャービジョンをpickできました。さらに10ターン目までの進化権を温存を補助するポーションウィザード、魔導の君臨者が拾えている事からも、10ターン目までのプランが綺麗に見れる非常に強力なデッキになりました。

対するバーサはNcの選択酒吞童子を2枚拾えた上に、酒吞童子の疾走効果が付与されるカードを多くpick出来ました。ハングリースラッシュ、火車、王墓の骸、イグジストソード・ギルト等、キーカードにアクセスする手段も多め。

 

 

バーサはとにかく酒吞童子が欲しいので、スパルトイサージェントにイグジストソード・ギルトを当ててドロー。しかし4ターン目までに酒吞童子は引けなかったので、座敷童を進化させます。

真春は秘蹟の魔女・メディアにより、座敷童を処理。8エンハンスが強いカードではあるものの、後半に盤面が埋まると魔道具専門店が使いづらくなる事を考慮してのプレイか。

バーサは消えぬ怨恨、幽暗の墓守結晶プレイにより、一旦盤面を明け渡します。

魔道具専門店を引けた真春は7ターン目の前にしっかり盤面を作っておきたいものの、カースエンチャンターによる弱めの盤面になってしまった。

ここの隙を突いていきたいバーサはエンハンスが強力な王墓の骸をプレイ!

 

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7ターン目に真春は魔道具専門店を設置!!王墓の骸を無視した事で、次のバーサの動きを制限します。

バーサは手札を活かして盤面を作りますが、真春のポーションウィザードと魔道具専門店の効果で全て返されてしまいます。

 

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酒吞童子大遅刻・・・

魔道具専門店で真春が完封勝利!

 

真春 WIN

 

 

2戦目 Tatsuno vs NISE

 

1勝取られた福岡ソフトバンクホークスゲーミングですが、エイラBに有利な葬送冥府Ncを当てる事が出来ました。エイラB側は聖なる守り手・ユカリで冥府への道は防げますが、遅延されるときついのは変わらないので、とにかく早めに盤面を作る必要があります。

 

 

Tatsunoは清純なる祈り・エイラを3枚も引き込みます。 

NISEは2ターン目に置いた幽暗の墓守を4ターン目に開き、進化処理。Tatsunoは7/6になった幽暗の墓守を、回復カードを使いながら清純なる祈り・エイラ進化で相打ちする事になってしまいました。

 

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盤面の弱いTatsunoに対して、NISEは《恋人》・ミルティオをプレイ。王墓の骸2体のリアニメイトになったものの、征伐の死帝の効果でリッチも含めて強力な盤面になりました。

Tatsunoは回復カードが足りないため、聖弓の使い手・クルトで盤面を返す事が出来ません。包み込む願いのドローで次ターンの処理に賭けます。

NISEはイグジストソード・ギルトで盤面ロックを解除し、天覇風神・フェイランをプレイ。Tatsunoは聖弓の使い手・クルト、光明のプリーストの回復でなんとかこの盤面を返したものの、手札が減り、酒吞童子で処理されてしまいます。

 

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進化権が無いため、Tatsunoはこれ以上盤面を返す事が出来ません。盤面のフォロワーと、レジェンダリースケルトンの疾走によりNISEが勝利!

 

NISE WIN

 

 

3戦目 さわさき vs MURA 

 

1勝取り返した福岡ソフトバンクホークスゲーミングは前節大活躍だったMURA登場!今シーズン勝利のないさわさきは、新たなる脅威を打ち破る事ができるか。

 

 

MURAはマリガンで地を裂く異形を引き込む事ができました!守護突破の強いフォレストダーク・レオネルを残しながら順調に融合していきます。さわさきはフェイタルオーダーから出すためのデッドメタルスターを葬送出来ました。

 

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ここでさわさきは征伐の死帝を葬送します。デッドメタルスターのラストワードで出る幽暗の墓守が地を裂く異形に非常に強いのですが、このプレイにより征伐の死帝が出てしまいます。またこのターンでドローできた幽暗の墓守を結晶でプレイすることで、6ターン目に出てくる幽暗の墓守と守護1枚で、地を裂く異形をケアする事もできました。

MURAは4ターン目に頂きの闘技場を直接召喚させ、盤面の森林の撃砕者を進化させて顔を削ります。幽暗の墓守の回復効果でリーサルがずれるのをケアしています。

 

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さわさきはここでフェイタルオーダーを引きました!征伐の死帝を葬送しない or 幽暗の墓守の結晶をプレイできていれば、少なくともこのターンで地を裂く異形で負ける事はありませんでした。

地を裂く異形の18点パンチでゲームセット! 

 

MURA WIN

 

 

4戦目 きょうま vs カラク

 

追い込まれたレバンガ☆SAPPOROはリーダー、きょうまに全てを託します。

 

 

きょうまは波濤のプレシオサウルスをプレイする前に、聡明のドラゴニュートスカラーで、悲哀の赤竜を2枚手札に生成しました。

ラクリは必要最低限の処理カードで盤面を捌いていきます。

 

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きょうまは6ターン目に悲哀の赤竜を絡めた魔道具専門店で直ちに処理されない、強力な盤面を作ります。手札も相当交換できましたが、残念ながら魔道具専門店に強いラブソングシンガーは引けませんでした。

ラクリは境界の魔導士で全処理。すぐにでもラブソングシンガーを引きたいきょうまは、手札の唯一のサーチ手段である聡明のドラゴニュートをプレイしますが、ここでも引けず。半ばあきらめでカラクリのライフを削ります。

ラクリは満を持して魔道具専門店をプレイ!

 

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しかし手札が繋がらない!ラクリはこのターンで決めきる事ができず。

九死に一生を得たきょうまは、ダークジェイルドラゴン2体で逆転勝利!!延長戦に繋げました!

 

 

きょうま WIN

 

 

5戦目 きょうま vs MURA

 

延長戦は今シーズン無敗の2人の対決!

 

 

きょうまは豪風のリノセウスを2枚ドロー!バウンスカードも多く引き込めた事から、地を裂く異形ではなく豪風のリノセウスのフィニッシュを目指します。

MURAは手札に加えた悲哀の赤竜をプレイするか悩みます。

盤面を押し付けるためにプレイしたいところですが、後半守護として使うために温存します。

 

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きょうまは豪風のリノセウス、機械樹の番人、豪風のリノセウスのプレイではなく、

深謀の獣人でドロー、豪風のリノセウス進化をさせ、フォレストダーク・レオネルで聡明のドラゴニュートスカラーを処理するプレイを選びました。さらに4/1の豪風のリノセウスをそのまま設置。ドローしながら次のターンに豪風のリノセウス進化で顔を削れる攻撃的な選択になりました。聡明のドラゴニュートスカラーの進化を許すか、後半の守護突破で便利なフォレストダーク・レオネルを使ってしまうかの難しい判断でした。

豪風のリノセウスのプレイカウントの早さに驚きを隠せないMURA。急いできょうまのライフを詰めに行きます。《世界》・ゼルガネイアの効果発動圏内ですが、豪風のリノセウスのカウントが進まなければ良いという判断でしょう。

 

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きょうまは3枚目の豪風のリノセウスをドロー!このターンに疾走する豪風のリノセウスを2枚プレイし、MURAのライフを残り5まで詰めます!

あと1回の進化によってPP回復効果が発動する堕落の決意を2枚手札に抱えているので、次ターンには悲哀の赤竜2枚の守護を突破しながら、豪風のリノセウスを走らせる事ができます。きょうま、わずか5ターンで王手をかけました!

見えている豪風のリノセウスで既に負けが確定しているMURAは何としても回復を引かなくてはならないが・・・

 

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2枚目の悲哀の赤竜により、治癒のドラグーンを2枚ドロー!合わせて6点の回復によりリーサルを回避し、さらに盤面のフォロワーで逆リーサルをかけます!

きょうまは返しのターンで削り切れず、盤面も返しきれませんでした。エース・MURAの大活躍で福岡ソフトバンクホークスゲーミングが勝利!!

 

MURA WIN

 

 

終結果 レバンガ☆SAPPORO 2-3 福岡ソフトバンクホークスゲーミング

前節に引き続きMURA選手の2連勝により勝利しました。どの選手も目立ったミスは無く、ただ引き運で苦戦していた印象でした。MURAが出場上限に達した後が心配です。レバンガ☆SAPPOROはさわさきの葬送のミスが痛かった!3連敗という厳しい状況ですが、どこかで挽回してほしい!

 

 

3.GxG vs AXIZ

現在2連勝中で好調の2チームの対戦になります。

 

1戦目 フォレスト vs Rob

 

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フォレストはWを選択できました。先程大暴れした魔道具専門店を2枚pickできました。スペルと土が混在しているため、手札、盤面の管理がより重要になります。

RobはRを選択。強いカードばかりではないので、居合の神髄のドローが重要そう。2枚pickできた《戦車》・オルオーンでダイナミックリタイアもアリ?

 

 

フォレストはRの横展開に強い後攻で2枚の境界の魔導士を手に入れました。Robは先攻3ターン目で残りやすい《戦車》・オルオーンをプレイしますが、エーテルゴーレムで簡単に処理されてしまいました。

Robは5ターン目にストライクナイトをプレイし、オースレスナイトを進化させます。微妙に強い盤面を作ることで、今のうちに境界の魔導士を使わせることを狙っていそうですが、フォレストは冷静に氷雪の魔術師で対処します。

 

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6ターン目のレヴィオンの魔獣使いに合わせるようにフォレストは境界の魔導士を進化させます。さらにペルソナウィザード、グラウンドサークルの効果を活かして5面展開!

Robは商人の財宝の進化権回復により、静寂の元帥を進化させます。強力な進化効果に変わりないですが、間に合うか。

 

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フォレストはここでスウィートマジシャンに最後の進化を使います。魔道具専門店の直接召喚はできなくなるので、完全に盤面で勝つプランに切り替えたようです。

この強い盤面に対して、Robはライフを犠牲にする覚悟で信念の剣閃をプレイ!フォレストはライフを5まで詰めて、アイギスシールド・アテナをプレイ。Robを追い詰めます。

Robはラブソングシンガーと必中の狙撃手・ワルツによって、大紅蓮によるリーサルをケアします。

 

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フォレストは突然の落石で処理を狙いますが、一番当たってほしく無かったスウィートマジシャンに落ちてしまった!!一気に盤面が劣勢になった上に、フィニッシュできる手段が無い厳しい状況に。

追い打ちの森の姫・ミストリナによりRobが勝利!

 

Rob WIN

 

 

2戦目 ちゃみ vs Atom 

 

 

ついにチャレンジ選手のAtomがディスカードDを引っ提げて登場!2連勝と絶好調のちゃみはチームの流れを取り戻したい。

 

 

Atom竜の託宣竜の託宣ドラゴニックコールと凄まじい初期手札。ちゃみは真理の魔鏡で真理の術式を集めます。

後攻4ターン目でAtomは波濤のプレシオサウルスを進化!後続のディスカードも繋がりやすく、堅実にゲームを進められそうです。

 

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Atomは盤面を広げながらディスカードしていきます。聡明のドラゴニュートスカラー進化は、猫耳の魔法使い・キャルの進化処理のケアになっています。ちゃみはリーサルを考えるなら猫耳の魔法使い・キャルをプレイするしかないので、聡明のドラゴニュートスカラーは一旦無視。

進化がきれたちゃみに対して、Atomはここぞとばかりに盤面を広げます。ちゃみはアダマンタイトゴーレムをプレイしますが、この猛攻は防ぎきれず。Atom、圧倒的な勝利で鮮烈なデビュー戦を飾りました!

 

Atom WIN

 

 

 

3戦目 リグゼ vs Rumoi

 

早くも追い詰められたGxGは絶対的エースのリグゼを投入!RumoiとのエイラB vs Eは、ほぼ同じマッチアップである19-20 2nd、11節の激闘を思い出させます。

 

 

リグゼはピラータートルから1枚の聖弓の使い手・クルトを引いてしまったため、後攻4ターン目に清純なる祈り・エイラに進化を使う事ができませんでした。

清純なる祈り・エイラが使われなかった事から、Rumoiは聖弓の使い手・クルトのケアを意識して、喝采の獣使いをプレイ。リグゼは盤面を処理するために、渋々伝道の司祭・ロレーナに進化を使います。

 

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Rumoiは5ターン目に引いた地を裂く異形で顔を詰めます。黄金の鐘が開く前に《世界》・ゼルガネイアを誘い、ドローを溢れさせる事を狙っていそうです。リグゼは温情のラビットヒーラー、聖なるアルミラージ・ジャスティーの融合により過剰ドローを防ぎました。

Rumoiは2枚目の地を裂く異形をプレイ。トップの3枚目でリーサルの可能性もありましたが、ここでもリグゼは《世界》・ゼルガネイアによりリーサルから遠ざけていきます。

 

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Rumoiは《吊るされた男》・ローフラッドをエンハンスでプレイし、盤面を一掃!しかしリグゼも清純なる祈り手・エイラを温存したおかげでエイラの祈祷を消されずに済みました。

Rumoiは《世界》・ゼルガネイアと聖なる守り手・ユカリにより、先に盤面を作ります。リグゼは聖なるアルミラージ・ジャスティーの必殺により《世界》・ゼルガネイアを処理。聖なる守り手・ユカリで盤面と顔を守ります。

Rumoiは聖なる守り手・ユカリにより守られている盤面に対して、聖弓の使い手・クルトを進化させます。聖弓の使い手・クルトの効果は効きませんが、今後も聖なる守り手・ユカリで盤面を守られてしまう事や、次のターン伝道の司祭・ロレーナを使うので進化を残す必要が無い事を考慮していそうです。

 

 

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リグゼはここが勝負所と見定め、溜めていた回復カードを一気に放出して強い盤面を作ります。

Rumoiは勝利のカードまであと1枚なので、このターンを耐えるために伝道の司祭・ロレーナと《世界》・ゼルガネイアのバーンにより処理。

 

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Rumoiはゼルガネイアを出した後にロレーナを進化させる事で、5/5のラビットヒーラーではなく8/9のロレーナを破壊できました。ただトップが光明のプリーストだったので、エイラのバフ8点とラビットヒーラージャスティーの8点でリーサルに届いてしまいました

しかしリグゼの盤面に伝道の司祭・ロレーナが残ってしまったため、聖なるアルミラージ・ジャスティーの疾走と合わせて16点を削り切りました!

 

リグゼ WIN

 

 

4戦目 Riowh vs Gemo

 

今シーズン2連勝中のGemoと、2連敗中のRiowhによるAFNmミラーになります

 

 

Gemoが先にヴァーテクスコロニーを置いた事で、Riowhは一歩展開が遅れてしまう。ただGemo側はドローがあまりできず、手札が細くなっていきます。

先にアブソリュート・モデストを引けたのはRiowh。アーティファクトリメイカーも2枚抱えているため、余裕を持ってターンを過ごせそう。

 

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Gemoは8ターン目でようやくアブソリュート・モデストにたどり着きました。エンハンスでは返しきれないので、手札のパラダイムシフトを全て使っての処理となってしまいました。

Riowhはパラダイムシフトと2枚目のアーティファクトリメイカーをプレイ。少しでも盤面が残ればリーサルが見えますが・・・

 

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Gemoはこの盤面を返すために殺戮を齎す者・イザルエをプレイ!山札が3枚になってしまったため、フィニッシャーである《世界》・ゼルガネイアが直接召喚できない可能性がある!

 

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直接召喚成功!さらにアーティファクトリメイカーからブリッツアーティファクトが出てきた事で、疾走2点+ゼルガネイア4点+ラストワード2点+モデスト7点によりぴったりリーサル!奇跡の噛み合いでGemoの勝利!

 

Gemo WIN 

 

 

終結果 GxG 1-3 AXIZ 

AXIZは3連勝と勢い止まりません!1,4戦目は出目次第では勝敗が大きく変わっていたと思うので、GxG側も気を落とさずに頑張ってほしい!

 

 

4.名古屋OJAベビースター vs NTT-WEST リバレント

古参2チームの対戦。けんぴ選手の活躍がそろそろ見たい!

 

1戦目 さに vs keisuke3

 

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さにはWを選択します。明確なフィニッシュがフューチャービジョンしかないので、自ら盤面を作る必要がありそうです。

keisuke3はまたもEの選択になってしまいました。横展開が強いデッキになりましたが、相手が全体処理が豊富なWというのがとても心配。

 

keisuke3は処理札を使いながら、顔を少しずつ詰めていきます。さにはスウィートディテクティブで進化処理し、境界の魔導士を温存します。

 

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keisuke3はフェアリーを温存していたおかげで、回帰する抱擁・ラティカの効果を両方発動させる事ができました。大型フォロワーの処理が難しいWには非常に強い動きになります。この盤面に対して境界の魔導士を使わせる事ができました。

縦の処理が厳しいさにに対して、keisuke3は5/5のクラッシュインセクトで、再び大型フォロワーを押し付けます。さには渋々断罪者・シルヴィアのアクセラレートで処理します。

返しにkeisuke3はブルームスピリットとフェアリーにより、横並びの盤面を作りました。ポーションウィザードで全処理できる盤面でしたが、さにはフェアリーアサルトのために温存します。

 

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keisuke3はここで地を裂く異形で一気に顔を詰める!しかしフェアリーに進化を使ったので、フューチャービジョンとポーションウィザードとともに全処理されてしまいました。

keisuke3はトップのフェアリーアサルトを使いますが、これもポーションウィザードで返されてしまう。2まで詰めれているのでスピアーエルフを引ければリーサルですが引けず。さにがギリギリまで耐え抜き、勝利!

 

さに WIN

 

 

2戦目 隼人 vs けんぴ

 

名古屋OJAベビースターの隼人は今シーズン初登場。あるじ vs けんぴに次ぐ学力の頂点対決。

 

 

隼人は先攻2ターン目に置いたカーニバルネクロマンサーにより、大量にドロー!デッドメタルスター、征伐の死帝を葬送できました。

けんぴはフューチャービジョン、境界の魔導士などをやりくりして盤面をなんとか処理していきます。

隼人は天覇風神・フェイランの直接召喚に合わせて、モーターグレイブディガーを進化させます。さらにフェイタルオーダーでデッドメタルスターをリアニメイト!次のターンもカーニバルネクロマンサーのエンハンスでデッドメタルスターを走らせる事ができます。

 

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けんぴは直接召喚に合わせて盤面をロックさせます。これにより隼人はリーサルがなくなりました。ここからけんぴは挽回できるか!?

 

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天覇風神・フェイランのバフが2回かかった盤面は返せたものの、リーサル回避までは出来ませんでした。カーニバルネクロマンサーのリアニメイトで出たデッドメタルスターにより、隼人勝利!

 

隼人 WIN

 

 

3戦目 マサヤ vs Surre

 

マサヤはアーティファクトリメイカー不採用の珍しいAFNm。後が無いNTT-WEST リバレントは少し有利なディスカードDで流れを引き戻したい。

 

 

Surreは2ターン目とかなり早い段階で悲哀の赤竜を手札に加えられました。マサヤはアブソリュート・モデストを引けたので、アーティファクトの種類を増やせるヴァーテクスコロニーの結晶をプレイ。

 

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攻撃型ゴーレムを進化させる事で、体力3のフォロワー2体と波濤のプレシオサウルスに強い盤面を作りました。結果的に盤面の聡明のドラゴニュートスカラーを自滅させ、ロボティクスユーザーを残すことができました。

さらに5ターン目にアブソリュート・モデストを進化させ、5/6で残す事ができました。

SurreはNmに強い聡明のドラゴニュートスカラーを2枚プレイ。これにマサヤは浄化の輝き・ミュニエで対処しようとしますが、1体残してしまった。

これを機に攻めていきたいSurreでしたが、なんとディスカードできるカードが手札からなくなってしまった!ほぼパスのようなプレイになってしまいました。

マサヤは盤面を並べながら着実にアーティファクトの種類を増やしていきます。

 

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8ターン目にして天覇風神・フェイランが直接召喚されました。さらにトップの《世界》・ゼルガネイアと合わせて非常に強い盤面を作る事ができました。最後はヴァーテクスコロニーとアブソリュート・モデストのバーンにより削りきりました!名古屋OJAベビースターストレート勝利!

 

マサヤ WIN

 

 

 

4戦目 まっつ vs feg

 

負けてしまったNTT-WEST リバレントは1勝でも持ち帰りたい。fegのエイラBはコントロールVに有利ですが、相手は前節このコントロールVで不利対面を破ったまっつ。

 

 

fegは清純の祈り手・エイラを後攻4ターン目にプレイできました。聖なる守り手・ユカリも引けているので、コントロールVに勝つには十分な手札が集まったと言えるでしょう。まっつもキーカードの一つである背徳の狂獣に進化をきります。

 

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既に盤面が厳しいまっつは堕落の漆黒・アザゼルに進化を使います。fegはこのライフカットに強い森の参謀・ムニャールを走らせます。

 

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どんどんライフを詰められたまっつは回復も間に合わず。最後は疾走連打により、fegが削りきりました。

 

feg WIN

 

 

終結果 名古屋OJAベビースター 3-1 NTT-WEST リバレント

さに勝利、久しぶりの隼人出場、そして絶好調のマサヤのプレイングにより名古屋OJAベビースターはあっさり勝利。NTT-WEST リバレントは序盤では珍しく3連敗と苦戦中。

 

 

 

5.横浜F・マリノス vs au デトネーション

現在と昨シーズンのレギュラーシーズンの成績が真逆の2チームの対戦になります。横浜F・マリノスはここで連敗をストップさせたい。

 

1戦目 しーまん vs cross7224

 

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Wミラーになりました。しーまんは魔道具専門店、フューチャービジョンとフィニッシャーにはそこそこ恵まれたデッキになりました。

対するcross7224はフィニッシャーが潤沢なデッキになりました。

どちらもポーションウィザードが無いので、中盤の盤面のつなぎ方が肝になるか。

 

 

cross7224は符術の門弟により1ターン目から動いていきます。しーまんはエーテルゴーレムを引いた事により、式神・暴鬼は何とか処理できました。

 

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しーまんは境界の魔導士を温存し、極光の天使進化で盤面を処理します。

これに対してcross7224は、インパルスアルケミストから手に入れた真理の魔鏡により、極光の天使を奪って進化処理します。

しーまんはcross7224の盤面に何とか対応するものの、すんなり返されるターンが続きます。

 

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cross7224は盤面のスウィートマジシャンを無視して、エンハンス8のマジカルラットをプレイ。進化権がないため容易には処理されませんが、ここではフューチャービジョンと大紅蓮により処理されてしまいました。しかし9ターン目にゴブリンスクラムをプレイして、10ターン目に直接召喚をしたいと決めているのなら、ゴブリンスクラムで盤面が溢れてしまわないようにわざと処理を疎かにしたのかもしれません。

そして10ターン目には魔道具専門店が開店。アダマンタイトゴーレムとともにえげつない盤面を作ります。しーまんは決死の0ドローのでたらめの接合をプレイしますが、返しのターンで魔道具専門店のバーンによりcross7224が勝利しました。 

 

cross7224 WIN

 

 

2戦目 みずせ vs ミル

 

先程のWのミラーに引き続き、秘術Wミラーとなりました。

 

先攻2ターン目でミルは《愚者》・リンクルをプレイできました。みずせはこれに対応するために真理の魔鏡をプレイしますが、土の印を置けていなかったので、真理の術式を加える事ができませんでした。

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先攻4ターン目、ミルは境界の魔導士と猫の奇術師を無視します。処理札に土を使いたくない、進化前にドローして猫耳の魔法使い・キャルを引きたい、放置しても結局5ターン目に境界の魔導士で返せる等様々な理由が考えられます。

 

 

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ミルはここででたらめな接合を打ち、盤面を処理しながら手札を入れ替えます。ドローした大地の魔女によるさらなるドローにより、猫耳の魔法使いを2枚加える事ができました!

みずせはかなり遅れて《愚者》・リンクルをプレイ。しかしミルは猫耳の魔法使い・キャルを進化させ、5/7で残します。みずせはこの処理に手こずり、攻める事も出来ません。

最後は上限が10まで下がったみずせの体力を猫耳の魔法使い・キャルのユニオンバーストにより消し去りました。

 

ミル WIN

 

 

3戦目 水煮 vs Enju

 

またもミラーマッチ!地獄の異形Eミラーです。

 

 

両者1ターン目で地を裂く異形を入手できました。順調に融合が進めば先攻有利ですが、ニュートラルカードを引くなりして1回でも逃すとその時点で敗北が決定します。

 

そして水煮は2ターン目で早くも《世界》・ゼルガネイアを引いてしまったので、エルフフォロワーを引き続けなくてはいけない。

 

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水煮が最後までエルフフォロワーを引けたので、そのまま勝利。

 

水煮 WIN

 

 

4戦目 あぐのむ vs Spicies

 

最後までミラー!!エイラBミラーになります。

 

 

お互いにピラータートルを引けました。

 

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先攻4ターン目にSpiciesは守護2枚で機械腕の祈り手を守るようなプレイをします。突然大きいフォロワーが生まれるエイラBでは必殺を盤面に残す事は重要になります。さらにピラータートルでピラータートルに当たる事で、5ターン目にエイラの祈祷バフにより2/2フォロワーで上から踏めるようになっています。

以降は清純の祈り手・エイラを踏みあう展開が続きます。

 

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先攻6ターン目、Spiciesは溜めていた回復カードと伝道の司祭・ロレーナにより、突如として強力な盤面を作り上げました。

伝道の司祭・ロレーナの無いあぐのむは当然これを返す事ができません。そのままSpicies勝利。au デトネーション3連勝!

 

Spicies WIN

 

 

終結横浜F・マリノス 1-3 au デトネーション

持ち込み、デッキ選択、そして2Pickのリーダーまでもがミラーの試合でした。ほとんどの試合で選手のプレイングが光るシーンはあったものの、試合の勝敗を決めたのは手札と先攻後攻の差が大きかったように感じました。

 

 

 

 

 

6.感想 

  • ナーフはロイヤルのみでしたが、ここまで環境が変わるとは思いませんでした!全てのクラスがそこそこの力を持っているからこそ、色んなデッキが活躍できるので、プロリーグルールのメタゲームを考えるとかなり面白い環境だと思いました。
  • そもそもナーフ前も環境が固まっていなかったので、ナーフ関係なしに遅れていたデッキの研究が進んだだけというのはありそう。
  • 今節はプレイ一つ一つを見れば面白いシーンはあったものの、引きと相性で決まる試合が多かったと感じてしまいました。特に最終戦の4連ミラーでは強く感じました。もっと面白く観れるように精進します。
  • 環境はかたまりつつあるので、第4節では多くのチームが似たような持ち込みをすると予想されます。ただチームによってはそれを見越した奇抜な持ち込みをするかも。楽しみです。
  • 2Pickでは前節に比べてWがかなり目立っていましたね。多くの中堅クラスが盤面から攻撃する必要があるのに、シルバーブロンズでかなりお手軽に除去札が揃ってしまうのが凶悪ですね。落石で自爆ぐらいしないと負けないのはやばい。
  • 解説者の2人が出しているデッキ相性表、とても助かりました!デッキの持ち込みと選択は、プロリーグを楽しむ上では重要な事なので、これらの理解をより深くする素晴らしい試みだと思います。

 

  • 全然試合関係ないんですけど、今節のきょうま選手の表情が豊かで、なんか楽しかったです(下は一例。危なかった~って感じが凄く伝わってきました)。

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次回の第4節は7/26(日)です!

 

 

 

 

 


 

変なところあったら連絡ください。