RAGE Shadowverse Pro League 観戦レポート

RAGE Shadowverse Pro League 観戦オタクです

【第6節】RAGE Shadowverce Pro League 20-21 season レポート

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

RSPL第6節の観戦レポートです。

前節同様、試合内容、デッキ概要、デッキ選択についてまとめています。

 

 

 

www.openrec.tv


 

 

今節の注目マッチ

  • Rumoi vs Okanishi (4:20:00頃)

 

※注意

  • ほぼ敬称略
  • ただのライトプレーヤーなんでプレイ自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
  • クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。

 

目次

 

1.横浜F・マリノス vs NTT-WEST リバレント

少し遅れを取っている2チームの対戦になります。

 

1戦目 しーまん vs keisuke3

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しーまんはRを選択できました。連携効果が発動しづらい、レヴィオンの探索者の効果が起動しないなど、引き次第では使いづらいバランスの悪いデッキになってしまいました。猛然たる騎士・ゲルト2枚、静寂の元帥2枚引けた事で、早いタイミングで静寂の元帥にアクセスできるのは救いか。

keisuke3はまたWが引けず、Ncを選択。2枚拾えた座敷童で序盤を凌いで、終盤のフィニッシャーで一気に攻めるプランが見えそうです。

 

 

しーまんは序盤に出したいカードが無いため、わがままな呼び出しを2枚使ってしまいましたが、4ターン目に猛然たる騎士・ゲルトにたどり着きました。デッキの指揮官フォロワーは静寂の元帥2枚、君臨する猛虎のみだったため、無事5ターン目に静寂の元帥を手に入れました。

これに対してkeisuke3は座敷童進化で処理。しーまんは堕落の決意で処理できるものの、テンポを大きく失ってしまう事になるため、レヴィオンの探索者をプレイ。keisuke3は探偵の推理をプレイしたため、結局盤面の劣勢は変わりませんでした。

 

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7ターン目にしーまんはライノスナイト・パトリックをドロー!フォックスランサー黄金の首飾り、オネストシーフ、スティールナイトの強い盤面を作りました。

keisuke3は冷静に幽庵の墓守で進化処理。盤面の優勢を継続させたいしーまんは、堕落の決意で幽庵の墓守を突破して顔を詰めていきます。

 

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しーまんは黒豹の偵察者、森の姫・ミストリナでさらに攻めていき、顔も7点まで削りました。

手札がほぼ尽きてしまったため、次のターンにはフィニッシュしたいしーまんですが、keisuke3の《恋人》・ミルティオにより盤面を返されてしまいました。

追い打ちをかけるようにkeisuke3は大妖狐・ギンセツをプレイ!しーまんの盤面を返し切り、そのまま勝利!

 

keisuke3 WIN

 

 

デッキ

 

横浜F・マリノス異形E、進化R、専門店W、ディスカードD、葬送Ncを持ち込みました。 前回のAFNmの枠が、ディスカードDと入れ替わっています。

異形E、専門店W、ディスカードD、葬送Ncは多くのチームが採用しているデッキになります。専門店WはトップTierである異形Eと葬送Ncにはやや不利ですが、それ以外のデッキには安定して勝てるデッキです。

進化Rは苦手な対面が多いものの、冥府Nc、エイラB等ピンポイントに有利。

進化Rで特殊な対面をケアしながら、使いやすい4デッキを中心にデッキ選択を進めていく事になりそうです。

 

NTT-WEST リバレントはコントロールE、専門店W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmを持ち込みました。前節の異形Eが、コントロールEに変更されています。

異形EからコントロールEに変更された事で、有利不利が大きく弱体化してしまっています。下振れた時の弱さ、地を裂く異形のケアされやすさ等、デッキ選択よりも一試合単位での活躍を期待して採用していると考えられます。

5デッキ全体で見ると、想定しているはずの異形E、葬送Ncに弱いのがかなり致命的。ディスカードD、AFNmは良くも悪くも無難なデッキではあるため、有利な状況が作れないのが厳しい。横浜F・マリノスの持ち込みには異形Eが通りやすいため、結果的には異形E採用が正しかったように見えてしまいます。 

 

2Pickで敗北してしまった横浜F・マリノスでしたが、異形E、専門店W、葬送Ncが出しやすいため、そこまで劣勢では無さそう。

NTT-WEST リバレントは点数差を活かして無難なデッキ選択を進めていき、有利マッチを踏んだタイミングで確実に勝つ事を目指していきたい。

 

 

2戦目 水煮 vs Surre

NTT-WEST リバレントは無難な葬送Ncを選択。ここで確実にもう1勝取っておきたい。

横浜F・マリノスは早期に進化Rを切り捨て、4デッキで戦う事を決めました。NTT-WEST リバレントがディスカードD、葬送Ncを選択すると予想し、ディスカードDを選択しました。

ディスカードDが僅かに有利ではありますが、どちらかというと先攻有利マッチ。

 

 

Surreは先攻を引けましたが、マリガンで王墓の骸を返しました。手札補充よりも、盤面の強さと、波濤のプレシオサウルスを簡単に返せる幽庵の墓守を重視していそうです。幽庵の墓守が引けたため、2ターン目に設置し、葬送を進めていきます。

水煮は竜の託宣、ドラゴニックレイジをプレイし、後攻4ターン目には波濤のプレシオサウルスを進化させる事ができました。

 

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Surreは結晶から出てきた幽庵の墓守を進化させ、波濤のプレシオサウルスを処理。盤面では優勢ですが、手札が細いため、長いゲームはできない状況。余ったPPで幽庵の墓守の結晶、デッドメタルスターのアクセラレートをプレイしました。

 

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水煮は聡明のドラゴニュートスカラー進化で冷静に盤面を処理。Surreはアクセラレートで埋めたデッドメタルスターを引いてしまい、完全に攻め手が無くなってしまいました。

水煮はかなり余裕が生まれたため、大逆のドラゴサモナーをプレイして憤怒の碧竜を手札に加えます。Surreは手札を使い切って盤面を作りますが、これもあっさり返されてしまいました。

最後まで盤面を返し続けた水煮が勝利!

 

水煮 WIN

 

 

3戦目 みずせ vs けんぴ

横浜F・マリノスは残しておいた異形E、葬送Ncがかなり通りやすい状況。異形Eから選択しました。

対するNTT-WEST リバレントは強いデッキを使って敗北してしまったため、厳しい状況になってしまいました。ここで葬送NcにディスカードDを当てて勝てれば、横浜F・マリノスの残った異形E、専門店Wにまあまあ戦えるAFNmを使えるため、ディスカードDを選択。

結果的に横浜F・マリノスが異形Eで当て勝つ事ができました。ディスカードD側は大逆のドラゴサモナーを駆使して盤面での勝利を目指していきたい。

 

 

みずせは初手で地を裂く異形をキープ出来ました!順調に融合を進めていきます。

けんぴは大逆のドラゴサモナーを2枚引けたものの、すぐにディスカードできそうにないため、6ターン目前に悲哀の赤竜を2枚並べる事は難しそうです。

 

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みずせは治癒のドラグーンを無視しました。手札のフォレストダーク・レオネルで無理やり処理できますが、融合できるカードを残し、頂きの闘技場を直接召喚させる事で、6ターン目に確実にリーサルを決める事を目指しています。けんぴは波濤のプレシオサウルスをプレイ。

 

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6ターン目には大逆のドラゴサモナーと悲哀の赤竜の守護を2枚立てました。このターンでのリーサルは防げましたが、みずせは喝采の獣使いをドロー。フォレストダーク・レオネルと合わせて全処理しました。

けんぴは当然守護連続で立てる事はできず。みずせが20点OTKで勝利しました!

 

みずせ WIN

 

 

4戦目 あぐのむ vs feg

横浜F・マリノスはどの対面でも有利な葬送Ncを使えばほぼ勝てる状況ですが、万が一負けた場合に5戦目が専門店Wミラーになってしまいます。これを避けるために4戦目は専門店Wを選択しました。

NTT-WEST リバレントはコントロールEを選択。葬送Ncを無理やり突破したかったようですが、一番不利なデッキを当てられてしまいました。

 

 

あぐのむは魔道具専門店が引けたため、0コストカードを集めながらゲームを進めていきます。

feg豪風のリノセウスは引けたものの、対空射撃が使えないため、カウントが全く進みません。魔道具専門店前にマドロスエルフで盤面を作る事もできましたが、あくまで豪風のリノセウスのカウントを優先させたプレイを続けます。

 

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7ターン目に魔道具専門店を着地させ、無事勝利!

 

あぐのむ WIN

 

 

終結横浜F・マリノス 3-1 NTT-WEST リバレント

横浜F・マリノスは2Pickを落としたものの、ローテーションで3連勝。NTT-WEST リバレントは異形Eが無かった事で、デッキ選択が不利になってしまい、不利デッキを当て続けられた事が敗因かと思われます。

 

 

2.レバンガ☆SAPPORO vs au デトネーション

現在1位のau デトネーションと最下位のレバンガ☆SAPPOROの対戦になります。

 

1戦目 真春 vs cross7224

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真春はWを選択できました。ポーションウィザード3枚、魔導の君臨者2枚により進化権を温存しながら、魔道具専門店に繋げるプランが通りやすいデッキになりました。

cross7224は厳しいVの選択になりました。復讐で効果を発揮するデッキが多いため、自傷カードで積極的にライフを削っていく戦い方になりそうです。

 

 

cross7224は自ら復讐状態に入るために、 ひたすら顔で受けるプレイを続けます。真春はリソースを吐きすぎないように、静寂の実験室をパイロエレメントソーサラーで返しながら緩い展開を継続させます。

 

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真春が復讐ケアをした事で、cross7224は燃え盛る抵抗を使えません。このターンはサードニックデーモンをプレイしたため、ここでも復讐に入れず。

6ターン目に邪悪なる契りによる自傷で、ようやく復讐に入れました。今まで手札に貯めていた燃え盛る抵抗をプレイしていきます。

真春も今まで控えめなプレイを続けていた事もあり、盤面を維持しながら手札と進化権を温存できています。

 

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真春はマジカルラットをエンハンスでプレイ。燃え盛る抵抗で処理されてしまいますが、盤面を作らないと次ターンの魔道具専門店にゴブリンスクラム合わせられて、リソースを無駄に使う事になります。

 

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cross7224は燃え盛る抵抗であと8点まで追い詰めました。しかし10ターン目を迎えた真春が今まで貯めていたカードを次々とプレイしていき、一気にcross7224の体力を削りきりました!

 

真春 WIN

 

 

デッキ

 

レバンガ☆SAPPOROは異形E、秘術W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmで、au デトネーションは異形E、専門店W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmウィッチのみ異なる持ち込みになっています。

秘術Wは異形Eに強いのが特徴ですが、専門店Wに比べると不利なマッチが多いため、若干au デトネーションの持ち込みが優勢か。とはいえ2Pickのアドバンテージが重要になりそうです。

また両チーム前節と持ち込みデッキは同じなので、お互いに想定通りの試合運びができそうです。

 

 

2戦目 さわさき vs ミル

レバンガ☆SAPPOROは通りの良い異形Eを選択。

au デトネーションは、相手の投げやすいデッキが多いように見えているため、どのデッキにも戦える葬送Ncを選択。唯一不利だと考えている秘術Wも有利不利がはっきりしている事から終盤まで温存されると予想しています。

お互いに強いデッキを消費する事になりました。さわさきは今節で初勝利なるか。

 

 

さわさきは先攻で地を裂く異形をキープ出来ました。ミルはデッドメタルスターから幽庵の墓守を出せるようにしたいため、この2枚を葬送しました。

フェイタルオーダーを引くため、ミルは王墓の骸をイグジストソード・ギルトで破壊し、デッキを回転させますが、引けず。

 

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さわさきは毎ターン融合できたため、6ターンにはリーサルが見えています。《世界》・ゼルガネイアが盤面に残っているため、フェイタルオーダーを出されても守護を突破する事ができます。

そのまま地を裂く異形の20点OTKで、さわさき初勝利!

 

さわさき WIN

 

 

 

3戦目 Tatsuno vs Enju

レバンガ☆SAPPOROは相手が異形Eか専門店Wを出してくると予想。この2デッキに五分以上で戦える葬送Ncを選択しました。

au デトネーションは専門店Wを使い、ディスカードD、AFNmを残しました。

 

 

Enjuはでたらめな接合をプレイし、盤面と手札を整えます。Tatsunoはフォロワーを小出しにしながら後の展開の準備を進めます。

 

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そして5ターン目に《恋人》・ミルティオをプレイ。幽庵の墓守のカウントをずらしているため、全処理されても次ターンに再度展開できます。

Enjuは土の印が引けていないため、境界の魔導士では全処理できません。次ターンの処理のため、覇食帝の調理で《恋人》・ミルティオのみ処理しました。

顔を詰めていくTatsunoに対して、Enjuは境界の魔導士でギリギリ対処します。

 

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Tatsunoは王墓の骸エンハンスで顔を詰めていきます。王墓の骸をイグジストソード・ギルトで破壊しなかったため、盤面ロックされる可能性もありました。

Enjuは疾走無い読みで、魔道具専門店をポン置きし、疑似ロック。

回復されなかったため、盤面のフォロワーとレジェンダリースケルトンにより、Tatsuno勝利!レバンガ☆SAPPORO今シーズン初勝利です!

 

Tatsuno WIN

 

 

4戦目 きょうま vs Spicies

最後はAFNmミラーになりました。au デトネーションは一勝でも持ち帰りたい。

 

 

お互いにヴァーテクスコロニーを引け、ゴーレムを手札に加えていきます。先攻で先に攻撃型ゴーレムをプレイできているSpiciesが有利か。

きょうまは4ターン目に2面処理するためにアブソリュート・モデストではなく、攻撃型ゴーレムとロボティクスユーザーをプレイしました。

先にアブソリュート・モデストに進化を使えたのはSpicies。きょうまはこの上からアブソリュート・モデストを進化させてトレードする事になりました。

 

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Spiciesは守護裏に強いアイアンスティンガーを隠します。きょうまは夢の使者・アメスのバフを活かしてなんとか盤面を処理しますが、アーティファクトリメイカーをプレイされ、完全に盤面を取られてしまいました。

 

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きょうまは《世界》・ゼルガネイアをプレイし、回復しながら盤面を処理しますが、Spiciesは2枚目のアーティファクトリメイカーをプレイし、さらに体力を詰めていきます。

最後はレディアンアーティファクトの疾走とともに体力を削りきりました!

 

Spicies WIN 

 

 

終結果 レバンガ☆SAPPORO 3-1 au デトネーション

レバンガ☆SAPPOROは2018 1stに並ぶ絶不調のスタートでしたが、なんとか連敗を脱却する事ができました。反対にau デトネーションの連勝はストップしました。

 

 

3.AXIZ vs 名古屋OJAベビースター

 

前節敗北してしまったものの、未だ衰え知らずのAXIZ。対する名古屋OJAベビースターはついにOkanishiを投入!

 

1戦目 Rob vs さに

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Robは厳しいVの選択になりました。復讐で顔を削るカードを多くpickできました。序盤の安定感が無いため、体力を調整しながら後半まで繋げるシビアなプレイが要求されます。

さにはRを選択。ヴィオンの魔獣使いにより、天覇風神・フェイラン、オネストシーフの効果を発動しやすい、構築さながらの動きができるデッキになりました。

 

 

さにはマリガンで君臨する猛虎をキープしました。自分から体力を削る事が多いVに対しては是が非でも欲しいカードとなっています。

Robは銀矢の狩人を1ターン目からプレイできたものの、2パスしてしまい、都合よくトレードされてしまいました。

5ターン目に背徳の狂獣を進化させます。孤高の悪鬼のドロー効果で盤面を取り返していきたい。

 

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さには6ターンで一番来られたら困る、魔獣の女帝・ネレイアのケアのために、スラッシュアサシンのエンハンスをプレイしました。

Robは予定通り孤高の悪鬼をプレイ。さにはドロー効果を発動させないように、レヴィオンの魔獣使いにより自滅できない盤面を作りました。

進化処理されなかったため、Robはヴァンパイアスレイヤー・ルシウス進化により、一気に盤面を優勢にします。

 

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さには次ターンの天覇風神・フェイランの直接召喚、君臨する猛虎によるリーサルを見据えて体力を詰めていきます!

Robは盤面処理のためにプレイしたマリスバウンサー・バルトの1点自傷で、リーサルラインに入ってしまいました。

天覇風神・フェイラン、君臨する猛虎でさにの勝利!RobはVの時点でどうしようもなかったか。

 

さに WIN

 

 

デッキ

 

AXIZは異形E、秘術W、ディスカードD、葬送Nc、コントロールVを持ち込みました。

異形Eに強い秘術W、ディスカードD、葬送Ncに強いコントロールVにより、全対面不利なマッチを無くしています。今までのAXIZの持ち込みの中でも隙の無い5デッキになっています。

 

対する名古屋OJAベビースター異形E、専門店W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmを持ち込みました。

専門店W採用により異形Eにガードが下がっている所を、AFNmでカバーしています。

また前節に比べると、独特なデッキ調整が無くなり、綺麗なリストになっています。

 

持ち込みだけならAXIZが一歩リードしているように見えますが、有利不利がややはっきりしている分、デッキ選択で読まれやすくなる可能性もあります。

 

 

2戦目 Gemo vs 和真

名古屋OJAベビースターはAXIZ側が異形Eを出すと予想。唯一戦いやすいAFNmは後半の選択肢を増やすために、温存したいようです。言及はされていませんが、使わなさそうなデッキを消化するためにディスカードDを選択しました。

AXIZはAFNmを出されないうちに使っておきたいため、異形Eを選択

 

 

Gemoは地を裂く異形を3ターン目で引く事ができました。和真は竜の託宣、治癒のドラグーンで顔を守ります。

 

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Gemoは頂きの闘技場を直接召喚させます。和真はこれを利用して聡明のドラゴニュートスカラーを4/4で残しました。

Gemoは2面処理できないため、1枚目の喝采の獣使いをプレイし、突進で処理。

和真は波濤のプレシオサウルスをプレイし、喝采の獣使いの2点が刺さりづらい3体のフォロワーで攻め続けます。Gemoは《世界》・ゼルガネイアをプレイし、回復しますが・・・

 

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頂きの闘技場を利用して、ダークジェイルドラゴンの疾走とディスカードによりGemoの体力を削りきりました!

 

和真 WIN

 

 

3戦目 Rumoi vs Okanishi

AXIZは秘術Wを異形Eに、ディスカードDを葬送Ncに、葬送Ncを専門店Wに当てる必要があるという厳しい状況になりました。読みあいが無いため、割り切って秘術Wを選択しました。

名古屋OJAベビースターは現時点でどのデッキを投げても今後に影響が出ないため、異形Eを選択しました。

結果的に再びAXIZが当て勝ち出来ました。

 

 

Okanishiは地を裂く異形が引けないため、ドローを進めていきます。

対するRumoiは《愚者》・リンクル、猫耳の魔法使い・キャルを引きに行くために、禁約の黒魔術師の結晶をプレイしました。

 

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Okanishiは頂きの闘技場を直接召喚させます。盤面にフォロワーが並ばなかったため、Rumoiはやる事がありません。

そして5ターン目には深謀の獣人を潜伏させます。真理の術式で顔を詰められたため《世界》・ゼルガネイアをプレイし、秘術Wに強い体力4以上のフォロワーを2枚並べる事ができました。

 

Rumoiは6ターン目でようやく《愚者》・リンクルを引けたため、剥落の暴圧をプレイしながら、でたらめな接合で盤面を処理しました。しかし猫耳の魔法使い・キャルは一向に引けません。

Okanishiは地を裂く異形が引けたため、スピアーエルフで顔を詰めながらフィニッシュに近づいていきます。

 

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アダマンタイトゴーレムで盤面を作る事もできそうですが、勝ち筋を探すために大地の魔女をプレイし、1枚目の猫耳の魔法使い・キャルにたどり着きました!3枚目の禁約の黒魔術師をプレイしましたが、魔女の大釜は手札に残しています。

Okanishiは喝采の獣使い、スピアーエルフで顔を詰めていきます。

 

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トップで猫耳の魔法使い・キャルをドロー!本来ユニオンバーストだけでは2点足りませんが、魔女の大釜を温存しておいたお陰でリーサルになります!先を読んだ素晴らしいプレイにより、Rumoi勝利!

 

Rumoi WIN

 

 

4戦目 Chino vs マサヤ

AXIZは相手視点で投げやすい専門店Wに有利な、葬送Ncを選択。名古屋OJAベビースターは葬送Ncを貫通するつもりで専門店Wを選択しました。

 

 

マサヤはでたらめな接合でデッキを回転させます。Chinoは境界の魔導士で一度に処理されないように、幽庵の墓守のカウントダウンをずらしてプレイします。

Chinoは1枚目の幽庵の墓守で進化処理。しかしマサヤの覇食帝の調理であっさり取られてしまいました。

 

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Chinoは《恋人》・ミルティオで一気に盤面を展開させます。しかしマサヤは天覇風神・フェイランの直接召喚を利用し、疑似ロックしました。AXIZの葬送Ncにはイグジストソード・ギルトが1枚しか無いため、解除するのは至難の業です。

そしてマサヤは、7ターン目に魔道具専門店を設置し、盤面を全て返し切りました。

 

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Chinoはカーニバルネクロマンサーをプレイしますが、後1点が届かず。

ライフで受け続け、勝ち筋を逃さなかったマサヤの勝利!

 

マサヤ WIN

 

 

終結果 AXIZ 1-3 名古屋OJAベビースター

名古屋OJAベビースターは、不利対面を捲りまくって快勝!AXIZはプレイもデッキ選択も悪くなかったので、次節に期待したいです。

 

 

 

4.福岡ソフトバンクホークスゲーミング vs GxG 

4戦目は勝ち点3で並んでいる2チームになりました。ここで勝利し、上位争いに食い込んでいきたいところ。

 

1戦目 バーサ vs フォレストf:id:namabeerSV:20200822174332p:plainf:id:namabeerSV:20200822174338p:plainf:id:namabeerSV:20200822174344p:plainf:id:namabeerSV:20200822174351p:plain


Ncミラーになりました。

バーサのデッキは不純物が多いものの、フィニッシュで優秀な酒吞童子がpick出来ました。バーサは以前酒吞童子を引けなかったので、今回は引いてほしいものです。

フォレストは《世界》・ゼルガネイアでフィニッシュしたいデッキになりました。3枚pickした幽魂の棺の活躍にも注目したい。

 

 

 

バーサは初手で酒吞童子を引けました!フォレストは座敷童に強い3/3のフォロワー並べていきます。

バーサは4ターン目に、酒吞童子ではなく、場残りが強い座敷童を進化させます。フォレストは覇食帝の調理で処理できますが、テンポを重視してロンリネスゴーストをプレイ。

これに対してバーサは深淵の誘いで処理。フォレストはくっつきが悪いため、座敷童を放置し続けます。

 

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バーサは獣の霊媒師が入った幽魂の棺を、神話の剣で処理!フォレストは神話の剣により、盤面で勝てなくなってしまったので、冥界への霊道で顔を詰めにいきます。

 

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バーサも温めていた酒吞童子を進化!フォレストは勝ち筋を見るために盤面を無視して顔を詰めていきますが、バーサの雪女によりゲームセット!

 

バーサ WIN

 

 

デッキ

 

 

両チーム異形E、ディスカードD、葬送Nc、コントロールVを持ち込みました。また福岡ソフトバンクホークスゲーミングは専門店W、 GxGは秘術Wをそれぞれ採用しています。

福岡ソフトバンクホークスゲーミング視点ではGxGの異形Eを止めるデッキが無いため、少し不利か。ただそれよりも2Pickの1勝分が重く響きそうです。

 

 

2戦目 MURA vs ちゃみ

GxGは冥府Ncが来ると予想し、通りが良いと判断した秘術Wを選択

ただこれには福岡ソフトバンクホークスゲーミングはディスカードDを合わせる事が出来ました。しかしGxGの秘術Wにはラブソングシンガーが3枚採用されているため、明確に有利なマッチとは言えなさそうです。

 

 

ちゃみは岩石のアンキロサウルスを真理の魔鏡で奪い、ドローを進めます。MURAはPPブーストカードを引くために、無理やり蛇竜の契りをプレイしますが、引けず。

ちゃみは境界の魔導士に進化を切り、盤面を作れました。これに対してMURAは波濤のプレシオサウルスに進化を切れないため、放置してしまいました。

 

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ちゃみはラブソングシンガーを再びプレイ!波濤のプレシオサウルスのバーンを完全にシャットアウトしています。

MURAは盤面を返せません。ちゃみはさらに猫耳の魔法使い・キャルをプレイし、MURAを追い詰めます。

 

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MURAは聡明のドラゴニュートスカラーからドローを繋ぎ、なんとか盤面を作れました。しかしちゃみの2枚目の猫耳の魔法使い・キャル進化でまたも全処理されてしまいました。

《世界》・ゼルガネイアで回復しましたが、猫耳の魔法使い・キャル3枚目でちゃみ勝利!

 

ちゃみ WIN

 

 

3戦目 カラクリ vs リグゼ

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは、GxG側が異形Eが出しやすいと考え、五分寄りのコントロールVを選択。GxGはそのまま異形Eを選択しました。

 

 

ラクリは後攻でしっかり背徳の狂獣を引けています。

リグゼは4ターン目に地を裂く異形を引けました。スピアーエルフで盤面を処理しながら、顔を詰めます。

 

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背徳の狂獣を進化させたいものの、今のうちに回復しておきたいため、魅惑の教鞭・イオに進化をきりました。

リグゼは背徳の狂獣進化されないように導きの巫女・コッコロを進化させて処理します。しかし勝ち筋の一つである《吊るされた男》・ローフラッドを融合させてしまいました。デッキには1枚しかないので、顔を削るプランが断たれると、勝ち筋が無くなってしまいます。

ラクリは手札の背徳の狂獣を進化させ、顔を削っていきます。これに対してリグゼは喝采の獣使いをプレイ。頂きの闘技場が無いため、進化をきって処理しました。

 

ラクリは満を持して魔獣の女帝・ネレイアをプレイ。リグゼは唯一の勝ち筋である地を裂く異形を、魔獣の女帝・ネレイアの処理に使ってしまいました。

 

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負け筋が無くなったカラクリは、手札に打点を集めていきます。

ワンダーコックから打点が繋がり、9ターン目でラクリの勝利!

 

ラクリ WIN

 

 

4戦目 NISE vs Riowh

有利、五分、不利のあるデッキが3つずつ残ったため、ほぼじゃんけんになりました。GxGがディスカードD福岡ソフトバンクホークスゲーミングは冥府Ncとなったため、僅かにGxGが有利か。

 

 

RiowhはPPブーストカードを2枚引けたので、4ターン目に波濤のプレシオサウルスを進化させます。

 

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NISEはキープした幽庵の墓守を2ターン目に置いていたため、盤面を返しながら《恋人》・ミルティオをプレイ。

圧倒的な盤面でしたが、Riowhはドラゴニックレイジを幽庵の墓守に当てる事が出来ました。そして次ターンには完全に盤面を返しました。

NISEは顔を詰める札が引けない上に、盤面も返せません。

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最後は金剛のパキケファロサウルスで守護を貫通しながら削りきりました!Riowh今シーズン初勝利!!

 

Riowh WIN

 

 

5戦目 MURA vs Riowh

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは珍しくMURAに専門店Wを握らせました。GxGは専門店Wにまだ戦える葬送Ncを選択しました。

 

 

Riowhはカーニバルネクロマンサーをプレイし、葬送でドローを進めていきます。しかし《恋人》・ミルティオが引けず、盤面が作れそうにないため、4ターン目にフェイタルオーダーをプレイし、征伐の死帝を場に出しました。MURAは覇食帝の調理で、リッチのみを処理しました。

 

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Riowhは攻め手が無いため、フェイタルオーダーをプレイしながら、征伐の死帝から出てきたリッチに進化を切ります。しかしこれも境界の魔導士進化で処理されてしまいました。

魔道具専門店を置かれる前に盤面を作りたかったRiowhでしたが、《恋人》・ミルティオが遅れてしまい、何もできませんでした。

 

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MURAは貯めこんでいたカードを吐き出し、削りきりました!エース、MURAにより福岡ソフトバンクホークスゲーミング勝利!!

 

MURA WIN

 

 

終結福岡ソフトバンクホークスゲーミング 3-2 GxG

福岡ソフトバンクホークスゲーミングはまたも延長戦まで持ち込んで、勝利しました。GxGはRiowhが初勝利したものの、不動のエース、リグゼの敗北が痛かった。

 

 

5.感想 

  • 3節から今節まで、同じ環境が続きましたが、最終的には「異形E」「ウィッチ2種」「ディスカードD」「葬送Nc」がほぼ必須枠に落ち着きました。「専門店W」「秘術W」はお互いに見ているデッキが違うため、結局採用が偏る事はありませんでした。
  • アディショナル、ナーフにより、今節でこの環境が最後になりました。異形E、専門店W、葬送Ncがヘイトを買って、評判が悪かったようですが、メタゲームの動きを見るのは楽しかったです

 

次回の第7節は8/23(日)です。もう終わりますが。

 

 

 

 


 

変なところあったら連絡ください。