RAGE Shadowverse Pro League 観戦レポート

RAGE Shadowverse Pro League 観戦オタクです

RAGE Shadowverse Pro League 2018 1st seasonとは

早いもので「RAGE Shadowverse Pro League(以下RSPL)」も発足から5年が経ち、気が付けば名称も「RAGE Shadowverse Pro Tour(以下RSPT)」に改まりました。そして現在、23-24 season に向けて各チームが新ロースターの発表を始めています。

 

 

いやそれにしても、あのrikkaがついにプロ選手、、、開幕当初から視聴し続けている私としては、大型新人の参入が発表されるたび「この選手がプロになるなんて、あの頃には夢にも思わなかった」となるわけです。

 

 

あの頃というのはですね、

 

 

 

 

 

 

 

RSPL開幕シーズン、2018 1st seasonです。

今回は2018 1st seasonとはどういうシーズンだったのか、RSPTルールに移行した現在の視点などを交えながら語っていこうと思います。つまりは昔話をさせてくださいという事です。90%自己満足。

 

 

 

 

概要

2018年5月、RAGE Shadowverse Pro Leagueが開幕。au デトネーション、名古屋OJAベビースター、よしもとLibalent、レバンガ☆SAPPOROの4チームが集まりました。レギュラーシーズン優勝の座を巡り全12節に及ぶ熾烈な戦いが繰り広げられました。

 

rage-esports.jp

2018 1st の特色

2018 1stを語る上では外せない要素を乱雑に書いていきます。

現在のRSPTとの違いをイメージして頂くため、まずはルールから説明させてください。現在のルールと異なる点を見ていきましょう。

公式HPより

 

対戦形式

記憶に新しいですが、RSPTで個人戦の総当たりルールになるまでは、チーム戦の形が取られていました。個人戦には個人戦の良さがあると思いますが、やはり「チームを応援する」となると過去ルールに軍配が上がりますね。1戦1戦がチームの勝敗に繋がるヒリついた雰囲気、勝利チームがチームメンバーと喜びを分かち合う姿が拝めるのはチーム戦ならではだと思います。

控室インタビューがあったのもこの頃

補足ですが、2018 1st から2019 1stまではBO3ルールで構築戦が行われていました。BO3、という点では現在と同じですが、2人が被り無しの2デッキずつを持つ、つまり4クラス分のデッキを用意する必要がありました。環境デッキの数問わずデッキを4つ揃えなくてはいけないので、競技シーンでは使わないデッキにも目を向ける必要がありました。持ち込み方はデッキ相性や選手の好みで決まりましたが、どんなデッキでも使いこなすミル選手のような選手は、全試合起用されるほど重宝されていました。

幻のアンリミテッド

実はRSPLにもアンリミテッドフォーマットが採用されていた時代があったんですね。名古屋OJAベビースターのえすぴー選手のようなアンリミテッド担当選手を配置する戦略も取られましたが、多くのチームは構築選手が兼任する形を取っていました。普段からローテーションをプレイする構築選手にとっては大きな負担だった事は、当時のスケジュールを見れば容易に想像できます。

ご覧の通り、第5節と第6節、第9節と第10節はローテーションとアンリミテッドが連日続く非常に過酷なスケジュールとなっていたんですね。ただでさえ慣れていないフォーマットになるわけですから、満足のいかないプレイになるのもしょうがないですね。

 

 

 

しょうがないですね。

 

残念ながらアンリミテッドが行われたのは2018 2nd まででした。アンリミテッドが無くなってしまった要因として、以下の事があげられます(ここから長いです)。

結局のところ、今ほどアンリミテッドとローテーションに差異が無かった事に尽きると思われます。アンリミテッドとローテーションが分かれたのは第7弾カードパックである「時空転生(CGS)」からで、RSPLが始まったのはその次の弾である「起源の光、終焉の闇(DBN)」。ローテーションとアンリミテッドに別れてから、まだまだ日が浅かった。

例えばSFL産のギガントキマイラが入った超越Wや、ローテーションでの活躍に乏しかったニュートラルEはまだまだ良い方。DBNのミッドレンジRやBOSの天狐B等はもはやローテーションの上位互換のようなデッキ構成でした。最もアンリミテッドらしいデッキだった旧ケリドウェンを用いたリアニメイトNcも、「蒼空の騎士(BOS)」追加の際にナーフされてしまいます。

無限にPPを回復するAFNm、2、3ターン目から直接召喚が始まるヴァンパイア、4ターン目には8、9コスト相当のフォロワーが並ぶ骸Ncのようなトンデモデッキは無かったのです。

第4節、第5節にて、さわさき選手が使用したミッドレンジロイヤル。どちらがローテーションでどちらがアンリミテッドか分かりますか?

アンリミテッド担当選手は、2018 1stではえすぴー選手、2018 2ndではAXIZのBO-IN選手のみ。残念ながらアンリミテッドで結果を残したのはローテーションでも活躍した選手でしたし、最終的には彼ら自身もローテーションに出場するようになりました。一方2Pickではさに選手の活躍により、各チームに2Pick担当選手が1人ずつ配属されていく訳ですが、アンリミテッドはこれがありませんでした。

つまり、ゲームの内容にしても、出場する選手にしても、当時のアンリミテッドがなんとなくローテーションの延長線上で、上手く差別化出来なかった事が大きな要因だと思います。これに加えて過酷なスケジュールによる構築選手の負担等もろもろを加味しての、アンリミテッド打ち切りだったのだと考えられます。

 

2Pick(トゥーピック)の申し子、さに

2Pickのお話が出たので、続いては2Pickについて。

RSPL開幕時点では2Pick担当選手は名古屋OJAベビースターのさに選手、よしもとLibarentのkeisuke3選手のみでした。そのkeisuke3選手もShadowverseを始めて間もない事もあり、2Pickを専門としてきたプレイヤーは実質さに選手のみという状態でした。案の定さに選手はシーズン前半勝率トップで駆け抜け、チームの勝利にも大きく貢献しました。彼の真摯な2Pickに対する姿勢やゲーム内容はコメント欄でも絶賛され、2Pickの魅力は多くの視聴者に伝わりました。

これを受けてau デトネーション、レバンガ☆SAPPOROも急遽2Pick選手を用意する事態に。AXIZや横浜F・マリノスのような新規チームも同様に、2Pick担当選手をはじめから採用した状態で参入するようになりました。

結果的にさに選手の活躍は、2Pickの布教や、チームへの貢献に留まらず、他チームの選手構成や、アマチュア2Pickプレイヤーのプロ転向等、RSPLの成長に多大な影響を与えました。

もし、さに選手がRSPLに参入していなかったら?

残る2Pick担当選手はkeisuke3選手のみ。彼のあまりの運の悪さが災いして、2Pickの面白さは視聴者に伝わらないでしょう。レバンガ逆転の立役者である真春選手も、2018 2ndで猛威を奮ったcross7224選手も、2Pickに転向する事は無かったかもしれません。アンリミテッド同様に、そもそも2PickそのものがRSPLから無くなっていたかも、、、

考えればキリが無いですが、さに選手がRSPLに与えた影響はそれだけ大きいものであったと個人的には考えています。

 

verdy.club

さに選手ご自身が執筆した、eつくの記事も合わせてご覧ください。

 

ドラマチックなVTRとレバンガの逆転劇

2018 1stの最大の特徴は、試合以外の数々の演出・映像ではないでしょうか。

 

山口慧さんや女性声優による「控室インタビュー」や、

 

プロ選手の裏の顔に迫る貴重映像「Shadowverse profile」、

 

試合前に解説のkuroebiさんがマッチアップの解説をする「kroebi’s EYE」

 

事実無根のレーダーチャートを載せた「PLAYER STATUS」などなど。

 

 

中でも前節の模様をダイジェスト形式で振り返る、「前節のハイライト」は数々の名シーンを産みました。リーグに臨む選手の素顔や選手同士のやり取りを毎節見る事ができたのは、このシーズンならではでした。

Shadowverseのプロリーグが初の試みという事もあり、プロリーグの精神性、チームやプロ選手の魅力を視聴者に伝えるために、多くの時間を割く必要があったのだと思われます。幸いチームは4つしかない上、配信時間も現在とほぼ変わらず7~8時間ほどでしたので十分な時間がありました。

これらの演出とうまく噛み合ったのが、レバンガ☆SAPPOROの逆転劇。裏で練習している様子や、勝利の喜びを分かち合い、徐々にチームの雰囲気が盛り上がっていく様子が配信のたびに取り上げられていました。この逆転劇のおかげで当時レバンガ☆SAPPOROファンになった方も多いと思われますが、チームの様子や毎節の振り返りが放送されていたのもファン獲得に一役買っていたのではないでしょうか。

これらに該当する演出は、時代とともに徐々に減っていきました。新型コロナウィルスの流行により、試合外の収録が難しくなっているのが大きな原因でしょう。チーム数が増えた今、時間の確保や、制作コストなど様々な壁があるのも事実だと思います。

この記事を書くにあたって2018 1stのアーカイブを見返していたのですが、配信自体が面白くて全然作業に身が入りませんでした。

 

 

おもしろムービーを作る必要は無いでしょうが、在籍チームや選手の魅力が伝わってくるような配信を続けてほしいと切に願っております。

 

 

プレイミス

今と比べてプレイミスが特に多かったですね。当時の視聴者は、プロのプレイを見て勉強するというより、試合を見守るという感覚に近かったと思います。コメント欄もプレイの指摘に溢れていましたね。内容的にはあまり掘り下げたくないのですが、RSPLの歴史の中にはこのような要素もあったというのは残しておきたかった。このシーズン以降次々と加入するRatings勢によって、このような風潮はかなり薄れた気がします(配信のプラットフォームがYoutubeに移行していったのもあるけど)。

 

 

以上が近年のRSPL・RSPLと比較した、2018 1stの特徴でした。

 

 

チーム、選手情報

RSPL・RSPT公式HPにはチーム、選手の情報が載っているものなのですが、この2018 1stだけはなぜか情報量が少ない。

 

uthomeless.hatenablog.com

gameoverpoke.hatenablog.com

 

ここは先人の力をお借りする事にします。

当時の観戦者目線での選手評価は、このお二方のブログを見て頂ければおおむね把握できるかと思われます。なおこちらは第4節までの評価になるので、本ブログではその後の節を踏まえて軽く振り返るのみとします。Shadowverse profileのリンクもあるので、こちらは是非見て頂きたい。

 

1位 レバンガ☆SAPPORO

出場回数の少ないフォーマットを省略した戦績を記載しております。

開幕から5連敗という苦悩を味わったレバンガ☆SAPPOROでしたが、第6節での名古屋OJAベビースターへの勝利を皮切りに怒涛の7連勝。最下位から1位まで登り詰め、2018 1st season優勝の座を手にしました。

レバンガ☆SAPPORO逆転のカギは、不安定だった2Pick担当を真春選手に絞った事。そして選手同士の情報交換がしっかり行われるようになった事でしょう。Shadowverse profile Tatsuno 編とShadowverse profile さわさき 編では、最初期、如何に選手間の連携が不十分であったか、そしてその後どのようにして苦難を乗り越えたかが良く分かると思います。

きょうま宅に集まりShadowverseの練習を行う、通称「シャドバ合宿」

シンデレラストーリーとも言えるこの大逆転劇により、多くのレバンガファンが産まれたのもこのシーズン。2018 1stの主人公は間違いなくレバンガ☆SAPPOROでした。

 

Shadowverse profile きょうま 編 53:10~

RAGE Shadowverse Pro League 第2節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile Tatsuno 編 2:58:00~

RAGE Shadowverse Pro League 第6節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile 真春 編 6:29:45~

RAGE Shadowverse Pro League 第8節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile さわさき 編 3:44:35~

RAGE Shadowverse Pro League 第12節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

 

2位 名古屋OJAベビースター

さに選手の活躍もあり、シーズン前半は常に上位を維持していました。しかし他チームの2Pick選手が成長するにつれ、さに選手の戦績は徐々に停滞していきます。第9節から最終節にかけた4連敗により、名古屋OJAベビースターは首位から陥落してしまいました。その勢いでシーズンファイナルも敗北。

当時は「さに選手が負けた試合は、チームも負ける」と言われるほど、名古屋OJAベビースターの戦績は彼の勝敗に依存していました。最終順位は2位とまずまずな結果でしたが、チームからすれば後味の悪い終わり方だったと思います。これを受けて名古屋OJAベビースターは構築選手の改革に乗り出し、新選手の加入を計画するのは来シーズンの話。

 

Shadowverse profile あるじ 編 3:34:50~

RAGE Shadowverse Pro League 第2節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile さに 編 6:07:40~

RAGE Shadowverse Pro League 第5節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile SOS 編 3:21:20~

RAGE Shadowverse Pro League 第11節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile えすぴー 編 3:50:10~

RAGE Shadowverse Pro League 第12節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

 

3位 au デトネーション

Enju選手、Shinkey選手の成績不振が目立ちましたが、2018 1st最強選手のミル選手と、いち早く2Pickに順応したcross7224選手の活躍により、最下位は免れました。

 

実は最終節終了時点での名古屋OJAベビースターとの勝ち数は同率6点でした。わずかな試合勝利数の差でシーズンファイナル進出を逃してしまったのです。こうなるとあと1試合勝ってれば、あのミスさえ無ければと悔やんでしまうもの。

 

ミル選手自身の手で2位通過を決め、ミルワンマンチーム優勝の世界戦もあったわけ。

リーグで唯一勝ち星のなかったShinkey選手は2018 1stをもって契約終了に。代わりにRatings常連のあのプレイヤーが加入する事になります。

 

Shadowverse profile Enju 編 4:00:00~

RAGE Shadowverse Pro League 第12節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile Shinkey 編 6:43:50~
RAGE Shadowverse Pro League 第11節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile ミル 編 3:07:25~

RAGE Shadowverse Pro League 第6節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile cross7224 編 48:00~

RAGE Shadowverse Pro League 第2節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

 

4位 よしもとLibarent

よしもとLibarentは全チームで最も安定感のあったプレイをし続けていたチームだったと思います。中でもけんぴ選手は、最終節でミル選手が追い上げるまでリーグトップの戦績を誇っていました。惜しむらくは、ふぇぐ選手やkeisuke3選手の運が悪すぎた事。今後のシーズンでも彼らは運の悪さに苦しめられる事になります。

ふぇぐ選手を中心に明るい雰囲気のあるチームで、「火曜日のLibarent」と題して、ファン交流のイベントや配信を行うなど、「元祖お祭りチーム」のような立ち位置でした。

 

Shadowverse profile Surre 編 2:53:45~

RAGE Shadowverse Pro League 第6節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile ふぇぐ 編 6:39:30~

RAGE Shadowverse Pro League 第11節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile keisuke3 編 3:30:00~

RAGE Shadowverse Pro League 第2節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

Shadowverse profile けんぴ 編 3:54:30~

RAGE Shadowverse Pro League 第12節 | OPENREC.tv (オープンレック)

 

 

小ネタ

このブログの締め方?を見失ってしまったので、後は適当にスクショでも貼って終わりにしようかと思います。思い出のアルバム。

 

例の人力マグナレガシー。この試合でミル選手のファンになったorRSPLを見るようになった人も多いはず。

第2節のみ、立たされて実況解説をする友田くろえび。ちょっとかわいそう

RAGEファイナリストの密着VTRで学生時代の部活動を無理やりShadowverseの取り組み方に結びつけるのはあるあるですが、ブレーカー復旧にこじつけるVTRはこれが最初で最後。

最近見ないスクショ

分岐の無い1ターン目に90秒目一杯使うSOS vs 寝るけんぴ

新チーム説明会に集まった某有名プレイヤー1(他にも見覚えのあるプレイヤーが何人かいたので探してみて)

新チーム説明会に集まった某有名プレイヤー2

願掛けで引いたはずのくじ引きにしてやられるShinkey選手

北海道ハイテクのイベントに参加していた某有名プレイヤー

登録デッキと異なるカードが混入していたトラブル。ふぇぐ vs きょうまのみの配信が後日行われた。

www.openrec.tv

けんぴ選手のRSPLに対する精神は今も多くの選手に残り続けていると思う。



こんなものですかね。老人の妄言のような内容になってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。

過去のRSPL、今見ると結構面白いですよ。昔のカード、デッキで懐かしめたり、意外なお宝映像が見つかったり、、、おすすめです。

でも貴重なゴールデンウィークを潰すのはダメです。

 

RSPL 2nd以降に関しては書くかは分からないです。

「シャドウバースドラフト会議2020」に出演しました

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

 

www.openrec.tv

 

先日DarknessMareさんの「シャドウバースドラフト会議2020」に出演させて頂きました!

ガッツリ考えてたのもあって、折角なんでブログで出そうと思った次第です。

 

  • ところどころ敬称略です
  • この記事で自分はすごく偉そうにしています。ここで上げるプレイヤーの方々は、自分では手の届かないような雲の上の選手だと思っております。あくまで企画だし、甘い考えで挑んだらそれはそれで失礼なので許してください。
  • ドラフトを行う出演者の総称で「監督」という表現をしている箇所があります。実際にドラフト会議で監督自らが選んでるかどうかは知りません。
  • 調査不足で推測で語っている部分があります。
  • 体験日記的な内容なので、選手のお話だけ見たい方は3日目の後半からご覧ください。

 

 

1~2日目

DarknessMareさんから直々に出演依頼が来る。

この時かなり興奮していて、

なぜか、"RSPLのダービー企画"だと大きく勘違いしており(めあさんの文にはややこしい事も一言も書いてない)、ウキウキでRSPLの情報収集に取り掛かります。

 

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2日目には配信の出演者の方々が判明。

そうそうたるメンツに圧倒されると同時に、俄然モチベーションも上がりました。

公式サイト、有識者による勝敗のデータを元に、独自で勝率を集計。昨シーズンの比較や2Pickの勝利寄与、延長戦等、気になりそうな事は片っ端から調べて行きました。

過去の記憶があやふやな試合を総ざらいし、何か聞かれても直ぐに答えられるように、労働時間と睡眠以外は全て、RSPL試合視聴にあてていました。

 

3日目

来たる配信日のため、この日もRSPLの情報収集に勤しんでいました。

そろそろ寝ようと思ってた矢先、配信用のDiscordにドラフト会議のルール説明が投下されました。

 

この時点で「シャドウバースドラフト会議2020」だと気づく。

 

一気に眠気が吹き飛びました!

しかしそれと同時に体中からアドレナリンが分泌されるのを感じました。

めっちゃ面白そうじゃん!この企画!!

 

 

 

さてドラフトの内容ですが、大まかなルールは配信であった通り。

  • 1チーム5人の選手を指名する
  • 一般的なドラフトと同じで、1巡目は抽選
  • プロ選手だけではなく、アマチュア選手も採用可能
  • チーム間の情報共有は無し()。
  • 選手指名時はアピールタイムがあるため、最低限の説明ができるようにする(明言はされてないけど、)

 

とりあえずプロリーグ選手の内、レート常駐組、見ててプレイが上手い選手をピックアップ。

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ごみ山さん、国士無双さん、かみやんさんはチーム分からず。koharuさんのような、現在では競技に参加できていない方は選べないとの事。

ひとまず41人の名前が上がりました。

1チーム5名で、計8チームの合計40人なので、このリストを使えばとりあえず候補者が足りなくなるというのは無さそう。

しかし説明出来なければ意味ないので、自分が指名したい選手の候補はググっと狭まります。さらに自分が説明できる選手のほとんどはプロ選手であり、中でも強い人はほとんど1~2巡目で取られてしまうため、4~5巡目の候補選手が結局は無くなってしまう恐れがあります。

これはただ強い順番から取っていくとまずい思い、作戦を立てる事にしました。けどもう遅いし寝る。

 

4日目

明日が配信日当日なので、今晩で方針は固めないと。

ちなみにクリスマスイブの夜ですね。

知らないアマチュア選手を調べるという事なので、調査手段は主にTwitterなのですが、

 

 

最悪のタイミングで、シャドウバースのストーリーが追加されました。

TLではストーリーのネタバレツイートが後を絶たず(直接的な表現は避けられているけど、内容が内容なだけに隠し切れないツイートがほとんど)。

 

調査に支障が出たのは言うまでもありませんでした。 

 

さて指名選手ですが、前述の通りでたらめに指名していくと候補が少なくなってしまいますが、かといって全ての選手を調べきるのも大変。

ある程度指名する選手の方針を固める事で、調べる時間を必要最低限にしました。

 

1巡目はデッキビルダーの評価が高いと予想しました。

プロのAXIZ、au デトネーション、福岡ソフトバンクホークスゲーミングや、SRG、Qwert、W's等大手アマチュアチームのレート杯常連組は、あくまで調整環境あっての強さだと考えたからです(それでも個人の調整力、構築力はかなり高い)。

よって主に自力で調整して環境を産み出し、尚且つしっかり勝つプレイヤーが1巡目では選ばれて、その上自分も選ぶべきだと考えました。

 

他の監督が界隈プレイヤーに詳しい方が多い事を考えると、序盤は

「iDeal|rikka」「Surpass」

に指名が集まると予想。

この2名は界隈勢なら知らない人はいない、レート杯の常連中の常連です。iDeal|rikkaは14期連続レート杯連続出場、Surpassはレート、RAGEの実績の他、自身の配信が多くのプレイヤーに影響を与えています。最近首位を奪還した、au デトネーションの調整にも手を貸しているとか何とか・・・

 

当然自分もこの中の1名を指名しても良かったのですが、外してしまうと次の指名をしなければなりません。他にプロチームを陰ながら支えていたり、環境デッキを作ったプレイヤーを知っていればその方を指名すればいいのですが、残念ながら調べてもあまり分からず。

逆に界隈プレイヤーに詳しい他監督は「実はこのチームの構築は、この人が作ってる」みたいな感じで選べてしまうので、この2名の指名はかなり不利になりそうです。

 

何とか界隈勢の目から免れ、強いビルダーを指名しなくては。この時点で自分はとある人物に注目していました。

 

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ふわもこさんです。RAGEの著名プレイヤーの調整に携わり、先進的なデッキのブログも多く書いていらっしゃいます。

直近のRatingsでも高い勝率を叩き出した他、公式戦のプレイにも敏感に反応している事から、プレイ、構築ともに申し分ないプレイヤーだと判断しました。

ツイートを見ている限りチームに所属しているようではないので、個人の能力が高そうなのも(推測)、この企画とマッチしています。

実績だけでいえば後半指名もあり得るかもしれませんが、

 

www.youtube.com

 

DarknessMareさんの動画で名指しで挙げられていたので、普通に取られる可能性もあり、1巡目はふわもこさんで確定(ちなみにこの時点ではkii/PaRさんの話は知らなかった)。

 

2巡目以降はメモ帳のリストから特に強そうな人を抜粋して調査します。

プロ選手の他、

「かわい」「Shimon」「Qwert|jupi」「Qwert|眼鏡」「ドボ/GOS」

を調べる事に。

 

まずはプロ選手

 

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前述のように、RSPLでの勝率、Ratings、実際のプレイングからこの8人をピックアップ(ちなみにこの時点では1巡目でAXIZ|Atom選手は取られていると考えていたため、わざわざ調べなかった)。

各選手の詳細はスライドの通りで、どの選手が選べても文句無しです。

ここからさらに企画に向いているかどうかを判断したい。

まずRumoi選手。Ratingsの戦績はトップ。プレイング、デッキの構築は少し時間をかければ100点のものを作るので、他選手に比べても有力候補。ただ対応力では他AXIZ選手には僅かに劣ると感じています。それでも抜群に強い。

Chino選手もRatingsの戦績ではRumoi選手に次いで高い。実は変わったデッキを元々作る選手。まわりのAXIZメンバーや、SRGメンバーに止められていそうな事を考えると、同レベルのプレイヤーが獲得できなかった時に5デッキ全てが他プレイヤーが使えないデッキになる可能性があります。

Gemo選手はRatings戦績では他のAXIZ選手に一歩遅れています。チーム所属以前は自力で調整しているようだったので、この企画では評価は高め。

和真選手は他のRSPL選手に比べても花々しい実績を誇っており、旧二つ名の通り強心臓な選手のイメージ。プロ転向後のプレイも申し分無い。チームのイメージから最初の方は指名されない場合もあるので、狙いどころ。

ミル選手はRSPLでは最高の戦績を誇っています。直近のRAGEもあってかなり評価は高く、二巡目の指名は厳しそう。

同じくau デトネーションのSpicies選手もRSPLではプレイ、構築ともに高く評価されていて、二巡目の指名は厳しいか。そもそも作ったデッキに他選手がついていけるかも分からないので、自分の評価は少し抑えめ。

今シーズン最も暴れたMURA選手もやはり注目株か。MURA選手も独自のデッキを使う事で有名ですが、どっちかというとデッキのチューニングが変わっているという印象なので、他の使い手が困る事はそこまで無さそう。

まっつ選手はプレイングこそ他選手の追随を許さないものの、やや控えめな戦績、やや好むデッキタイプにこだわりが強いところから、指名されるのは遅れそう。

 

この段階では、

「Rumoi」「Gemo」「MURA」「和真」

に注目をしていて、他監督がRatings至上主義で指名していく事を考えると、

「Gemo」「和真」「まっつ」

が残りそうだと思っていました。

続いてアマチュア選手。
 

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Ratings常連のかわい選手は上のプロ選手が指名され終わったら、まず指名されると予想していました。昔から時間をかけて先進的で、使いやすいデッキを作るイメージで、チームにビルダーが欲しければ採用するだろうと考えられます。

ドボ/GOS選手は配信でも喋った通り、DSALの個人戦績を見て評価が急上昇。おまけにチームとしての実績もうなぎ登りという事で、有力候補でした。ぶちリストでも良く見かける名前だったので、なるべく早く指名したいと考えていました。

実績の化け物、Qwert|jupi選手も他監督の評価はかなり高そうですが、

 

 

調整環境が大きく変わってしまう本企画での採用はかなり危険だと考えました。恐らく2巡目で指名されると予想していましたが、自分は4巡目以降で残っていたらラッキーといった印象でした。

お次のShimon選手も同様。1人勝ちにどれだけ重きを置くかで評価が分かれそうです。

またiDeal|rikka選手に次ぐRatings戦績を誇るQwert|眼鏡選手ですが、

ツイートを見ても、どれもこれもBO3募集しかなく、とてもアピールできる状態には持ち込め無さそうでした。

 

 

ギリギリ2~4人目までは採用できそうですが、5人目までは残りそうにない。

一体どうすれば・・・ 


ぼんやり先程のメモを眺めていたら、fee選手の名前が目に止まりました。

人間性能だけでいえばRAGEファイナリストでも最高峰だと思っていたので、調整環境さえ揃えればタコ勝ちしそうだし・・・

そういえば大型大会でプレイング神がかっていたプレイヤーがいたような・・・

この時、頭に電撃が走りました。

 

 『世界王者fegだ!!!!!!』

 

feg選手といえば、言わずもがな世界大会優勝者。

仕上がったfegならどの選手にも負けなさそうですが、実はRSPLの戦績は今シーズン40%、総合で見ても41.9%と低め。

このため五巡目で指名できる可能性はかなり高いと考えました。

幸いな事に、一巡目には初代世界王者、紅茶/PaR選手の調整に携わっていたふわもこ選手が獲得で来ている事もあり、五巡目でfegのような

指名されづらく、将来的には最強プレイヤーになり得る「大器晩成型」の選手を指名する選択は多いにありだと考えました。

 

このようなタイプと思われる、

「fee」「紅茶/PaR」「Riowh」「potwaqsher」「きょうま」 

も念の為候補にあげました。

選手をアピールする本企画では、プロ選手で、ファミ通カップ優勝、JCG世界予選優勝、世界大会優勝のfeg選手の優先度は最も高いです。

 

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これらをまとめたスライドがこちら。配信で写っていたものです。

 

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他の選手もリストアップしました。

プロ選手や、プレイをよく知っている配信者はアピールできるものの、一部のアマチュアプレイヤーの調査は間に合いませんでした。
 

 

 

5日目

配信当日。

最初はガチガチに緊張していましたが、他の出演者の方のおかげで居心地良かったです。

 

一巡目

自分のみふわもこ選手を指名。

他監督はAXIZ|Atom選手、AXIZ|Rumoi選手、iDeal|rikka選手、SHG|MURA選手を指名。

次の指名もほとんどプロ選手で埋まってしまいました。

裏をかいたふわもこ選手の指名でしたが、思いの外選択肢が絞られてしまいました。

そもそもRSPL好きで、au デトネーション推しなのに指名しなかったのはファンとしてどうなんだ・・・

 

二巡目

実は二巡目の順番が分かったのは当日でした。自分が最初に指名というのはかなり運が良かったと思います。予定通りGemo選手を指名。

しかし他チームがプロ選手、もしくはプロクラスの選手を2名指名する中、一人だけプロ選手がGemo選手のみという事でかなり焦りを感じていました。

 

三・四巡目

全員の二巡目、三巡目が終わって自分に返ってくるという事で、自分が調べた選手が指名されないよう、ずっとお祈りしていました。

そしてドボ/GOS選手、和真選手が残っていたため指名しました。

DarknessMare監督の希望と被っていた事から、候補を潰せたとともに、自分以上に彼らの強さを語ってくれたため、かなり運が良かったです。

さらにGemo選手、和真選手が比較的オールラウンダー(好き嫌いが無いとは言っていない)な事から、このチームのバランスの良さに拍車をかけました。

 

五巡目

全員の四巡目、五巡目でfeg選手が指名されない事を祈り、遂に順番が回ってきました。

 

そして無事feg選手を獲得。プレゼンと自分のイメージも相まってかなり満足のいくチームになりました。

ただfeg選手指名の意図が分からないと微妙か。ようは見た目だけの強さでは他チームに一歩劣るかなという印象でした。実際マトモ監督の人生フィンダーズ、Yua監督の京大カラクチーズはかなり強そうに見えますね。

 

当日の指名選手を見て、へるん選手と、hikari選手がすっかり頭から抜けていました。勿体ない。

他にも、自分の知らないアマチュア選手が結構知れて良かったです。特にデッキビルダーの方々が知れたのはかなりデカい。色々な方々が居て、今の環境が成り立っているんだなと再度感じました。

Ratings杯の前日で名前が知れたのも運が良かったです。

 

 

以上です。

自分のような者が配信にお呼ばれする事なんて滅多に無いと思うので感謝しかありません。

これからもRSPL関連記事を書けるよう精進致します。

 

 

 

 

【第9節】RAGE Shadowverce Pro League 20-21 season レポート

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

RSPL第9節の観戦レポートです。

今節がFOHパック最後のプロリーグとなります!今環境を締めくくる最高の試合を見届けよう!

 


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今節の注目マッチ

  • まっつ vs ヨシヒコ (55:00頃)
  • Rob vs しーまん (5:25:00頃)
  • Chino vs みずせ (6:10:00頃)

 

※注意

  • ほぼ敬称略
  • ただのライトプレーヤーなんでプレイ自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
  • クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。

 

目次

 

1.福岡ソフトバンクホークスゲーミング vs 名古屋OJAベビースター

現在4連勝中と福岡ソフトバンクホークスゲーミングは絶好調!新戦力、ヨシヒコは今節で初勝利を飾りたいところ。

 

1戦目 バーサ vs さに

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バーサはWを選択できました!そして強力なフィニッシャーである魔道具専門店をpickできました。しかし盤面処理は進化権を消費してしまう、境界の魔導士、スウィートマジシャンに依存しているため、10ターン目に直接召喚させるのは難しそう。

対するさにはRの選択に。静寂の元帥を筆頭に、パワーの高い金虹をpickできました。Wに強いブルームキャバリエも2枚引けているため、デッキで見ればさにが有利に見えます。

 

 

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バーサは先攻で進化権が少ない事から、2ターン目から境界の魔導士をプレイ。4ターン目には、加えた土の印とパイロエレメントソーサラーでさにの盤面を一掃しました。

さには後攻4ターン目で静寂の元帥を引けませんでした。フォロワー同士のトレードに強いペインレスサムライを進化させましたが、エクステンドマジックであっさり取られてしまいます。

 

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進化権を使わずに優位に立っているバーサに対し、さには6ターン目ですべての進化権を使い切ってしまいました。これに対してバーサはスウィートマジシャンで一気に盤面を返します。知恵の光のドローでアダマンタイトゴーレムを引き込めたため、猫の奇術師も起動。

さらに次のターンにはアダマンタイトゴーレムをプレイ!さにの体力を1点まで詰めました。

 

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当然さにはこの盤面を返しきる事はできません。圧倒的な盤面制圧で、バーサの勝利!

 

バーサ WIN

 

 

2戦目 ヨシヒコ vs まっつ

名古屋OJAベビースターは不利が少なく、早めに使ってミラーを避けたい事から、ディスカードDを選択しました。

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは途中までは進化Rを考えていましたが、使い手のMURAが消えてしまうと、次の試合からMURAの握るディスカードDが出せなくなると判断。結果消去法でバアルVを選択しました。

よって、バアルVと、ディスカードDの対戦になりました。名古屋OJAベビースターを抜けたまっつと、新加入したヨシヒコの熱いマッチアップ!

 

 

まっつは凶槍の戦士を連打し、4ターン目には12点まで詰めました。ヨシヒコは波濤のプレシオサウルスは準備できたので、後は回復を行いたいところ。

 

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永久凍土のベヒーモスの結晶により、背徳の狂獣のファンファーレ効果を起動して盤面処理。ここで背徳の狂獣を進化させると思いきや、レラジュを進化させ顔を詰めました!この盤面なら波濤のプレシオサウルスでも2面処理できないので、より顔に打点が通せています。

ヨシヒコはスペル2枚で負ける可能性があるので、波濤のプレシオサウルスではなく、日輪のドラゴン素出しで回復を優先します。まっつはこの返しで背徳の狂獣を進化。鋭利な一裂き2枚、バアルも見えており、次のターンにはほぼリーサルです。

 

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ヨシヒコは波濤のプレシオサウルスをプレイしますが、時すでに遅し。2ターン前から盤面に残っていたレラジュと鋭利な一裂きにより、まっつが削り切りました!

 

まっつ WIN

 

 

3戦目 MURA vs マサヤ

早くも名古屋OJAベビースターはピンチ!不利対面であるバアルVが消えたため、確実に勝てる式神Wを選択しました。

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは式神Wはほぼ諦めで、葬送Ncに強いディスカードDを選択しました。

 

 

マサヤは序盤で決意の預言者・ルーニィ、フューチャービジョン、陰陽の開祖・クオンが揃い、順調にゲームを進行できそうです。MURAはマサヤにスペルを打たせないために、なるべく盤面にフォロワーを出さないように心掛けます。そして波濤のプレシオサウルスに進化をきります。

 

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マサヤは6ターン目で早くも決意の預言者・ルーニィを起動させます!そして0コストのカオスウィザードをここでプレイしました。手札は溢れてしまいますが、陰陽の開祖・クオンを出した後、決意の預言者・ルーニィも含めれば盤面が溢れてしまう事を考慮しているようです。

MURAは《世界》・ゼルガネイアで回復しながら顔を削り、次のターンにはダークジェイルドラゴンでフィニッシュしたいところでしたが、陰陽の開祖・クオンで盤面を制圧されてしまいました。

マサヤは決意の預言者・ルーニィでさらに顔を詰めていきます。それでもMURAは盤面を返しながら回復して耐えていきますが・・・

 

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決意の預言者・ルーニィ連打でマサヤ勝利!ルーニィをプレイした枚数は実に9枚!

 

マサヤ WIN

 

 

4戦目 カラクリ vs 隼人

名古屋OJAベビースターは相手の式神Wがかなり厳しい状況。まだマシな葬送Ncを選択しました。

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは全対面有利の式神Wを選択。5戦目に残したい気持ちもありますが、葬送Ncを出して進化Rに負け、5戦目に式神Wを出して葬送Ncに負ける確率が高いと判断したみたいです。

 

 

ラクリは決意の預言者・ルーニィを初手で手に入れました。さらにフューチャービジョンで手札を増やしていきます。隼人は酒吞童子を進化させました。《恋人》・ミルティオも引けましたが、後攻で間に合うか。

 

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ラクリは6ターン目に決意の預言者・ルーニィを着地させました。《恋人》・ミルティオにバーンが飛ばなかったため、ラストワード効果も発動出来ません。隼人は王墓の骸で顔を詰めていきますが、これから先の顔を削る手段が見えていない厳しい状況。

 

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ラクリは陰陽の開祖・クオンと式神・暴鬼をプレイ!さらに盤面にフォロワーを当てない事で、盤面を疑似ロック!隼人は盤面を返す事が出来ません。そのままカラクリが盤面のフォロワーで勝利!

 

 

ラクリ WIN

 

 

終結福岡ソフトバンクホークスゲーミング 1-3 名古屋OJAベビースター

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは珍しく延長戦まで持ち込まずに勝利しました。名古屋OJAベビースターはこれで3連敗となってしまいました。

 

 

 

2.NTT-WEST リバレント vs au デトネーション

現在5位で勝ち点4ラインで並んでいるNTT-WEST リバレントは、1位のau デトネーションとの対戦に。中盤争いを脱するためには、この壁を乗り越えなくてはならない。

 

1戦目 keisuke3 vs cross7224

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keisuke3は遂にWが引けました!!!!!

しかしエレメントシャーマン・ライリー、鋼鉄の魔獣・レガロアパワーの低い金虹、AOEの少なさはかなり気になる。アダマンタイトゴーレム、魔道具専門店は引けたので、これらのカードを駆使して戦いたいところ。

cross7224もWを選択できました。しかしでたらめな接合を3枚pickしたため、手札の偏り次第ではかなり使いずらいデッキになりました。低コストスペルを加えやすいので、スウィートマジシャンを引ければかなり力を発揮できそう。

 

 

keisuke3は1枚目のフューチャービジョンを使い、手札を増やしていきます。土を並べていき、5ターン目にはアダマンタイトゴーレムを引き込めました!対するcross7224はでたらめな接合が手札で邪魔しているものの、大紅蓮、スウィートマジシャンを引き込めているため、中盤から後半にかけて、綺麗にプレイできそうです。

 

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keisuke3はアダマンタイトゴーレムをプレイ!グラウンドサークルも含めて4体のガーディアンゴーレムを場に出しました。本来非常に強力な盤面ですが、AOEの豊富なWに対しては全くの無力。cross7224の大紅蓮に簡単に処理されてしまいました。

keisuke3は自分から動けるカードが無い厳しい状況。cross7224は8ターン目のスウィートマジシャンの爆発に備えて、微妙な盤面を作ってkeisuke3のポーションウィザードを誘い出しました。

 

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満を持してスウィートマジシャンをプレイ!keisuke3はリーサルを防ぐために盤面を処理しますが、追い付きません。

 

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確定リーサルの盤面でしたが、cross7224はまさかのでたらめな接合をプレイ!盤面も手札も無くなってしまい、リーサル手段が無くなってしまった!keisuke3はこの隙をついていきたいものの、手札の鋼鉄の魔獣・レガロアでは何もできない。

フューチャービジョンを引いてきたので、cross7224がギリギリで勝利。途中までは盤石な試合運びだったものの、最後のプレイによりプロリーグの歴史に残る名試合、もとい迷試合となりました。

 

cross7224 WIN

 

 

 

2戦目 Enju vs けんぴ

NTT-WEST リバレント側の専門店Wは有利不利がはっきりしており、どこかで使いたい。不利なバアルVはすぐには使われないという判断で、専門店Wは初戦で投げる事になりました。

au デトネーションはディスカードDを選択。唯一厳しいコントロールEは出てこないという判断をしていそうです。

専門店W vs ディスカードDとなりました。若干専門店Wが有利にはなりますが、専門店の引き、疾走の集まり方次第ではディスカードDが上回る可能性もあります。

 

 

けんぴは順調に手札を増やしていきます。Enjuは竜の託宣から動いていき、4ターン目には波濤のプレシオサウルス、金剛のパキケファロサウルスをプレイ。

 

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ここでけんぴは真理の魔鏡で金剛のパキケファロサウルスをコピーし、フューチャービジョンのバーンも含めて全処理!Enjuは2枚目の波濤のプレシオサウルスに進化を切れましたが、手札が回りません。

なんとか盤面を作りながら顔を削っていきますが・・・

 

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溜め込んでいたエレメンタル・マナでけんぴが削りきりました!

 

けんぴ WIN

 

 

 

3戦目 Spicies vs Surre

NTT-WEST リバレントは葬送Nc、バアルVの二択に絞りました。どの対面でもそこそこやれると判断し、バアルVを選択しました。au デトネーションは特に不利が無いAFNmを選択しました。

 

 

Surreは銀矢の狩人で盤面を広げていきます。Spiciesも機構の技師で1ターン目からフォロワーを並べていきます。4ターン目には運命への反逆が間に合い、後半にはパラダイムシフトが連打できそうです。

Surreは背徳の狂獣を進化させましたが、バアルに混ぜるカードが少ないのが気になるところ。Spciesはアイアンスティンガーでしっかり処理し、遺物の番人・ルチルのためにデバイスチューナーでエンシェントアーティファクトを増やします。Surreは遺物の番人・ルチルによってだんだんと顔を削られていきます。

 

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そして7ターン目、ブリッツアーティファクト、エッジアーティファクトを自滅させながら、アブソリュート・モデストを進化させました。残り4点まで詰められてしまいましたが、1枚採用の《世界》・ゼルガネイアは駆けつけてくれません!

最後はアブソリュート・モデストのバーンでSpiciesが削りきりました!

 

Spicies WIN

 

 

4戦目 ミル vs feg

NTT-WEST リバレントは確実に延長戦に繋げるため、コントロールEを選択au デトネーションはコントロールEを考慮して、葬送Ncを選択しました。ディスカードDとミラーが少し怖い。

 

 

feg豪風のリノセウスが引けない!!カーニバルネクロマンサーのドローを進ませないために、導きの巫女・コッコロに対空射撃を使う事になってしまいました。ミルはfegの行動を空かすべく、5ターンまでは目立ったプレイを行いません。

 

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《恋人》・ミルティオでリアニメイトしたカーニバルネクロマンサー2枚でさらにドローを進めていきます。fegは森を彩る者・エルフクイーンが引けず、盤面処理が追い付きません。

ミルは6ターン目にやる事があまりないので、酒吞童子をネクロマンス消費でプレイしました。死期を視るもの・グレモリーを使うターンまで延びないという判断でしょう。

 

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fegは満足に盤面を処理する事が出来ません。ミルはカーニバルネクロマンサーエンハンスでデッドメタルスターをリアニメイト最強の盤面を作り上げながら残り5点まで削りました。fegは成すすべなく敗北。ミルが貫録のプレイングでチームを勝利に導きました。

 

ミル WIN 

 

 

終結au デトネーション 3-1 NTT-WEST リバレント

cross7224の思いもよらないプレイミスはあったものの、安定した強さでau デトネーション勝利。NTT-WEST リバレントが3戦目で葬送Ncを使った場合、勝敗は変わっていたかも?

 

3.GxG vs レバンガ☆SAPPORO

レバンガ☆SAPPOROは前節では勝利したものの、未だ最下位。反対に3位と好調なGxGは、再び拓海を出場させます!

 

1戦目 フォレスト vs 真春

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フォレストはEの選択になってしまいました。FOHのEは前寄りの展開が得意な印象ですが、こちらは中盤以降強いデッキになりました。特に3枚pickできた喝采の獣使いが目を引きます。

真春はRを選択できました。猛然たる騎士・ゲルト、静寂の元帥が1枚ずつ引けています。使いやすいカードが多いものの、低コストカードが大半であるため、手札切れには気を付けたい。

 

 

真春は先攻5ターン目に静寂の元帥に進化をきれました。しかし低コストフォロワーが嵩張ってしまい、早くも手札が切れそう。フォレストはブルームスピリットとフェアリーを並べ、次のターンの喝采の獣使いを出しやすくしました。

真春はインパクトソルジャー、オネストシーフにより盤面を処理。フォレストは喝采の獣使いで盤面を返したいものの、ドローで森林の狼を引く事、フォレストダーク・レオネルのアクセラレートでの使用は勿体ない事から、妖精の参謀でオネストシーフのみ処理しました。

 

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真春は喝采の獣使いで処理されないように、ドレッドハウンドを黄金の首飾りでバフしましたが、これにはフォレストダーク・レオネルが刺さってしまう。

2枚目の武器商人・エルネスタ喝采の獣使いを返し、エンハンスのペインレスサムライをプレイしましたが、この盤面も喝采の獣使いで返されてしまう。

 

真春は最後の頼みの綱であるゴブリンスクラムをプレイ!しかしまたも喝采の獣使いで返されてしまいました。辛うじて神託の大天使・ガブリエルをドローしたため、ペインレスサムライをバフして、3枚目の喝采の獣使いを処理しました。

 

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フォレストはこのペインレスサムライを処理できないため、ラブソングシンガーで止めておきます。真春は広がる盤面に対処できなくなっていきます。盤面リーサルでフォレスト勝利!

 

フォレスト WIN

 

 

2戦目 拓海 vs Tatsuno

レバンガ☆SAPPOROは相手が初手は安定択を投げてくると予想。専門店Wが来そうで、AFNmが来なさそうなので、バアルVを選択しました。

GxGは相手のディスカードDの役割の多さに注目。よってディスカードDは直ぐに投げられないと考え、これに弱いバアルVを選択しました。

結局バアルVミラーとなりました。

 

 

拓海は1ターン目から銀矢の狩人をプレイし、積極的にフォロワーを並べていきますが、自傷が激しいのが気になる

Tatsunoは盤面を並べられているため、背徳の狂獣ではなく、凶槍の戦士、レラジュで2面処理を行いました。拓海は背徳の狂獣を引きに行くために、バアルで手札を交換しました。引けなかったものの、紅のワルツ、魅惑の教鞭・イオのリーサルが見えています。

ここでTatsunoは《世界》・ゼルガネイアをプレイし、回復。なんとかリーサルは逃れたものの、依然として拓海有利な展開は続きます。拓海は再びバアルをプレイし、《世界》・ゼルガネイアと相打ち。次ターンには背徳の狂獣に進化をきれる状況です。

 

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Tatsunoは紅のワルツを3枚撃ち、拓海の体力を2点まで詰めました!Tatsunoの手札には凶槍の戦士が見えているため、次ターンにはほぼ確定でリーサルになります。拓海は現状では7点を削りきる事ができないため、ドローから解答を引っ張ってくるしかないが・・・

 

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永久凍土のベヒーモスから凶槍の戦士をドロー!!紅のワルツの進化権回復も合わせてTatsunoの体力7点分を削りきりました!

 

拓海 WIN

 

 

3戦目 さわさき vs Riowh

レバンガ☆SAPPOROは相手が5戦目までAFNmを残すと予想。これに強い専門店Wを残すようです。よってここは強いデッキを使って1試合消費したいので、葬送Ncを選択。

GxGは3戦目に専門店W、4戦目に葬送Ncで使って確実に1勝取りたいようです。

 

 

さわさきは2ターン目に幽暗の墓守をプレイ。しかしそれ以降の手札があまりにも乏しい上、《恋人》・ミルティオを出すと境界の魔導士で全処理されてしまいます。

 

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Riowhは手札に加えていた境界の魔導士で進化処理。手札で結束の魔術が腐っているの事や、魔道具専門店を引きに行く事も考慮し、でたらめな接合をプレイ。

さわさきは再び《恋人》・ミルティオをプレイ。未だに魔道具専門店が引けていないRiowhは、真理の魔鏡で死期を視るもの・グレモリーをコピーする事で、顔を守りながら盤面をロック。自然カードがたまってきているため、魔道具専門店が引ければリーサルが見えそうですが・・・

 

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引けず。さわさきが作り上げていた盤面で、そのまま勝利!なんとか1勝を返しました。

 

さわさき WIN

 

 

4戦目 ちゃみ vs きょうま

GxGはどのデッキにも戦える葬送Ncを選択。レバンガ☆SAPPOROはこの葬送Ncに戦えるディスカードDを選択。

プロリーグではかなりの頻度で見られたマッチアップ。ディスカードDが微有利ですが果たして。

 

 

ちゃみは2ターン目に幽暗の墓守を置きました。手札の葬送札の数を考えると、《恋人》・ミルティオのターンと共に出せなくなるのが気になります。しかしきょうまはこの4ターン目の幽暗の墓守のおかげで、竜の託宣を使う事が出来ません。

 

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ちゃみは《恋人》・ミルティオをプレイ。連携が10に到達しているため、安易に盤面を無視してしまうと、天覇風神・フェイランのバフが乗ってしまいます。きょうまは竜の託宣をプレイし、治癒のドラグーン進化で1面処理。次のターンにドラゴニックコールをプレイしながら、波濤のプレシオサウルスをプレイできますが、処理が追い付かなくなりそう。

 

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ちゃみはフェイタルオーダーで征伐の死帝を場に出しました。残った《恋人》・ミルティオ、天覇風神・フェイランで強力な盤面を作り上げました。きょうまは盤面を返しきる事ができません。きょうまのしたい行動を制限し続けたちゃみの勝利!

 

ちゃみ WIN

 

 

終結果 GxG 3-1 レバンガ☆SAPPORO

GxG、拓海が出場し始めてから安定した強さで連勝していますね。反対にレバンガ☆SAPPOROは中々勝ちきれません。 

 

4.AXIZ vs 横浜F・マリノス

昨シーズンのファイナルの2チームの対決になりました。

 

1戦目 Rob vs しーまん

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Robは疾風怒濤が2枚重なったため、序盤に一気に盤面の優勢を取ります。対するしーまんはレヴィオンの魔獣使いで盤面を返します。

 

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Robは5ターン目には静寂の元帥を引き込めました。しかしここは飛びつかずにスラッシュアサシンをエンハンスでプレイ。

しーまんはレヴィオンの探索者で2枚目のレヴィオンの魔獣使いを手札に加えました。そして6ターン目にはエンハンスでプレイし、進化。Robは猛然たる騎士・ゲルト、分身の術で盤面を処理しながら、手札を増やしていきます。そして次ターンには鎧袖一触で盤面を取り返しました。

Robは9ターン目やる事が特に無いため、10ターン目で強い安らぎの女王をここでプレイ。強い盤面が返ってこなかったため、しーまんは思わぬ躓きで手札をさらに増やしていきます。

 

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Robは満を持してダイヤモンドパラディンをプレイ!しーまんのペインレスサムライを無力化させる事に成功しました。しーまんは《世界》・ゼルガネイアをプレイ。それに対してRobはダイヤモンドパラディンで再び盤面を取り返します。

 

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しーまんはシールドフォーメーション、秘伝の抜刀者で強固な盤面を作り上げました。Robは爆炎の魔神でほぼ全処理できましたが、しーまんの森の姫・ミストリナ、ターミナルウェポンで一気に返されてしまいました。さらに残ったターミナルウェポンが顔を詰め、Robは残り5点まで詰められてしまいました。

 

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万事休すかと思われましたが、レヴィオンの魔獣使いのドローにより、辛うじて生き長らえました。しーまんは逆にリーサルが無くなったう上、デッキが尽きてしまうため居合の真髄は使えません。

途中までリソース差で不利だったRobでしたが、土壇場で大逆転勝利を収めました!

 

Rob WIN 

 

 

2戦目 Chino vs みずせ

AXIZはディスカードD、葬送Ncが通りやすいと判断。葬送Ncが来そうな事、不利なコントロールBが来なさそうな事を考えて、ディスカードDを選択しました。

横浜F・マリノスコントロールBを選択。ディスカードDには有利なので、当て勝ちとなりました。

 

 

Chinoは順調にPPブーストを進め、波濤のプレシオサウルスを着地させました。みずせはドロー進めていきますが、光輝の顕現・ラーが引けないため、あまりやる事がありません。

 

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みずせは波濤のプレシオサウルスを処理後、ラブソングシンガーをプレイしました。そのためChinoは盤面を処理できませんが、今後の疾走打点を見込んで、大逆のドラゴサモナー2枚で憤怒の碧竜を手札に加えました。

そして次のターンには一気にディスカードを進めていき、体力を9点まで詰めていきます。

 

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みずせは極光の天使進化、《世界》・ゼルガネイアで盤面を処理しました。さらに極光の天使の効果により疾走リーサルを防げています。そのためChinoはディスカードで顔を削っていきます。みずせは聖なる守り手・ユカリ、伝道の司祭・ロレーナで回復。《世界》・ゼルガネイアが出るまでは耐えたいところ。

 

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しかしChinoは溜めていた疾走で16点を一気に削りきりました!

 

Chino WIN

 

 

3戦目 Rumoi vs あぐのむ

横浜F・マリノスは専門店Wを残し、ここで無難な葬送Ncを選択。

AXIZはここで葬送Ncを投げると、ミラーが怖いのと、残った専門店Wがきついと考え、他デッキを使く選択肢を考えます。しかし間際になって、3戦目で専門店Wを投げられる事を考え、結局葬送Ncを選択。有利状況ですが、結果的に避けたかったミラー戦になってしまいました。

 

 

Rumoiは2ターン目にレジェンダリースケルトンをプレイ。カーニバルネクロマンサーを処理できる事、ハングリースラッシュのあて先にならない事、王墓の骸を引いていてドローには困らない事を考慮していそうです。あぐのむは幽暗の墓守を2枚プレイしました。

Rumoiは《恋人》・ミルティオをプレイ!場に出た酒吞童子に進化を切りました。あぐのむは《恋人》・ミルティオの葬送の効果で幽暗の墓守を2枚出せましたが、必殺2枚のおかげでそこまで強く機能できていません。

 

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Rumoiはスピリットキュレーターで葬送を進めていき、デッドメタルスターを葬送できました。そしてこのターンでRumoiはリッチ進化で《恋人》・ミルティオを処理しました。ラストワード効果は発動しますが、顔を詰められる事を嫌ってのプレイでしょう。あぐのむは強い動きが無いため、スピリットキュレーターとハングリースラッシュのみをプレイ。盤面を完全に明け渡してしまいました。

Rumoiは先にカーニバルネクロマンサーエンハンスをプレイでき、天覇風神・フェイランと合わせて非常に強い盤面を作りながら、10点まで詰めていきます。あぐのむは逆にリーサルが生まれる事を願って顔を詰めていきます。

 

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フェイタルオーダー2枚、レジェンダリースケルトンで守護を突破しながら削りきりました!Rumoiの勝利でチームの勝利!

 

Rumoi WIN

 

 

4戦目 Gemo vs 水煮  

横浜F・マリノス有利寄りのじゃんけんになりました。Gemoの式神W vs 水煮の専門店Wとなりました。

 

お互いにフューチャービジョンでドローを進めていきます。Gemoは陰陽の開祖・クオンが見えているため、魔道具専門店が来る前にプレイしておきたい。そしてカオスウィザードを進化させ、何とか6ターン目に間に合わせる事が出来ました。

 

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魔道具専門店起動!手札に構えていた境界の魔導士に進化を切り、一気に顔を削っていきます。しかし手札が続かなかったので、7点まで削って一旦ストップ。Gemo側はチャンスは生まれましたが、盤面が邪魔で後1点が詰めれない!!マジックミサイルが決意の預言者・ルーニィで引ければ陰陽の開祖・クオンと合わせてリーサルでしたが、引けません。

ターンが帰ってきたため、水煮勝利!なんとか1勝もぎ取りました。

 

水煮 WIN

 

 

 

終結果 AXIZ 3-1 横浜F・マリノス

AXIZは構築3戦とも不利寄りのマッチを引きましたが、あっさり勝利。特にChinoの疾走を最後まで溜め込むプランが印象的でした。

 

 

5.感想 

  • 第8節では、式神Wに強い、バアルV、コントロールBが株を上げ、多くのチームが採用していました。これに伴って式神Wはかなり数を減らしていましたが、今節では少し採用が増えています。不利が少なく、扱いやすかった進化R、葬送Ncは、マッチアップによっては立ち位置が悪くなっています。
  • アディショナル直後は立ち位置が悪く、前節では採用が分かれていたディスカードDでしたが、バアルVや葬送Ncの採用が増えた事で、かなり役割が多い、強デッキになったと思われます。
  • かなり長いFOH環境でしたが、ナーフ、アディショナルによってかなり環境が動いてとても面白かったと思います。同じリーダーでも多くのデッキが滞在しているほど、非常に多様性に富んでおり、プロ選手はこれらのデッキ全てを把握しきるのは大変だったと思います。専門店W、秘術Wなどの空中戦デッキや、連携R、異形Eなどの地上戦デッキ、今までのシャドバには無かったデッキも沢山出てきて、環境を読む力、対応力が試される、難しく、見応えのある環境でした。
  • 前節から順位の変動が停滞しているのが少し気になる。今シーズンは長いので、こうなるのは想定していましたが、昨シーズンのようなAXIZの番狂わせみたいなものは起こってほしい。レバンガ☆SAPPORO頼む!!

 

 

次回の第10節は10/4(土)です。

 

 

 

 


 

変なところあったら連絡ください。

 

 

 

【第8節】RAGE Shadowverce Pro League 20-21 season レポート

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

RSPL第8節の観戦レポートです。

対戦組み合わせは折り返しに入りました!昨シーズンに比べると順位が大きく変動しているため、印象は大きく変わっています。


www.openrec.tv

 


 

 

今節の注目マッチ

  • ミル vs MURA (5:00:00頃)
  • Gemo vs Surre (最後2戦)

 

※注意

  • ほぼ敬称略
  • ただのライトプレーヤーなんでプレイ自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
  • クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。

 

目次

 

1.名古屋OJAベビースター vs レバンガ☆SAPPORO

現在下位の2チームの対決になります。レバンガ☆SAPPOROはここから順位を上げるには絶対に負けられません。

 

1戦目 さに vs 真春

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さにはEの選択になってしまいました。1コストフォロワーの横並びが強い上、顔を詰める手段も多い事から、攻撃的なデッキになりました。

真春はRを選べました。猛然たる騎士・ゲルト2枚、静寂の元帥2枚引けているため、確実に後攻4ターン目に進化を使えそうです。他にもパワーの高いカードが引けており、Rの中でも良いデッキになりました。

 

 

 

さには悪戯の精霊の結晶でフェアリーを増やし、横並びの展開を押し付けます。序盤盤面が劣勢だった真春でしたが、なんとか静寂の元帥に進化をきれました。

 

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さにの現状の手札的にはハンマーモンキーでフィニッシュするしか無いので、盤面からの打点を期待したい。静寂の元帥を無視して顔を詰めていきます。

しかし猛然たる騎士・ゲルト、無頼の野武士進化により、盤面の主導権は完全に真春に渡ってしまいました。

 

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現状打破するために突然の落石をプレイ!しかし自身の密林の守人に当たってしまった!

完全に劣勢になってしまったさには、ハンマーモンキー、フェアリー進化で盤面を処理しますが、間に合わず。

静寂の元帥で堅実に盤面を作り続けた、真春が勝利しました。

 

真春 WIN

 

 

2戦目 マサヤ vs さわさき

レバンガ☆SAPPORO視点では、進化R、葬送Ncが出しやすそう。一先ずここでは葬送Ncを選択。相手のデッキの減り次第で、以降のデッキ選択を決めていきたい。使いづらいコントロールE、式神Wは延長戦前までには消費しておきたい。

名古屋OJAベビースターは前述の通り、相手の進化R、葬送Ncが強く、厳しい状況。そこで、相手のデッキ選択を狭めるようなプランを取ります。この試合では専門店Wを投げ、相手のバアルVの役割を減らし、こちらのバアルVを温存しておく事で、式神Wを出しづらくさせる事を考えていそうです。

2戦目は専門店W vs 葬送Ncになりました。第6節圧巻のプレイを魅せたマサヤは、今節でも葬送Ncを貫通できるか!?

 

 

さわさきはカーニバルネクロマンサーの効果により、手札を回転させます。マサヤはでたらめな接合で手札を入れ替えるか、境界の魔導士を温存するか悩んだ末、でたらめな接合は打ちませんでした。

 

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さわさきが《恋人》・ミルティオを葬送している事から、2枚目以降の《恋人》・ミルティオも手札にあると判断し、マサヤは盤面を放置しました。

このため、さわさきは葬送を発動させない形で、《恋人》・ミルティオをプレイ。さらに境界の魔導士をケアするために、スピリットキュレーターを進化させました。

 

マサヤは温存していた境界の魔導士を進化。手札を溢れさせないために0コストナテラの大樹を置きましたが、秘術カードが使いやすくなるので、グラウンドサークルでも良かったかも。

さわさきは3枚目の《恋人》・ミルティオをプレイ。マサヤは真理の魔鏡、フューチャービジョンにより、2体まで処理しましたが、天覇風神・フェイランを残してしまいます。

 

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先攻7ターン目で天覇風神・フェイラン2体、デッドメタルスター、レジェンダリースケルトンと、魔道具専門店に絶対貫通されない盤面を作りました。マサヤは魔道具専門店を引けず・・・

圧倒的な盤面でさわさき勝利!

 

さわさき WIN

 

 

3戦目 隼人 vs Tatsuno

レバンガ☆SAPPOROは相手の専門店Wが消えたため、こちらの式神Wが投げやすくなると予想。この事から名古屋OJAベビースターはバアルVを選択すると判断し、《世界》・ゼルガネイア2枚採用により、ミラーで僅かに有利なバアルを選択しました。

名古屋OJAベビースターも同じく式神Wが投げられると予想はしていました。式神Wに加え、レバンガ☆SAPPOROが投げてくるかもしれないバアルVに対しても強いコントロールBが議題に上がったものの、時間が足りずに無難な葬送Ncを選択しました。

結果的にはレバンガ☆SAPPORO側の読みは外れたものの、バアルV自体今後も立ち位置が悪い上、こちらの進化Rに当たってほしくない葬送Ncが消費できたため、悪い択では無かったと思われます。

逆に名古屋OJAベビースターは残ったどのデッキでも倒しやすいバアルVに対して、貴重な葬送Ncを使ってしまった事、コントロールBの役割も減ってしまった事がかなり痛い。

 

 

隼人は2ターン目に幽暗の墓守をしっかり着地させました。さらに3ターン目に百鬼夜行から、2枚目の幽暗の墓守をドロー!5ターン目の《恋人》・ミルティオに合わせるために、2枚目も設置します。Tatsunoは背徳の狂獣は引けました。

 

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隼人は2枚のハングリースラッシュをプレイ。銀矢の狩人を先に倒し、1/2でバフされる密約の吸血鬼を倒す事で綺麗に処理できます。しかし隼人は銀矢の狩人を倒さなかったため、次ターン6/6になった背徳の狂獣に、場に出た幽暗の墓守を上から踏まれてしまいました。

5ターン目、《恋人》・ミルティオにより、一気に5面展開。幽暗の墓守進化で背徳の狂獣を破壊しました。

体力2以下が2体並んだため、Tatsunoは何としても魅惑の教鞭・イオを引きたかったが、引けず。バアルのドローにより、盤面を処理しようとしますが、3体も残してしまいました。隼人は逆にやる事が無いため、このターンはパスしました。

 

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Tatsunoはトップで《世界》・ゼルガネイアをドロー!ヴァンパイアスレイヤー・ルシウスとともに3面まで処理しながら、8点まで回復できました。カーニバルネクロマンサー、デッドメタルスターでも1点届かないため、隼人は《世界》・ゼルガネイアを処理し、盤面に征伐の死帝を出しました。

流石にTatsunoもこの盤面は返しきれませんでした。征伐の死帝が残ったため、隼人勝利!

 

隼人 WIN

 

 

4戦目 ヨシヒコ vs きょうま

名古屋OJAベビースターは相手の進化Rを、五分マッチであるこちらの進化Rを絶対に当てなくてはいけません。きょうまがコントロールE、式神Wを使ってくると人読みし、4戦目はバアルVを選択しました。

レバンガ☆SAPPOROは5戦目に進化Rを取っておくために、コントロールEにしました。

初出場のヨシヒコはこの試合に勝利し、延長戦に繋げる事ができるか!?

 

 

 

ヨシヒコは序盤から攻めていくために、ヴァンパイアスレイヤー・ルシウスをキープ。しかしドローカードが引けず、バーンスペルが固まってしまいました。対するきょうまは豪風のリノセウスのプレイ回数よりも、相手の打点をケアするようなプレイを続けます。後半は回復しやすくなるため、序盤の打点は徹底して抑えています。

 

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4/5の森を彩る者・エルフクイーンをヨシヒコは処理する事ができません。次のドローを見るため、密約の吸血鬼を進化させ、当てるという厳しいプレイに。きょうまは復讐ケアをせずに体力を8点まで削りました。

 

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ヨシヒコはヴァンパイアスレイヤー・ルシウスで2面処理。対空射撃の的を無くすために、あえて森を彩る者・エルフクイーンと相打ちします。

その後も対空射撃ケアを続けますが、豪風のリノセウスが間に合い、きょうま勝利。細かいプレイは良かったものの、厳しい初戦になってしまいました。

 

きょうま WIN

 

 

終結果 名古屋OJAベビースター 1-3 レバンガ☆SAPPORO

今シーズン不調だったレバンガ☆SAPPOROでしたが、今節は何とか1勝できました。今節の勝利で波に乗っていきたい。名古屋OJAベビースターは概ねデッキの読みは良かったものの、3戦目の葬送Nc選択がかなり痛手だったように見えました。

 

 

2.GxG vs 横浜F・マリノス

現在3勝4敗ラインで並んでいる2チームの対戦です。ここで勝利し、他チームに差を付けたい。

 

1戦目 フォレスト vs しーまん

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Wミラーになりました。フォレストはリアクションカードの多いデッキになりました。進化権を使うカードがないので、魔道具専門店の直接召喚は確実にできそうです。

しーまんは秘術カードが多く引けました。魔道具専門店は無いので、自分から盤面を作って10ターン前に攻め切りたい。

 

 

フォレストは先攻で魔導書の書き手をプレイ。さらに4ターン目のフューチャービジョンにより、先攻で3体のフォロワーを並べる事が出来ました。

 

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しーまんは境界の魔導士進化でこの盤面を処理。しかしフューチャービジョンと知恵の光のおかげで、リソースの差が縮まりません。

しーまんはフォレストのウィングメッセンジャーを豪腕のゴーレムにより処理。さらに形成の魔術師を進化させる事で、大紅蓮、ポーションウィザードのケア・・・

 

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できたかのように見えましたが、フューチャービジョンの効果が続いていたので、大紅蓮で全処理。リソースが切れかかっているしーまんは、残り少ない勝ち筋であるスウィートマジシャンに全てを賭けます。

しかしそこにフォレストの大紅蓮が、再びしーまんに襲い掛かる!ハッピーピッグのみ残ったため、アダマンタイトゴーレムをプレイしながら顔を詰めていきます。

 

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フォレストは10ターン目に魔道具専門店を直接召喚!盤面を処理しつつ、顔をどんどん削っていきます。神話の剣で魔道具専門店を消されたものの、真理の術式のバーンによりフォレスト勝利!

 

フォレスト WIN

 

 

 

2戦目 ちゃみ vs あぐのむ

横浜F・マリノス式神WがほぼBANで、進化R、葬送Ncが出しやすい状況。そのため、GxG側が妖怪Ncを投げてくると予想。五分で勝てると判断した葬送Ncを使います。しかし葬送Ncは多くのデッキに有利なので、妖怪Ncに勝つ目的でここで使うのは良くない選択に思えます。

GxGはコントロールEを選択。不利な進化R、葬送Ncは来ないうちに投げたいという判断でしょう。

 

 

あぐのむは王墓の骸で手札を増やしていきます。ちゃみも3ターン目の豊穣の季節により、豪風のリノセウスを手に入れました。4ターン目には対空射撃、豪風のリノセウス進化でしっかり盤面を取ります。

《恋人》・ミルティオから酒吞童子を釣れました。強い盤面を作れましたが、対空射撃、森を彩る者・エルフクイーンでここでも全処理。

 

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あぐのむは再び《恋人》・ミルティオをプレイ!ちゃみはこの盤面を返せないため、直接召喚天覇風神・フェイランに合わせて盤面ロック。あぐのむは8点まで顔を詰め、PPを消費しないままターンを返す事になります。

 

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ちゃみはプライマルギガント2枚で一気に16点まで回復。さらに豪風のリノセウスバウンス、ラブソングシンガー相打ちで再び盤面ロック・・・

 

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できたはずでしたが、ラブソングシンガーを相打ち出来ませんでした!

あぐのむは冥界神・ハデスのアクセラレートで自身の盤面ロックを外し、レジェンダリースケルトンで削りきりました!ちゃみのミスは、結果的にリーサルには関係なかったものの、自身の精神に響かないかは心配になります。

 

あぐのむ WIN

 

 

 

3戦目 Riowh vs 水煮

GxGは相手がコントロールE、バアルVを投げると予想し、2デッキに強い専門店W、AFNmに絞ります。万が一式神Wを投げられたときの事を考え、専門店Wを選択しました。

横浜F・マリノスは通りの良いコントロールEを選びました。

 

 

水煮は魔道具専門店に強い、ラブソングシンガーがマリガンで2枚手に入れますが、全て返します。やはり勝ち筋は豪風のリノセウスなので、豪風のリノセウス、ドローソースを探したいところ。しかし全く豪風のリノセウスは引けません。

 

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対空射撃のあて先を無くしたい事、突然の落石のあて先はあまり無い事から、このターンで突然の落石を使用し、コピー効果を発動しない形で真理の魔鏡を使う選択肢もありましたが、突然の落石は境界の魔導士に打ちたい事、次のターンでも真理の魔鏡は使えるので温存しました。

 

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そして、真理の魔鏡で奪った機械樹の番人を進化させ、対空射撃のケアのために突然の落石で処理!その後もRiowhは対空射撃ケアを徹底。水煮は全く豪風のリノセウスが引けません。

Riowhは7ターン目で境界の魔導士が引けなかったため、魔道具専門店は置かずに一旦様子見。

 

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そして8ターン目に一気にカードをプレイ!水煮に何もさせずに完封勝利!

 

 

Riowh WIN

 

 

4戦目 拓海 vs みずせ

GxGは相手の式神Wが来ないと予想し、AFNmを選択しました。横浜F・マリノスはここでバアルVを選択し、5戦目に進化Rを残しました。

 

 

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拓海は出したいカードが無かったため、パス。しかしバアルV対面の序盤の重要さを考えると、デバイスチューナーを出して良かったかも。1枚でも出しておくと、3ターン目のマジックエンジニアからのアナライズAFを回収しやすくなります。拓海はアナライズAFを確実に増やすために、4ターン目にマジックエンジニア、デバイスチューナーをプレイしました。

みずせは永久凍土のベヒーモスの結晶により、背徳の狂獣で2面処理できました。

 

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トップでアブソリュート・モデストをドローしましたが、手札のパラダイムシフトのコストを下げるために、アナライズ、エンシェントAFを処理に使いました。

みずせは永久凍土のベヒーモスを再びプレイ。しかし《世界》・ゼルガネイアを2枚引いてしまいました。拓海はアブソリュート・モデストを着地させる事が出来ました。そしてエッジAFで回復しながら、顔を詰めていきます。

みずせは2枚の《世界》・ゼルガネイアをプレイして、回復、攻撃を続けますが、だんだん劣勢に。スペルが手札に溜まってしまい、バアルの融合も上手くできません。

 

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遺物の番人・ルチル、アブソリュート・モデストのバーンにより削りきりました!拓海、初出場で初勝利!!

 

拓海 WIN 

 

 

終結果 GxG 3-2 横浜F・マリノス

GxGは2Pickで勝利し、初出場の拓海も勝利し、また調子を上げていきそうです。横浜F・マリノスは葬送Ncのタイミングと、式神Wが足を引っ張ってしまった印象がありました。

 

 

3.福岡ソフトバンクホークスゲーミング vs au デトネーション

現在1位、2位の首位争いになりました!昨シーズンでは下位だった2チームでもあります。

 

1戦目 バーサ vs cross7224

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バーサはDの選択になりました。アディショナルで追加されたエターナルホエールは2Pickでも非常に強力。試合中は確実に1枚引いておきたい。

cross7224はまたもVの選択になってしまいました。今回は復讐系のカードが少ないので、無理に自分のライフを削る必要がなく、今までよりは戦いやすいデッキかと思われます。自分から顔を削るカードが少ないのが気になる。

 

 

cross7224はバアルをプレイし、より攻撃的な手札に入れ替えました。そして銀矢の狩人で盤面を広げていきます。序盤cross7224の横展開に苦しんでいたバーサでしたが、5ターン目のニードルドラゴニュートでなんとか盤面を返していきました。

 

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金色に光るカードに反応してガッツポーズを決めたものの、全然違うカードだった事に気づいて凹むバーサ。

cross7224はニードルドラゴニュートを、悪魔の囁きにより処理しましたが、余ったPPで強い盤面は作れませんでした。バーサはこのデッキのキーカードであるエターナルホエールが引けず。渋々ドラゴンブレイダーをプレイしました。

cross7224はラストワードと必殺効果の強力な、孤高の悪鬼で進化処理。これに対してバーサはニードルドラゴニュートで処理します。8ターン目にはレアメタルドラゴン進化で盤面を取り返しました。

 

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cross7224はレアメタルドラゴンのスタッツを下げてから、ゴブリンスクラムをプレイ!ドラゴンブレイダーの結晶から、ドラゴンが出てきますが、時すでに遅し。cross7224が再びゴブリンスクラムで圧倒し、勝利!

 

 

cross7224 WIN

 

 

2戦目 Enju vs まっつ

au デトネーションは2Pickで勝てたため、無難に勝っていきたい。ミラー、葬送Ncが出てこないうちに進化Rを使っておきたい。

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは出しやすいコントロールEを選択。しかし進化Rを当てられてしまいました。まっつは初の移籍後の試合になります。

 

 

Enjuは順調にフォロワーを並べていきますが、指揮官サーチ、白銀の閃き・エミリアが引けていないので、今後手札を伸ばせるか怪しい。まっつも豪風のリノセウスは引けないので、ゆっくり処理しながら動いていきます。

 

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Enjuは5ターン目でようやく猛然たる騎士・ゲルトを引けました。森を彩る者・エルフクイーン進化処理により5/1で残しましたが、まっつに無視されてしまい、ラストワードが発動しません。

 

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動きづらくなっているEnjuに対して、まっつはマドロスエルフで盤面を広げます。

Enjuはレヴィオンの魔獣使いで顔を守ろうとしますが、森を彩る者・エルフクイーンで全処理されてしまい、9点まで詰められてしまう。煌剣の戦士・アンリエット、《世界》・ゼルガネイアでやり過ごします。

しかしこの盤面もまっつは全処理し、6点まで詰めました!

 

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Enjuは全処理まではできましたが、回復できず。まっつが森林の狼進化で6点を詰め切りました!移籍後も変わらず強さを発揮しています。

 

まっつ WIN

 

 

3戦目 Spicies vs カラク

au デトネーションはディスカードD以外に有利な冥府Ncを選択。福岡ソフトバンクホークスゲーミングはディスカードD、葬送Ncに絞ります。ディスカードDは秘術Wに強い事から温存し、葬送Ncを選択しました。

 

 

序盤はお互いに葬送を進めていきます。双方《恋人》・ミルティオは引けませんが、王墓の骸、デッドメタルスター、フェイタルオーダーが引けているラクリが優勢か。

 

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4ターン目にカラクリはフェイタルオーダーをプレイし、征伐の死帝を場に出しました。相手の《恋人》・ミルティオに強いものの、デッドメタルスターが手札にいるので、葬送してから後に出したかったようにも見えます。Spiciesはリッチを倒すのみになりました。

返しが弱かったため、カラクリはデッドメタルスターを葬送しながら、2枚目のデッドメタルスターをアクセラレートでプレイ。Spiciesは王墓の骸のエンハンスをプレイしますが、盤面を強く返せません。

 

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ラクリは天覇風神・フェイランが出ている状態で、フェイタルオーダーで一気に攻めていきます!

Spiciesはこの盤面を返しきれませんでした。カーニバルネクロマンサーエンハンスにより、ラクリ勝利!

 

ラクリ WIN

 

 

4戦目 ミル vs MURA

au デトネーションは、相手がディスカードDを投げてくると予想。しかし有利に戦えるデッキが無いので、五分以下ではあるもののこちらもディスカードDを選択しました。

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは相手の秘術Wを最後までケアしたいため、ディスカードDは温存し、進化Rを選択しました。

 

 

MURAは序盤にフォロワーを並べていき、4ターン目には波濤のプレシオサウルスに強い戦争商人・アルヤスカをそのまま置きました。

 

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ミルはPPブーストを2回決め、後攻4ターン目で波濤のプレシオサウルスをプレイ!シールドガーディアンを打ち抜いたため、守護裏の戦争商人・アルヤスカを処理する事ができました!

しかし白銀の閃き・エミリアからのドローで猛然たる騎士・ゲルトを手に入れたため、波濤のプレシオサウルスを綺麗に処理できました。ミルもディスカードしながら盤面を処理していきます。

MURAは聡明のドラゴニュートスカラーを処理するために動乱商人・イルミスナを2枚プレイしますが、盤面は弱いままです。

 

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ミルはダークジェイルドラゴン3枚引き切りました。このターンで打点は足らない上、ここで走らせてしまうと、《世界》・ゼルガネイアの回復等がきつい。そのため、敢えて潜伏させたままターンエンドしました!

MURAは当然何もできず。潜伏させたダークジェイルドラゴン3体と、岩石のアンキロサウルスでミルが削りきりました!

 

ミル WIN

 

 

5戦目 Spicies vs MURA

au デトネーションは一番マシなバアルVを選択福岡ソフトバンクホークスゲーミングはディスカードDを選択しました。一応バアルVが来るのが確実ならコントロールBでもいいですが、万が一秘術Wが来てしまうと負けてしまうので、ディスカードDが安定択でしょう。

 

 

Spiciesは序盤で1コストフォロワーが固まってしまいました。盤面を広げるものの、水呼びの竜使いで足止めを食らってしまいます。

 

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永久凍土のベヒーモスにより念願のドローができましたが、今度はスペルが固まってきてしまう。鋭利な一裂き、ヴァンパイアスレイヤー・ルシウス進化で顔を削りにいきますが、MURAの初手キープしていた《世界》・ゼルガネイアがもろに刺さってしまいました。

そして追い打ちをするように、MURAは波濤のプレシオサウルス進化。

 

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凶槍の戦士顔進化、紅のワルツで6点まで詰めますが、波濤のプレシオサウルス、ダークジェイルドラゴンによりMURA勝利!延長戦最強の男がまたしても決めました!

 

MURA WIN

 

 

終結果 au デトネーション 2-3 福岡ソフトバンクホークスゲーミング

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは、今節でも延長戦で見事勝利!au デトネーションの敗因は、相手にWがいなくてバアルVの役割が無かった事、葬送Ncではなく冥府Ncだった事(諸説)、この2つの要因によって進化Rを初戦で出さざるを得なかった事、有利マッチ想定で2回敗北してしまった事であると思われます。秘術Wはかなり立ち位置良かったと思います。

 

4.AXIZ vs NTT-WEST リバレント 

最後はいつものこの2チームの対戦になりました。今シーズン、第1節でもNTT-WEST リバレントは敗北しているため、今節では勝ちたい!

 

1戦目 Rob vs keisuke3

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今環境では珍しいEミラーになりました。Robは回帰する抱擁・ラティカ3枚が目を引く、後半までコントロールできそうなデッキになりました。

keisuke3は顔を削るカードを多くpick出来ました。 喝采の獣使いの分のアクセラレートのカードが少ないのが気になるところ。

 

 

keisuke3は悪戯の精霊でフェアリーを増やしつつ、先にフォロワーを展開していきますが、Robのプラントエルフに有利トレードされてしまう。

さらに4ターン目には2枚目のプラントエルフを進化され、フェアリーを倒されてしまいました。keisuke3は6ターン目の強い動きに向けて、再びフェアリーを並べていきます。

Robは星灯りの女神をプレイし、喝采の獣使い、鋼鉄と大地の神、神話の剣と、強力な3枚のカードをコピー出来ました。

 

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keisuke3は想定通り、喝采の獣使いをプレイ。Robの喝采の獣使いをケアするため、フェアリーを進化させました。Robも喝采の獣使いをプレイし、応戦します。

keisuke3は次ターンに強力なエンハンス効果が発動する、フェアリーアサルトをプレイし、喝采の獣使いを処理しました。デッキの特性から、リソースよりも、顔打点を重視しているようです。

Robは自分から攻めるカードはあまりないので、ゆっくり盤面に対応していきます。keisuke3は森林の狼進化で、3点まで追い詰めました!Robは鋼鉄と大地の神をプレイし、次のターンのフィニッシュに備えます。

 

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トップで爆炎の魔神をドロー!デッキの特性を理解し、常に顔への意識を欠かさなかったkeisuke3の勝利!

 

keisuke3 WIN 

 

 

2戦目 Rumoi vs feg

NTT-WEST リバレントはコントロールE、葬送Ncに選択肢を絞ります。専門店Wが来たときにコントロールEが厳しいため、葬送Ncを選択しました。葬送Ncに強いディスカードDは、相手視点では少し投げづらそうです。

AXIZはコントロールE、バアルVが来ると予想し、進化Rを選択しました。

 

 

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fegは幽暗の墓守を置き、葬送を進めていきます。Rumoiは3ターン目に無敗の剣聖・カゲミツをプレイ。後攻4ターン目で強い盤面を作る予定でしたが、幽暗の墓守が4ターン目に出てきてしまったため、下から当てる事になってしまいました。

 

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fegは《恋人》・ミルティオをプレイし、天覇風神・フェイラン、カーニバルネクロマンサー、リッチを場に出しました。

ここでfegは天覇風神・フェイランに進化をきりました。これにより、白銀の閃き・エミリアが相打ちせず、6/1で盤面に残る事になり、フェイタルオーダーからのデッドメタルスターが自滅できるようになります。

Rumoiは6ターン目を無敗の剣聖・カゲミツ、レヴィオンの魔獣使い進化、7ターン目には煌剣の戦士・アンリエット、《世界》・ゼルガネイアでしのぎます。

 

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ここで直接召喚、死期を視るもの・グレモリー!レジェンダリースケルトン、カーニバルネクロマンサーと合わせてfegが削りきりました!

 

feg WIN

 

 

3戦目 Chino vs けんぴ

NTT-WEST リバレントは、相手視点でコントロールEを普段使うfegがいなくなった事で、バアルV通りやすくなると予想。これに対して有利なコントロールEを選択しました。

AXIZはディスカードD、バアルVに強いコントロールEが有利な状況。これに対してNTT-WEST リバレントが専門店Wを投げてくると予想し、バアルVを選択しました。しかし結果的には当て負けになってしまいました。

 

 

けんぴはマリガンで《世界》・ゼルガネイアが提示されましたが、戻して豪風のリノセウスを手に入れました。1ターン目から動いていくChinoに対して、けんぴも豪風のリノセウス、ファイターを並べていきます。

 

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けんぴは3ターン目に豊穣の季節をプレイした事で、4ターン目に森を彩る者・エルフクイーンが間に合いました。さらに次のターンに使い回すために、対空射撃で戻しました。

Chinoは空盤面で背徳の狂獣に進化を切りました。けんぴは再び森を彩る者・エルフクイーンで盤面を返しますが、魅惑の教鞭・イオ進化で守護突破され、かなり顔を詰められてしまいました。

 

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トップで《世界》・ゼルガネイアをドロー!しかし10点までしか回復できたないのは気がかり。

Chinoはバアルにより、1点まで顔を詰めていきます。

けんぴは豪風のリノセウスによる逆リーサルが全く間に合わないため、導きの巫女・コッコロのユニオンバーストで回復。最後はChinoがバアルで貫通しました!

 

Chino WIN

 

 

4戦目 Gemo vs Surre  

NTT-WEST リバレントはディスカードDを選択。この4戦目では不利になってしまう可能性は高いものの、コントロールEに強い専門店W、専門店Wに強いバアルVは残しておきたいという判断かと思われます。

AXIZは5戦目をじゃんけんにするために、ディスカードDを選択。ディスカードDミラーになりました。

 

 

お互いにPPブースト、波濤のプレシオサウルスが引けないため、序盤は緩いターンが続きます。

 

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GemoはPPブーストを探すためにディスカードを進めていきますが、PPが余ってない状態で竜の託宣が遅れて来ました。盤面を強くするために悲哀の赤竜をプレイしますが、捨てるカードが無かったので、渋々ダークジェイルドラゴンをディスカードします。

これに対してSurreは悲哀の赤竜、水呼びの竜使いで盤面を返していきます。Gemoも悲哀の赤竜の2枚目を使って再び盤面を返しますが、波濤のプレシオサウルス前にディスカードが減ってしまうのが痛い。

 

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Surreが一足先に波濤のプレシオサウルスをプレイ!Gemoも遅れて波濤のプレシオサウルスに進化をきりました。その後は双方PPブーストを進めながら、次のターンの準備を進めます。

 

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Surreが8ターン目にダークジェイルドラゴンで攻めに行きます。そしてデッキが無くなる事、顔を削っていきたい事から、憤怒の碧竜を手札に加えました。GemoはSurreのデッキが尽きるまで耐えたいように見えます。

Surreはデッキが尽きないように、次ターンの疾走でフィニッシュしたいものの、動きが弱くなってしまった。

 

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しかしここまで温存していた進化権、ダークジェイルドラゴンでリーサル!突然のカウンターでGemoが一気に削りきりました!

 

Gemo WIN

 

 

5戦目 Gemo vs Surre 

専門店W vs バアルVとなりました。19-20 年間王者決定戦の最終戦のマッチになります!!

 

Surreは先攻1ターン目からフォロワーを並べていき、ワンダーコックでしっかり手札を補充していきます。

 

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Gemoは3ターン目に、ヴァンパイアスレイヤー・ルシウスではなく、ワンダーコックを倒しました。そして4ターン目に生存したヴァンパイアスレイヤー・ルシウスを真理の魔鏡でコピーし、2面処理できました!

Surreはしっかり背徳の狂獣を着地できました。バアルに混ぜられるカードが少ないものの、このまま顔を削っていけそうです。Gemoは回復が追い付きそうにありません。

 

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最後は鋭利な一裂き、紅のワルツで削りきりました!リーダー、Surreが見事延長戦を制し、チームを勝利に導きました!

 

Surre WIN

 

 

終結果 AXIZ 2-3 NTT-WEST リバレント

NTT-WEST リバレントはプレイは勿論、素晴らしいデッキ選択の読みで見事勝利しました。keisuke3は今弾でWは選択できるのでしょうか。AXIZは延長戦までは辿り着けたものの、惜しくも敗北。

 

 

5.感想 

  • 前節から環境が進み、RAGE決勝でリストが公開された事で、バアルV、コントロールBが一気に増えました。また前節人気だった式神Wは、前述のバアルV、コントロールBに弱い事もあり、かなり数が減っていきました。これにより式神Wに不利であった進化R、葬送Ncが大きく不利なデッキが少なくなった事で、今節ではこれらのデッキを中心に試合が行われていった印象がありました。
  • RSPLのルールにより、今節から選手が移籍、加入されました。特に名古屋OJAベビースターのヨシヒコ選手加入は衝撃的でした!今節では惜しくも敗北してしまいましたが、今後の活躍に期待したいです。

 

 

次回の第9節は9/22(火)です。

 

 

 

 


 

変なところあったら連絡ください。

 

 

 

【第7節】RAGE Shadowverce Pro League 20-21 season レポート

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

RSPL第7節の観戦レポートです。

 

www.openrec.tv

 

今節で全チームの対戦組み合わせが終了し、シーズンの三分の一が終わるという事で節目の一節になります。

試合内容、デッキ選択についてまとめています。

デッキについては、先日上げた記事を参考にしていただければ幸いです。

 

namabeersv.hatenablog.com


 

 

今節の注目マッチ

  • feg vs ちゃみ (1:00:00頃)
  • Rumoi vs MURA (4:10:00頃)
  • Spicies vs マサヤ (8:15:00頃)

 

※注意

  • ほぼ敬称略
  • ただのライトプレーヤーなんでプレイ自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
  • クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。

 

目次

 

1.NTT-WEST リバレント vs GxG

調子を落としつつあるGxGは、ここで勝利し上位争いに食い込みたいところ。NTT-WEST リバレントは勝ち点3ラインに並びたい。

 

1戦目 keisuke3 vs フォレスト

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keisuke3はまたもWが引けず、Rを選択する事になりました。連携カード、フィニッシュが十分にpickでき、バランスの良いデッキになりました。また指揮官カードは安らぎの女王、静寂の元帥、ダイヤモンドパラディンの3枚であるため、猛然たる騎士・ゲルトからのサーチを考えれば早い段階で静寂の元帥を着地させる事ができそうです。

フォレストはしっかりWを選択できました。横処理には境界の魔導士、小さな優等生・キョウカ、大紅蓮、盤面展開にはアースエレメンタラー、形成の魔術師、アダマンタイトゴーレム、フィニッシュにはフューチャービジョン、爆炎の魔神と、Wの強いカード全部かき集めたような最強デッキが産まれました。地味ですが、新カードであるドワーフの工房長も盤面処理と盤面展開に優れており、2Pickでは優秀なカードになっています。

 

 

keisuke3、先攻でしっかり猛然たる騎士・ゲルトを手に入れました。

 

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keisuke3は猛然たる騎士・ゲルトではなく、エンハンスで強い安らぎの女王を3ターン目にプレイしました。Wの序盤はエーテルゴーレムで簡単に3点除去できますが、横並びは進化ターンまで行かないと打たれないため、早い段階でプレイしたと考えられます。さらに4ターン目には安らぎの女王が残ったため、猛然たる騎士・ゲルトの突進効果を付与させる事ができました!

先攻から少し攻められてしまったフォレストでしたが、進化ターンまでに小さな優等生・キョウカが間に合いました。

keisuke3は猛然たる騎士・ゲルトを破壊されなかったため、静寂の元帥は引けませんでした。小さな優等生・キョウカの5/4もきれいに処理できないため、放置する事に。これに対してフォレストが境界の魔導士で一掃してしまったため、keisuke3は完全に後手にまわってしまいました。

フォレストはこの隙を突くように、ドワーフの工房長でどんどん顔を削っていきます。

 

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マジカルラットのエンハンスにより、フォレストは最後の詰めにかかります。keisuke3は土壇場で信念の剣閃をドロー!!武器商人・エルネスタの連携効果を駆使し、盤面を一気に返し、顔も4点まで詰めました!疾走札は使い切ってしまったので、全処理だけは避けたい。

しかしフォレストは冷静に大紅蓮で盤面を処理。顔を詰めるための紅蓮の魔術も盤面に使い、ゴーレムクリエイションでしっかり守護を立てます。

手札が枯渇してしまったkeisuke3は、フォレストのガーディアンゴーレムを処理できません。

最後はフォレストがフューチャービジョンをドローし、勝利! 

 

フォレスト WIN

 

 

2戦目 feg vs ちゃみ

NTT-WEST リバレントはGxG側の専門店Wはかなり予想外だったようであり、ほとんどのデッキに不利がつかない厳しいデッキになっています。安定択を選ぶGxGの傾向から、1戦目は専門店Wを使ってくると予想しました。明確に有利なデッキは無いため、半分捨てる感覚でコントロールEを選ぶことに。

GxG通りは想定通り専門店Wを選択。GxG視点ではNTT-WEST リバレントの式神Wがないわけではなかったので、悪い選択では無かったと思われます。

結果、fegはまたもコントロールEで専門店Wに当たってしまいました。

 

 

fegは導きの巫女・コッコロからのドローにより、豪風のリノセウスの1枚目が引けました。4ターン目には、豪風のリノセウス、森林の狼、導きの巫女・コッコロとプレイでき、さらに豪風のリノセウスとバウンスを手札に集めていきます。

対するちゃみは対空射撃の撃ち先を作らないように、フォロワーを出さない事を徹底します。

 

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fegは対空射撃が上手く使えない状況で、ちゃみの境界の魔導士を引っ張りすために、フォロワーを3体並べました!

 

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これに対してちゃみは、豪風のリノセウスを真理の魔鏡でコピーし、進化処理。バウンス効果により、またも対空射撃が打てない盤面を作りました!fegは次のターンに削り切られないよう、体力の高い永久なる輝き・エリンを盤面に残します。

ちゃみは魔道具専門店を起動!しかしドローが上手く繋がらず、このターンで決めきる事が出来ませんでした!

 

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トップ機械樹の番人により、fegの勝利!厳しい不利対面を捲りました!

 

feg WIN

 

 

3戦目 けんぴ vs Riowh

思わぬ形で1勝取れたNTT-WEST リバレントは、不利対面の無くなった式神Wを選択します。GxGは式神Wには結局不利になりますが、一番戦えそうでこの後の役割も多くないAFNmを選択。

 

Riowhは序盤に1コストフォロワーを並べ、猛攻を仕掛けます。

けんぴはフューチャービジョンが引けていないため、少し押されてしまう。進化ターンにも小さな優等生・キョウカが引けず、将来的にも動きずらい厳しい手札になっています。

 

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Riowhはアブソリュート・モデストを進化。6ターン目には遺物の番人・ルチルも見えているため、かなり早い段階で顔を削り切れそうです。けんぴは依然として処理に恵まれないハンドが続きます。

けんぴは陰陽の開祖・クオンをプレイしますが体力は間に合いそうにありません。そのままRiowhが勝利しました。

 

Riowh WIN

 

 

4戦目 Surre vs リグゼ

NTT-WEST リバレントに進化R、AFNmが残っているため、GxGの葬送Ncの通りが良くなっています。NTT-WEST リバレントはこの葬送Ncと、ミラーにも強いディスカードDを選択しました。

GxGはディスカードDを選択しました。作戦会議の前半が聞けなかったので理由は分かりませんが、最終戦で進化Rを使いたいようです。

という事でディスカードDミラーになりました。エターナルホエールでロングゲームがしやすいSurre側が有利になります。

 

 

お互い竜の託宣でスタートがきれました。リグゼは大逆のドラゴサモナーを2枚引けましたが、波濤のプレシオサウルスが引けません。SurreはPPブースト、ドローを順調に進めていきます。

先に波濤のプレシオサウルスを着地させたのはSurre。エターナルホエールも引けたため、このデッキの理想の動きができそうです。リグゼもすぐに波濤のプレシオサウルスで盤面を返していきます。

 

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Surreはエターナルホエールをプレイ。蛇竜の契り、悲哀の赤竜を使えば盤面を全処理できますが、ダークジェイルドラゴンで顔を詰めていきます。エターナルホエールを確実に破壊してほしいため、無理に盤面を作る必要が無いという判断でしょう。

リグゼは手札にダークジェイルドラゴンを貯め込み、次ターンのリーサルを狙います。

 

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Surreは1コストのエターナルホエール2枚と、悲哀の赤竜2枚で非常に強固な盤面を作り上げました!

これにはリグゼのダークジェイルドラゴンも顔に通せません。何とかSurreのリーサルを防ごうとしますが、エターナルホエールの連打に全く歯が立ちません。リーダーSurreが延長戦に繋げました!

 

Surre WIN

 

 

5戦目 けんぴ vs リグゼ

NTT-WEST リバレントは残った葬送Ncにはどうしても不利がついてしまう。ビートダウンの強さを考慮して、AFNmを選択しました。使い手はもちろんけんぴ。

GxGは通りやすい葬送Ncではなく、予定通り進化Rを選択しました。GxGの進化Rはかなり前寄りなため、序盤耐えきられてしまうと厳しい。

 

 

リグゼは1ターン目から武器商人・エルネスタをプレイしていきます。けんぴはロボティクスユーザー、マジックエンジニア、運命への反逆と理想的な動きを続けます。

 

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リグゼはAFNmに強いペインレスサムライを進化。これに対してけんぴはアブソリュート・モデストを進化させます。AFの種類は3まで達成していたため、進化効果によってペインレスサムライを破壊出来ました!リグゼは残ったペインレスサムライを頼りにけんぴの盤面を少しずつ返します。

 

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6ターン目にプレイしていた無敗の剣聖・カゲミツ、天覇風神・フェイラン、ドレッドハウンド、信念の剣閃により強い5面展開ができました。けんぴはパラダイムシフト、アーティファクトリメイカーにより4体まで返しました。

 

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リグゼは再び盤面を作りますが、神秘の遺物・スピネ&ルチルにより全て返されてしまった!さらにデバイスチューナーで増やされているため、次の盤面も返されてしまいます。

最後はヴァーテクスコロニーによりフィニッシュ!けんぴ、延長戦を制し、チームに勝利をもたらしました!

 

けんぴ WIN

 

終結果 NTT-WEST リバレント 3-2 GxG

NTT-WEST リバレントは初戦敗北と厳しいスタートでしたが、延長戦まで粘って勝利しました。GxGの最大の敗因は、5戦目に葬送Ncを選択しなかった事でしょう。進化R、AFNmに強いと判断して持ち込んでいるはずなので、かなり勿体ないと感じました。

 

 

2.AXIZ vs 福岡ソフトバンクホークスゲーミング

8月に入って連敗続きのAXIZと、連勝中の福岡ソフトバンクホークスゲーミングの対戦になります。

 

1戦目 Rob vs バーサ

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RobはRを選択しました。レヴィオンの魔獣使い、静寂の元帥を筆頭に展開を助けるカードは多いものの、フィニッシャーは少なめ。

対するバーサはWの選択。フューチャービジョンは3枚しっかり引けたため、10ターン目まで長引かせたいものの、中盤を繋ぐ全体処理カードが少ないのが気になるところ。

 

 

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Robは2コストフォロワーが引けず、パスしてしまいましたが、4ターン目の静寂の元帥進化で盤面を取り戻しました。そして5/6で残された静寂の元帥を、バーサは処理できませんでした。さらにRobはストライクナイトをプレイし、大型フォロワーの展開を続けます。

 

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バーサはアブソーブスペル、式神・暴鬼でなんとか処理しますが、空の盤面にシヴァを置かれてしまいました。バーサはスウィートマジシャンをプレイしますが、進化を全て使い切ってしまいました。

Robはここでも大型フォロワーを複数盤面に立てます。さらにシヴァのバフまでかかり、次のターンにはリーサルが見えそうです。バーサは魔導の君臨者の進化回復、境界の魔導士で2体まで処理しましたが、盤面でリーサル。大型フォロワーで常に押し続けたRobの勝利!

 

Rob WIN

 

 

 

2戦目 Chino vs たばた

AXIZは式神W、ディスカードD、AFNmを中心にデッキを選択する事にしました。福岡ソフトバンクホークスゲーミング視点から、ディスカードDしか役割の無いコントロールE、ほぼ全デッキに有利な式神Wは温存されると考え、AXIZはディスカードDを選択しました。

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは、AXIZがディスカードDを初手で投げるという今までの傾向から、これに強いコントロールEを選択しました。

結果福岡ソフトバンクホークスゲーミングは当て勝ち&使いづらいデッキを消費でき、この先かなりリードできそうです。

 

 

ChinoはPPブーストが全くできないため、2/2のフォロワーを並べていきます。

たばたは4ターン目にワンダーコックを進化させました。しかし手札が9枚になってしまったため、至高神・ゼウス、《世界》・ゼルガネイア等のキーカードが燃える恐れがあります。

さらに5ターン目には回帰する抱擁・ラティカを進化させたため、またも手札がいっぱいになってしまいます。

Chinoは6ターン目でようやく波濤のプレシオサウルスをプレイ出来ましたが、まだ顔を削り切るのは厳しそうです。その後はPPブーストカードを2枚プレイし、次ターンの準備をします。

たばたはフォロワーをプレイされなかったため、やる事がありません。導きの巫女・コッコロをプレイしたため、ここでも手札があふれます。

 

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Chinoは憤怒の碧竜、ダークジェイルドラゴンと疾走フォロワーを手札に集めていきます。

 

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そして9ターン目には返しづらい5体のフォロワーを並べました。

たばたは《世界》・ゼルガネイア、森を彩る者・エルフクイーンをプレイしましたが、盤面を返しきれません。

そのまま盤面のフォロワーでChinoの勝利!最初はかなり出遅れていましたが、コントロールEの許容範囲を越える展開とバーンを、短期間で行ったプレイがお見事でした。

 

Chino WIN

 

 

 

3戦目 Rumoi vs カラク

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは唯一厳しそうなコントロールEを投げられる前に、式神Wを使います。AXIZは式神WかAFNmの選択で、式神Wを選びました。よって式神Wミラーになります。

 

 

お互い序盤はパーツを集めながら、スペルブーストを進めていきます。中々キーカードの引けない2人ですが、ラクリが先に決意の預言者・ルーニィ、陰陽の開祖・クオンを手に入れました。Rumoiはカオスウィザードからのドローでマナリアの偉大なる研究を2枚引いたため、スペルブーストが無駄になってしまう。

 

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Rumoiは今ある最大の動きを押し付けます。カラクリは鬼呼びの導師、フューチャービジョンで3体まで処理できました。

そして7ターン目にはしっかり、スペルブースト10の決意の預言者・ルーニィ、陰陽の開祖・クオンを着地させました。Rumoiは小さな優等生・キョウカと鬼呼びの導師で盤面を返しますが、強い盤面は作れません。

ラクリは決意の預言者・ルーニィで顔を削りながら盤面を作っていきます。 結局Rumoiは何もできず、カラクリの勝利!

 

ラクリ WIN

 

 

4戦目 Gemo vs MURA

AXIZはAFNmミラーを避けるために、ここでAFNmを使う事に。福岡ソフトバンクホークスゲーミングは僅かに有利な進化Rを選択しました。

 

 

MURAはAFNmに強いペインレスサムライをキープ。Gemoは後攻でヴァーテクスコロニーをキープしましたが、シールドフォーメーションをプレイされた事から処理が間に合わないと考え、ロボティクスユーザーからプレイしました。ペインレスサムライには浄化の輝き・ミュニエをしっかり合わせる事が出来ました。

 

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MURAは5ターン目にしっかり白銀の閃き・エミリアをプレイ。猛然たる騎士・ゲルトの突進効果で綺麗に盤面を処理できました。Gemoはこの6/4に対して、界門のホムンクルスで進化処理します。

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戦争商人・アルヤスカ、オネストシーフの強い処理も見えますが、ここは無敗の剣聖・カゲミツ、分身の術で、次ターンの準備をします。GemoはAFが無視されてしまっているため、コストの下がらないパラダイムシフトを上手く使えません。

 

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無敗の剣聖・カゲミツ、天覇風神・フェイラン、白銀の閃き・エミリアで一気に強い盤面を作りました!Gemoは何とか盤面を返そうとしますが、白銀の閃き・エミリアオネストシーフが残ってしまう。

その後もアーティファクトリメイカーで何とか耐えきろうとしますが、MURAが戦争商人・アルヤスカ、ターミナルウェポンで圧倒。エースMURAが延長戦に繋げました!

 

MURA WIN 

 

 

5戦目 Rumoi vs MURA 

福岡ソフトバンクホークスゲーミングはディスカードDを選択

AXIZはディスカードDに強いコントロールE投げを検討しますが、裏をかかれて不利なAFNmを投げられる可能性もあるため、無難な進化Rを選択しました。

 

 

MURAはPPブーストできない上、ドラゴニックコールが重なってしまいました。Rumoiは3、4ターン目で猛然たる騎士・ゲルトを連投。

MURAは次のターンに波濤のプレシオサウルスをプレイするために竜の託宣をプレイ。処理は盤面の聡明のドラゴニュートスカラーの進化のみとなりましたが、進化Rはこれを綺麗に処理する事が出来ません。

Rumoiは想定通り白銀の閃き・エミリアをプレイし、盤面を広げます。

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MURAは波濤のプレシオサウルスを進化させます。2点が白銀の閃き・エミリアに飛んだため、4/1の聡明のドラゴニュートスカラーで処理するかと思われましたが、顔を詰めていきます。先述の通り処理されづらいため、次ターンも顔を削っていけそうです。

Rumoiは処理されづらい戦争商人・アルヤスカをプレイし、6/6で残します。

 

ここで2体目の聡明のドラゴニュートスカラーを進化させます。戦争商人・アルヤスカに打点を吸われてしまったものの、相手のリーサルが無いように逆リーサルを仕掛けます。Rumoiは煌剣の戦士・アンリエットを立てながらターミナルウェポンをプレイし、リーサルを防ごうとしますが・・・

 

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金剛のパキケファロサウルスのドローにより、リーサル!常に顔への意識を絶やさないプレイが上手く勝利に繋がりました。MURAがまたもや延長戦を制して、チームを勝利に導きました!!

 

MURA WIN 

 

 

 

終結果 AXIZ 2-3 福岡ソフトバンクホークスゲーミング

今節でもエース、MURAが大暴れ!個人での勝利数1位の戦績でチームを引っ張っています。AXIZはデッキ選択が読まれてしまったのが痛かったものの、プレイは変わらず素晴らしかった。

 

 

3.レバンガ☆SAPPORO vs 横浜F・マリノス

負けが続いてしまっているレバンガ☆SAPPOROはここで流れを取り戻したい。横浜F・マリノスは勝てれば勝ち点3ラインに並べられます。

 

1戦目 真春 vs しーまん

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真春はEと厳しい選択に。顔を削る手段は多いものの、低コストフォロワーが致命的に少ないため、アグロムーブが出来なさそうです。

しーまんはWを選択出来ました。ポーションウィザード、境界の魔導士等の強力な除去札は引けませんでしたが、その他の土の秘術カードは多く取れました。

 

 

真春は先攻で2コストフォロワーを置けました。フォレストムーブにより、有利にトレードを進めようとしますが、しーまんのピアッシングエンジェルに処理されてしまいました。

真春は2プレイを達成しながら、重なり合う決意で盤面を広げますが、パイロエレメントソーサラーにより全処理されてしまいました。真春は再度フェアリーアサルトで展開しますが、これもパイロエレメントソーサラーに処理されてしまう。さらにしーまんは余ったPPで2コストのマジカルラットをそのままプレイしましたが、手札が多いわけではないため温存しても良かったかも。

 

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真春はトップで永久なる輝き・エリンを引き込みました。さらに進化効果で2面処理が強いフォレストダーク・レオネルをドローできました。

W側は本来大型フォロワー処理は厳しいのですが、しーまんは2枚のアブソーブスペルでこの2体を処理しました。真春はさらに大型フォロワーを押し付けるためにピアッシングエンジェルを進化置きしますが、神話の剣で簡単に取られてしまいます。

 

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真春は満を持してプライマルギガントをプレイしますが、永久なる輝き・エリンもフォレストダーク・レオネルも消滅させられているため、非常に弱い展開になってしまいました。

しーまんはこの盤面をいとも簡単に処理してしまいました。最後はフューチャービジョン、紅蓮の魔術、真理の術式でしーまんが削りきりました!

 

しーまん WIN

 

 

2戦目 きょうま vs あぐのむ

レバンガ☆SAPPOROは、横浜F・マリノスの専門店Wが使わないうちに、式神Wを選択します。横浜F・マリノスはこれに専門店Wを合わせる事が出来ました!

 

 

きょうまはマリガンで知恵の光、フューチャービジョン、そして陰陽の開祖・クオンを掲示されましたが、フューチャービジョンを返してしまいました。細かいスペルで、手札も増やせる事から先攻なら是非とも欲しいカードでしたが、3ターン目には再び引き込みました。

あぐのむはスペルの撃ち先を作らないよう徹底します。きょうまは細かいスペルが全く引けず、スペルブーストフォロワーのコストが全然下がりません。

 

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きょうまはインフィニットウィッチ・ドロシーを進化させ、なんとか顔に打点を通したいところですが、あぐのむの境界の魔導士がこれを許しません。あぐのむはこのターンで荒野の休息を打ちませんでしたが、これは次のフィニッシュのターンで打てるカードが無くなるのを嫌ってのプレイに見えます。

 

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負けを確信し、天を仰ぐきょうまと、ふざけるあぐのむ

きょうまは結局フォロワーを展開する事がほぼ出来ませんでした。あぐのむが魔道具専門店を置き、手札に溜め込んでいたスペルをプレイして勝利。

 

あぐのむ WIN

 

 

3戦目 Tatsuno vs 水煮

追い詰められたレバンガ☆SAPPOROは、相手の進化Rに勝つために、浄化の輝き・ミュニエを3枚採用したAFNmを投げます。横浜F・マリノスは無難な進化Rを選択。

 

 

Tatsunoは機構の技師2枚が被り、パラダイムシフトのコストが下がら無さそうな手札でしたが、3ターン目にアーティファクトの同調が引けた事で、一気に強い手札になりました。対する水煮は4ターン目の良い動きが無いため、堕落の決意を使ってしまいました。

 

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Tatsunoは運命への反逆をプレイし、ミスティックアーティファクトを進化させます。エンシェントを当ててからアーティファクトスキャンを打てば確定で、エンシェント、アナライズを手に入れられますが、それよりも次の盤面の返しやすさを重視していそうです。

水煮は白銀の閃き・エミリアを進化させますが、連携が足りないためオネストシーフでの2面処理はできず。Tatsunoはロボティクスユーザー2枚とアナライズアーティファクトをプレイしますが、盤面に残っていたエンシェントを先に破壊したためコストを損してしまいました。水煮はエンハンス無敗の剣聖・カゲミツをプレイし、次に備えます。

 

Tatsunoは遺物の番人・ルチルをプレイ。スキャンからエンシェントを加えられたため、盤面を綺麗に処理しながら顔を詰められました。次のアーティファクトリメイカーの動きもかなり強力になりそうです。水煮は進化回数が稼げていないため、強い盤面が作れません。

そしてTatsunoはアーティファクトリメイカーをプレイ! ブリッツアーティファクトまで添えて、顔を削っていきます。

水煮は盤面を返したものの、体力は回復できず。

 

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最後はブリッツアーティファクト3体で余裕で削りきりました!

 

Tatsuno WIN

 

 

4戦目 さわさき vs みずせ

レバンガ☆SAPPOROは無難な進化Rを選択横浜F・マリノスはディスカードD、コントロールVに強いコントロールEを選択しましたが、当て負けになってしまいました。

 

 

 

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さわさきはオースレスナイト、猛然たる騎士・ゲルトと順調にプレイしていきます。みずせはフォロワーが一切引けないため盤面に触る事ができません。先攻4ターン目の天覇風神・フェイランのプレイを許してしまいました。

さらにみずせは進化ターンで森を彩る者・エルフクイーンが引けなかったため、マドロスエルフの1面処理だけになってしまいました。

さわさきは白銀の閃き・エミリアからの猛然たる騎士・ゲルトで盤面を維持。そのままの勢いでさわさきがアッサリ勝利しました。

 

さわさき WIN

 

 

5戦目 Tatsuno vs あぐのむ

レバンガ☆SAPPOROはエターナルホエールにより強化されたディスカードD、横浜F・マリノスは遺物の番人・ルチルにより強化されたAFNmを選択しました。 

 

 

あぐのむはロボティクスユーザー、運命への反逆、Tatsunoは竜の託宣、波濤のプレシオサウルスと双方幸先のいい手札になりました。

 

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アーティファクトスキャン、デバイスチューナーにより、エンシェントアーティファクトを大量生成!次のターンの遺物の番人・ルチル無料進化もしっかり見据えています。Tatsunoは波濤のプレシオサウルスを着地させました。

あぐのむは遺物の番人・ルチルにより、神秘の遺物・スピネ&ルチルを手札に加えます。Tatsunoはディスカードを進めていきたいものの、上手く手札がかみ合いません。

 

トップでアブソリュート・モデストを引き入れました!ここでは手札と進化権を温存するために、エンハンスでプレイしました。Tatsunoは意を決してエターナルホエールをプレイ。幸い浄化の輝き・ミュニエを食らいませんでしたが、2枚目の遺物の番人・ルチルで顔を詰められていきます。

 

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Tatsunoは蛇竜の契りからディスカードが進んでいき、1コストのエターナルホエールを3枚出せ、盤面を一気に広げました!

 

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あぐのむはミスティックアーティファクトからアーティファクトリメイカーをドロー!アーティファクトリメイカーから神秘の遺物・スピネ&ルチルを出せたことで、完全に優勢を取り戻しました。

Tatsunoは盤面を返す事はできないため、再びエターナルホエールを並べます。あぐのむは界門のホムンクルスからヴァーテクスコロニーを場に出して体力を削りきりました!あぐのむ、リーダーの役目をしっかり果たしました!

 

あぐのむ WIN

 

 

終結果 レバンガ☆SAPPORO 2-3 横浜F・マリノス

横浜F・マリノスはあぐのむの2連勝により勝利。レバンガ☆SAPPOROは当て勝ちが多かったものの、2Pickの負けが響き、敗北してしまいました。

 

 

4.au デトネーション vs 名古屋OJAベビースター 

au デトネーションは1位独走中。前節で2位のAXIZを下した名古屋OJAベビースターは、今節でもジャイアントキリングできるか。

 

1戦目 cross7224 vs さに

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cross7224は前節に引き続き、Vの選択になってしまいました。そして燃え盛る抵抗も3枚引き込めています。今節ではさらに2Pick最強カードとして呼び声高い魔獣の女帝・ネレイアをpick出来ました。

さにはWを選択できました。境界の魔導士、ポーションウィザードによる盤面処理、フューチャービジョン、猫耳の魔法使い・キャルによるフィニッシュが見えるバランスの良いデッキになりました。

 

 

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cross7224はヴァンパイアスレイヤー・ルシウスを1ターン目からプレイし、顔を詰めていきます。これに対してさには猫の奇術師をプレイ。これを無視してしまうと次のフューチャービジョンで2コストフォロワーが処理されてしまうので、ヴァンパイアスレイヤー・ルシウスで処理する事に。

cross7224はマリスバウンサー・バルトで盤面を処理しながら一気に攻めていきます。

 

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フューチャービジョンと進化処理で一旦盤面を取り戻したさにでしたが、cross7224は突然の落石を命中させ、背徳の狂獣を進化させました。

cross7224はその後も盤面を作りますが、さにもしっかり除去していきます。ラッシュインプによりあと3点まで詰めましたが、手札が尽きてしまった!

 

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鋭利な一裂きをトップでドロー!ギリギリで削りきりました!

 

cross7224 WIN 

 

 

2戦目 ミル vs マサヤ

名古屋OJAベビースターは相手が式神W、AFNmが来ると予想。この2デッキに五割以上勝てる式神Wを選択しました。式神Wが来ると分かっているなら背徳Vありですが、式神Wに当てられないと厳しい。

au デトネーションは式神WとディスカードDの選択で、ディスカードDを選びました。時間いっぱいになり、まとまらなかったようです。

 

 

ミルは竜の託宣を2枚プレイ出来ましたが、少し手札が細い。マサヤは陰陽の開祖・クオン、決意の預言者・ルーニィを手に入れ、スペルブーストを順調に進めていきます。5ターン目にカオスウィザードを0コストに出来ましたが、次ターンの進化、決意の預言者・ルーニィで手札を溢れさせない事を考慮し、温存させます。

 

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マサヤは決意の預言者・ルーニィがスペルブースト10まで間に合わなかったため、先に陰陽の開祖・クオンをプレイしました。本来式神で大量スペルブーストできるため、決意の預言者・ルーニィは先に投げておきたいのですが、6ターン目での陰陽の開祖・クオンがそもそも強いので良いプレイに見えます。

 

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一応このターンでのマサヤのリーサルが無いので、ダークジェイルドラゴンを置いて盤面ロックもできますが、あと4点以上は削らないといけないので、次のターンにダークジェイルドラゴンを引くかディスカードを引きまくるでもしないとリーサルはとれません。ミルはここで盤面を処理。

 

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スペルブースト10の決意の預言者・ルーニィをプレイし、両雄激突で退場させてから、式神・暴鬼2枚で削りきりました!

 

マサヤ WIN

 

 

3戦目 Enju vs 和真

au デトネーションは、名古屋OJAベビースターが背徳Vを投げられないと考え、式神Wを選択しました。そして5戦目は、AFNmが残っていたら葬送Nc、残っていなかったら進化Rを使うようです。名古屋OJAベビースターディスカードDを選びました。

 

 

Enjuは決意の預言者・ルーニィ、陰陽の開祖・クオンを引き込み、スペルブーストも早いスピードで進められそうです。和真もPPブースト2枚プレイし、4ターン目には波濤のプレシオサウルスに進化させました。

Enjuは小さな優等生・キョウカ進化、インフィニットウィッチ・ドロシー、知恵の光と完璧なムーブを決めていきます。和真は次ターンの陰陽の開祖・クオンに備えて悲哀の赤竜を手札に準備します。

 

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炎の握撃を打てば決意の預言者・ルーニィのスペルブースト10は達成できる

決意の預言者・ルーニィ、陰陽の開祖・クオンを同時に投げれないため、Enjuはここで陰陽の開祖・クオンをプレイ。しかし手札が少ないため、先に決意の預言者・ルーニィをプレイしておいた方が良かったか。

 

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蛇竜の契りから金剛のパキケファロサウルスを手に入れた事で、水呼びの竜使いのエンハンスを解除しながらプレイできました。これにより鬼呼びの導師、陰陽の開祖・クオンの展開を全て返してしまいました!Enjuは決意の預言者・ルーニィをプレイしますが、ほとんど返しきれず。

ダークジェイルドラゴンにより、和真勝利!

 

Enju WIN

 

 

4戦目 Spicies vs 隼人

au デトネーションは通りの良いAFNmを選択。

名古屋OJAベビースターはAFNmを使ってミラーで負けると、5戦目に使うデッキが無くなると考え、背徳Vを選択しました。

 

 

隼人は1ターン目からヴァンパイアスレイヤー・ルシウスをプレイし、攻めていきます。Spiciesもアナライズアーティファクト、デバイスチューナーで応戦します。

 

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隼人はレラジュからのドローにより、このターンで疾走する凶槍の戦士を加えましたが、バアルの3融合を達成できない可能性もあるため、ここは紅のワルツをプレイ。Spiciesはしっかりアブソリュート・モデストを着地させました。

隼人は背徳の狂獣を相打ちさせる事になりました。バアルの価値を上げるために、手札のスペルを使っていきます。

 

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アーティファクトで攻められている隼人は、この盤面に対応できる魅惑の教鞭・イオをドロー。しかし隼人はバアルをプレイしました。アナライズエンシェントが残ってしまうと、アーティファクトの同調からのレディアンアーティファクトでリーサルだったため、かなり危ない選択でした。Spiciesは《世界》・ゼルガネイアで回復。隼人はヴァンパイアシーカー・ユナをプレイし、次のリーサルに備えます。

エンシェント進化、レディアントによりSpicies勝利!延長戦です!

 

Spicies WIN

 

 

5戦目 Spicies vs マサヤ

名古屋OJAベビースターはAFNmの練度の高い、リーダーマサヤを出場させます。対するau デトネーションは浄化の輝き・ミュニエ3枚の影響が進化Rより少ない、葬送Ncを選択しました。

 

 

マサヤはヴァーテクスコロニー、運命への反逆、アブソリュート・モデストと最高の手札になりました。Spiciesは葬送を進めていきます。

 

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Spiciesは5ターン目に《恋人》・ミルティオをプレイ。浄化の輝き・ミュニエを打たれてもいいように、直接召喚されたリッチを進化させました。マサヤは1体処理を漏らしてしまいます。

手札が枯渇しそうだったSpiciesは、トップで王墓の骸をドロー!墓場も順調に貯まっていきます。マサヤは死期を視るもの・グレモリーが直接召喚されないように、アーティファクトリメイカーで最低限の処理を行います。

 

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ここでリッチにイグジストソード・ギルトを打ち、死期を視るもの・グレモリーと1コストスペルを引ければ、レジェンダリースケルトン、冥界神・ハデス、1コストスペルにより、盤面のフォロワーを合計5体破壊し、スペル3枚をプレイする事になり、ちょうど冥府への道が起動し、顔進化までできればリーサルになります。しかしここでは引けなかったので、次ターンの直接召喚で決めに行きたい。マサヤはエッジアーティファクトで回復しますが、追い付きそうにありません。

 

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Spiciesは2枚の冥府への道を設置!マサヤは成すすべなし!個人8連勝でチームの勝利に大きく貢献しました!!

 

Spicies WIN

 

 

終結au デトネーション 3-2 名古屋OJAベビースター

au デトネーションはcross7224、Spiciesの2連勝で勝利!Spiciesは今節で8勝1敗と凄まじい戦績になっています。名古屋OJAベビースター式神Wメタだった背徳Vが、活躍できなかったのが痛かった。

 

 

5.感想 

  • 先日のデッキについての記事の通り、デッキ提出はアップデートからたったの1日のみだったため、調整は本当に大変だったと思われます。当然全てのチームがアディショナル関わったデッキを使っていましたが、大きなプレイミスはほとんど無かったのは流石プロ選手といったところ。
  • 立ち位置だけで言えば式神Wは非常に強いデッキでしたが、今節では決意の預言者・ルーニィが引けなかったり、スペルだらけだったり、逆にフォロワーばかりの手札になって負ける事が多かったです。環境は目まぐるしく動いているため、次節から採用されない可能性を考えると、もう少しフルパワーで暴れる式神Wを使うプロ選手を見たかったです。
  • レバンガ☆SAPPOROは新たに、アナリストとしてパズーさんを起用しており、今節の作戦会議から登場していました。自分から話しを進める事は少なかったものの、デッキの相性や性質を素早く判断したり、相手の出し順を的中させたり(3戦目にて、進化RにAFNm、コントロールEに進化Rを当てる事ができた)、自身の役割をしっかり遂行していました。今まではTatsuno選手は話の中心になっていたため、その雰囲気を壊さずに助言を与えるような立ち回りが出来ていてよかったです。
  • 実は収録日が、ポケモン日本一決定戦2020 王者決定戦であり、平岩さんが実況として出演していたため、今節は構築戦の実況を友田さん、2Pickの実況を海老原さんが担当していました。海老原さんは恐らく今節が初めての実況だったようですが、初めてとは思えないほど良かったです。くすきさんとしっかり連携して、盛り上がるところはしっかり盛り上げていたので、かなり自然に視聴できました。

 

次回の第8節は9/13(日)です。

 

 

 

 


 

変なところあったら連絡ください。

 

 

 

【第7節】RAGE Shadowverce Pro League 20-21 season 全デッキ解説

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

 

RSPL第7節で使用されたデッキについて書きます。

って言っても流行りのデッキはあまり解説する必要無さそうなので、プロリーグで活躍しそうかどうかと、全デッキ使ったので感想等を中心にまとめようと思います。

試合の振り返りは後日追記します。

 

 

 

8/20のアップデートにより、アディショナルカード収録、ナーフが行われました。環境の中心であった2デッキの弱体化、強カードの追加により、環境も大きく変わりました。

デッキ登録収録日の8/22の前日、つまり8/21であるため、プロ選手はたった1日で、この激動の新環境の中で5デッキを探す事になります。

 

 

 

※注意

  • ほぼ敬称略
  • ただのライトプレーヤーなんでプレイ自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
  • クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。
  • 有利不利の認識はあくまで筆者の考えと、今回のリストによるものとなっているため、一般的な考えとは異なる場合があります。

 

目次

 

 

コントロールE

地を裂く異形がナーフされてしまったため、エルフの選択肢は実質コントロールEのみとなっています。AXIZ、NTT-WEST リバレント、福岡ソフトバンクホークスゲーミング、横浜F・マリノスの4チームが採用しました。新弾、アディショナルにより様々なパーツが増えた事から、4チームとも異なるリストになっています。

どのリストも共通して、回復カードに弱いディスカードD、背徳V、コントロールVには微有利、ターン制限のある専門店Wには不利になっています。アディショナル前は異形Eに隠れてあまり活躍出来ませんでしたが、今回からはそこそこ役割があるため、5デッキ目の選択肢としてはありより。

豪風のリノセウスによるやや早めのフィニッシュが見込める、AXIZ、NTT-WEST リバレントのデッキが感触良かったです。特にNTT-WEST リバレントのリストはアクセラレートカードで柔軟に動けて扱いやすかった。ゼウス型は耐えられるけど、フィニッシュまで遠いのが微妙。

 

 

AXIZ

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WUPのコントロールEに、新カードである森林の狼、フォレストダーク・レオネルを入れたリスト。プレイ回数ギミック関連のカードが多く搭載されており、従来の感覚でプレイできるのが強み。慣れない新デッキよりも、慣れた旧デッキを信頼しているところが何ともAXIZらしい。

ワンダーコックの代わりに追い風の妖精を3枚採用しているため、豪風のリノセウスにアクセスしやすくなっています。上振れれば早期決着できるため、不利対面を覆しやすい。豪風のリノセウスを走らせながら守護突破もしやすいのもポイント。

処理札が少ない事と、豪風のリノセウスに進化権を消費しがちな事から、他のチームのコントロールEに比べると継戦能力は低め。

有利デッキは先述の通り。また、序盤から中盤の盤面処理は、スペル除去に頼っているため、進化Rの戦争商人・アルヤスカにかなり弱くなっています。

 

 

NTT-WEST リバレント

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新弾で追加されたアクセラレート持ち、アクセラレートによって効果が発動するカードをふんだんに搭載したコントロールE。前節で使用していたリストに永久なる輝き・エリンを挿入したものになっています。

AXIZの構築とは異なり、フォロワーのトレードによる盤面処理が主体となっています。特にマドロスエルフの処理能力はずば抜けているため、1試合に1枚は使いたい。処理用フォロワーをバウンスで使い回せば、かなり長く戦えます。

処理にコストを使ってしまうため、若干豪風のリノセウスのカウントが稼ぎづらい。 

 

 

福岡ソフトバンクホークスゲーミング

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至高神・ゼウスをフィニッシャーにした、進化要素強めのコントロールE。前半の処理は森を彩る者・エルフクイーンに頼りきりなので、引けるかどうかはかなり重要。後半になれば幻想の妖精竜、導きの巫女・コッコロ、フェアリーアサルトで長いゲームが見込めます。

回帰する抱擁・ラティカで手札に加える大いなる回帰により、エターナルホエールの効果を消す事ができるため、ディスカードDにはやはり有利。

デッキの性質上、10ターン以降もゲームするので、ターン制限のあるデッキにはかなり不利になっています。進化R相手は《世界》・ゼルガネイア君臨する猛虎で倒されないように、幻想の妖精竜をしっかり温存しておく必要があります。

 

 

横浜F・マリノス

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同じく至高神・ゼウスをフィニッシャーにした進化コントロールE。こちらはアクセラレート系カードが軸になっています。他チームのコントロールEに比べると回復カードが多いのが特徴。処理カードも豊富なため、式神Wまでなら安心して耐える事ができます。基本的には永久なる輝き・エリンを使い回して、回復しながら進化処理する戦い方になります。

しかし1ターンで複数回進化を稼げるカードが、マドロスエルフしかないので、至高神・ゼウスのフィニッシュはかなり遅れる事になります。ドローソースも多くないので、先にリソース切れにならないように気を付けたい。幻想の妖精竜も無いので、進化Rはかなり不利。 

 

 

進化R

戦争商人・アルヤスカの登場により、全チーム採用するほど強化されました。選択枠の幅がとても広いため、当然全チーム異なるリストになっています。採用カードによってゲームの早さ、有利不利が分かれている感じ。 先述の通り調整期間はたった1日なので、40枚に収めるの本当に大変だったと思います。

 

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確定枠

手軽に進化を稼げて盤面を作れる、無敗の剣聖・カゲミツ、オネストシーフ、連携を稼ぎつつ後半に爆発的な盤面を作りだすシールドフォーメーション、デッキの回転の中心である猛然たる騎士・ゲルト、白銀の閃き・エミリアは全チーム3枚ずつ採用しています。

またアディショナルにより新たに追加された戦争商人・アルヤスカも3枚採用されています。指揮官サーチの妨げにはなりますが、それ以上のパフォーマンスを発揮するほどのパワーカードです。

フィニッシュに関与する《世界》・ゼルガネイア、君臨する猛虎は最低1枚、さらに進化が稼げるようになってより使いやすくなった堕落の決意は最低2枚採用されていました。

 

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選択枠

 

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指揮官が増えた事で価値が高くなった優雅なもてなし、後攻4ターン目で強いヴィオンの魔獣使いはほとんどのチームが採用している事から、ほぼ確定枠か。無敗の剣聖・カゲミツの盤面をさらに作れる分身の術も多くのチームが採用しています。

ペインレスサムライは後述のAFNmに非常に強い上、進化権を使わずに進化を稼げる貴重なカードですが、少し採用は分かれています。

その他ざっくりですが、前寄りのデッキは、武器商人・エルネスタ、オースレスナイト、信念の剣閃を、後ろ寄りのデッキは《世界》・ゼルガネイア、煌剣の戦士・アンリエットの枚数が多い印象があります。

動乱商人・イルミスナ、流麗なる槍術士、貴族の舞踏は便利なカード枠。特に貴族の舞踏は分身の術、黄金の靴と絡めて、無敗の剣聖・カゲミツが強く使えてよかったです。

8デッキ使ってみましたが、分身の術が2枚、煌剣の戦士・アンリエットが3枚入っていて後半強い福岡ソフトバンクホークスゲーミングのリストが使いやすかったです。前寄りのデッキに関しては、前半の小さい横並びが試合に大きく関与しなかったり、後半強い盤面を作れなかったり、フィニッシュが信念の剣閃トップお祈りになってしまったりで、少し扱いづらかったです。

式神W、ネクロマンサーに不利。ネクロマンサーはナーフで数を減らしているため、比較的出しやすいデッキになっています。

 


式神W

アディショナル前は日の目を浴びる事が無かった式神Wでしたが、決意の預言者・ルーニィの追加、ナーフによる不利対面の消滅によって一気にTier上位まで上り詰めました式神パーツ、強いスペルは限られているので選択枠は進化Rに比べてグッと狭まります。

 

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確定枠

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選択枠

自発的に盤面を開けながら処理できる両雄激突、昔からスペル軸を支えてきたウィンドブラスト、プレイに幅が生まれるマナリアの偉大なる研究、爆発的なドローと展開を助けるインフィニットウィッチ・ドロシーが0~3枚で分かれています。エクステンドマジック、鬼呼びの導師は2~3枚で割れている感じ。
ざっくりインフィニットウィッチ・ドロシーの採用不採用でデッキの性質が分かれています。回った時の強さと、回しやすさで分かれていそうです。

全デッキ使いましたが、強さの違いはあまり感じませんでした。

式神W自体はほとんどのデッキに有利になっています。専門店W、背徳Vには不利ですが、式神Wを自分で採用しているという事は、専門店Wは想定していなさそう。

 

専門店W

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GxG

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横浜F・マリノス

前節まで多くの場面で活躍してきましたが、今節はGxG、横浜F・マリノスのみの採用となりました。

一見式神Wのブームに乗り遅れているように見えますが、異形Eがナーフされ、生き残ったデッキにもそこそこ戦え、そもそも式神Wに強い事もあり、立ち位置はかなり良好。ただ先攻を取られて展開され続けたり、下振れでパーツが揃わなかったりで、実力関係なく負けやすいデッキでもあります。一試合の勝ち負けよりも、デッキ選択での抑止力として活躍しそうです。

リストは2チームとも若干異なりますが、デッキの性質は以前と全く変わりません。

 

 

ディスカードD

デッキ40枚で削り切るディスカードDでしたが、エターナルホエールの追加によりデッキの性質が少し変わりました。

プロリーグでは大きく2種類に分けられていました。

  • 従来のデッキにエターナルホエールを1枚採用したリスト。ダークジェイルドラゴンが3枚採用されており、早めに顔が削れる。ウィッチに若干強い。守護に弱い。
  • 日輪のドラゴンを3枚採用し、エターナルホエール破壊後の動きを意識したリスト。地上戦デッキには強くなっていますが、ダークジェイルドラゴンの枚数が減っているので、早いゲームがしづらい。

環境に守護、回復が結構多いので、後者のタイプの方が良さそう。背徳Vのバーンに日輪のドラゴンの回復効果が強かったりするのも追い風になっています。

全チームが採用するほどの人気デッキですが、デッキ選択では動きづらそうに感じます。アディショナル前では葬送Nc冥府Nc、異形Eに強かった秘術Wに対して役割がありましたが、その2デッキがほぼ採用されなくなったため、役割が減ってしまいました。

アップデート直後はエターナルホエールが話題に上がっていたため、恐らくそのまま1枠決まって、最後まで抜けなかったと思われます。それでも、どのチームも今弾扱ってきた慣れたデッキでもあるので、有力候補に違いないとは思います。

 

ネクロマンサー

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au デトネーション

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GxG

幽庵の墓守のナーフによりパワーが下がってしまいましたが、《恋人》・ミルティオの展開力、死期を視るもの・グレモリーのコスト詐欺等、強い部分は健在。元々の動きの強さ、使いやすさを重視してか、au デトネーションは冥府Nc、GxGは葬送Ncを採用しました。

葬送Ncは先に盤面を押し付けられるため、進化R、AFNmに微有利。上振れが非常に強いので投げやすいデッキとしての側面も健在。

冥府Ncは似たような考えで持ち込んでいそうですが、環境に増えた堕落の決意によって、若干立ち位置悪め。

 

 

背徳V

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今までヴァンパイアはコントロールV一択でしたが、アディショナルにより新たなアーキタイプが産まれました。基本的には背徳の狂獣のバーンを主体としたアグロVのようですが、新しく追加されたバアルにより、打点を探しながら、まとまった打点が与えられるようになっています。

採用したチームは名古屋OJAベビースターのみでしたが、環境初日に作ったとは思えないほど煮詰まったリストだと感じました。最近のワンダーコックを採用した、背徳の狂獣のバーンをより強く活かしたリストと比べると、アグロムーブに重きを置いています。

ウィッチデッキには有利ですが、その他のミッドレンジデッキ、回復が多いデッキにはいまいち。

 

 

コントロールV

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こちらは長い間活躍しているコントロールV。レバンガ☆SAPPOROのみ採用しました。本来は堕落の失墜・アザゼル、堕落の決意等、メタカードにより、同速のコントロールデッキにも強い印象がありましたが、代わりに新カード、招来の大天使を採用しています。進化効果は強力ですが、復讐効果、《世界》・ゼルガネイアの効果が発動しづらくなる事から、使い勝手の悪さを感じました。今まで同様ディスカードDに有利。

 

AFNm 

前節までも多くのチームが採用してきましたが、アディショナルにより全チーム採用するほど順当強化されました。

 

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確定枠

今までのパーツはほぼそのまま。遺物の番人・ルチルにより、ゲームの速度が早くなった事で、今まで採用の多かったラグナアウェイクはほとんどのチームが不採用としました。

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選択枠

 

今までも議論される事もあった2コストフォロワー枠に、新たに界門のホムンクルスが追加されました。先述の通り早めに試合を終わらせたいため、ヴァーテクスコロニーを9ターン目に確実に出せるようになるのは魅力的。枚数は異なるものの、全チームが採用しています。

前節からメタカードとして活躍していた浄化の輝き・ミュニエですが、進化Rのペインレスサムライ、式神Wのラストワードスペルブースト、ディスカードDのエターナルホエールなど変わらず役割は多めです。

夢の使者・アメスは異形Eが消滅したため、上2体に比べると役割が無くなってしまいました。唯一採用したGxGは扱いやすさを重視していそうです。

AFNm自体は有利不利より、先攻が強いデッキという感じ。式神Wには若干不利寄り。比較的出しやすいデッキかと思われます。

8デッキ使いましたが、界門のホムンクルスが3枚採用されたau デトネーションのリストが使いやすかったです。器用な動きができる浄化の輝き・ミュニエ、夢の使者・アメスも魅力的でしたが、雑にヴァーテクスコロニー4枚目が強かった。一試合単位の活躍だけで見れば界門のホムンクルスが一番でしたが、デッキ選択でのけん制には浄化の輝き・ミュニエ採用が強く働きそうです。

 

 

 

どの持ち込みが正解?

あまりにも調整期間が短すぎる事から、デッキの持ち込みがばらけるかと思われましたが、以外にも進化R、ディスカードD、AFNmの3デッキは確定、さらにウィッチは2種ありましたが確定で持ち込まれていました。

よって差が出たのは式神W or 専門店W、5デッキ目となります。どの持ち込みが強かったのでしょうか。

 

ウィッチの2デッキはどちらも有利対面が多いものの、式神W vs 専門店Wは専門店W有利なので、専門店Wの持ち込みが良さそうです。ただ安定感で言えば式神Wに分があるので、その差は僅差。

 

5デッキ目は

AXIZ、NTT-WEST リバレント、福岡ソフトバンクホークスゲーミング、横浜F・マリノスコントロールE

au デトネーションが冥府Nc

GxGが葬送Nc

名古屋OJAベビースター背徳V

レバンガ☆SAPPOROがコントロールVとなっています。

 

ぱっと見では最近になって注目を集めてきている背徳Vが良さそうですが、現在流行しているリストよりも前寄せで、ウィッチには強いものの、確定3デッキには若干不利なため、BO3と比べると立ち位置は悪め。相手のウィッチはいつでも出せるのに、こちらの背徳Vは出しづらいという状況になってしまうのがきつい。強デッキ一つに強いデッキは、今までのプロリーグでも活躍しづらい印象があります(自然Bに唯一強かったといわれていた自然Ncの立ち位置が悪かった等)。

コントロールVはディスカードD以外に特に有利そうなマッチも無いため、こちらも活躍は厳しそうです。

一番人気はコントロールEでした。先述の通り、リストはAXIZ、NTT-WEST リバレントのリノセウス型が良さそうです。ディスカードDに強いのは勿論、ゲームが長引くほど辛い進化R、AFNmにも貫通できるため、5デッキ目としては十分な活躍をしてくれそうです。

ネクロマンサーに関しては、ナーフがあったにも関わらず、元々有利だった進化R、AFNmが確定枠になった事から意外にも立ち位置は良いです。 特にGxGの葬送Ncは中盤の盤面が強いのと、フィニッシャーを冥府への道に頼っていない事から、かなり扱いやすいデッキになっています。

よって5デッキ目として有力なのは、AXIZ、NTT-WEST リバレントのコントロールE、GxGの葬送Ncとなります。

つまり、専門店Wと葬送Ncを採用した、GxGの持ち込みが最も優れていると考えられます。アディショナルが全く関係の無い2デッキが正解って、なんか面白いですね。

ただGxGの進化Rがかなり前寄せだったり、ディスカードDが日輪のドラゴン少なめだったり、AFNmに夢の使者・アメスが採用されていたりで、新デッキの調整が他チームに比べると環境に合っていないのが残念なところ。デッキの細部まで評価するとAXIZ、NTT-WEST リバレントの持ち込みも良さそうです。

また全チームが採用したディスカードDでしたが、先述の通り立ち位置がかなり悪いため、他デッキに代わる可能性は大いにあり得ます。そうなるとコントロールE、葬送Ncの2積みになるのかもしれません。

 

 

繰り返しになりますが、デッキ調整期間が本当に短かったので、メタゲームの進度まで考慮するのは本当に大変だったと思います。なので新しいデッキは諦めて、旧デッキを少しアレンジ、またはそのまま持ち込むチームも多かったです。

短い期間で強いデッキを見つけるのは運ゲーな所もあるので、今節で微妙な持ち込みをしていたから、そのチームの調整力が低いとは到底思えません。視聴者側からすれば、強いデッキが知れて面白いのですが、選手からすればたまったものではないと思うので、このようなスケジュールは今回限りにしてほしいものですね。

 

またここでは採用チームが無かったので上げませんでしたが、次節は毒々(ラー)Bなども採用されるかも。背徳V同様、デッキの地盤が一切無いデッキだった事から、今節では採用されなかったと考えられます。

まだまだアディショナルが出て間もないので、新たなデッキの登場に期待したいですね。

 

 

【第6節】RAGE Shadowverce Pro League 20-21 season レポート

プロリーグオタクやってる生ビールと申します。

RSPL第6節の観戦レポートです。

前節同様、試合内容、デッキ概要、デッキ選択についてまとめています。

 

 

 

www.openrec.tv


 

 

今節の注目マッチ

  • Rumoi vs Okanishi (4:20:00頃)

 

※注意

  • ほぼ敬称略
  • ただのライトプレーヤーなんでプレイ自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
  • クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。

 

目次

 

1.横浜F・マリノス vs NTT-WEST リバレント

少し遅れを取っている2チームの対戦になります。

 

1戦目 しーまん vs keisuke3

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しーまんはRを選択できました。連携効果が発動しづらい、レヴィオンの探索者の効果が起動しないなど、引き次第では使いづらいバランスの悪いデッキになってしまいました。猛然たる騎士・ゲルト2枚、静寂の元帥2枚引けた事で、早いタイミングで静寂の元帥にアクセスできるのは救いか。

keisuke3はまたWが引けず、Ncを選択。2枚拾えた座敷童で序盤を凌いで、終盤のフィニッシャーで一気に攻めるプランが見えそうです。

 

 

しーまんは序盤に出したいカードが無いため、わがままな呼び出しを2枚使ってしまいましたが、4ターン目に猛然たる騎士・ゲルトにたどり着きました。デッキの指揮官フォロワーは静寂の元帥2枚、君臨する猛虎のみだったため、無事5ターン目に静寂の元帥を手に入れました。

これに対してkeisuke3は座敷童進化で処理。しーまんは堕落の決意で処理できるものの、テンポを大きく失ってしまう事になるため、レヴィオンの探索者をプレイ。keisuke3は探偵の推理をプレイしたため、結局盤面の劣勢は変わりませんでした。

 

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7ターン目にしーまんはライノスナイト・パトリックをドロー!フォックスランサー黄金の首飾り、オネストシーフ、スティールナイトの強い盤面を作りました。

keisuke3は冷静に幽庵の墓守で進化処理。盤面の優勢を継続させたいしーまんは、堕落の決意で幽庵の墓守を突破して顔を詰めていきます。

 

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しーまんは黒豹の偵察者、森の姫・ミストリナでさらに攻めていき、顔も7点まで削りました。

手札がほぼ尽きてしまったため、次のターンにはフィニッシュしたいしーまんですが、keisuke3の《恋人》・ミルティオにより盤面を返されてしまいました。

追い打ちをかけるようにkeisuke3は大妖狐・ギンセツをプレイ!しーまんの盤面を返し切り、そのまま勝利!

 

keisuke3 WIN

 

 

デッキ

 

横浜F・マリノス異形E、進化R、専門店W、ディスカードD、葬送Ncを持ち込みました。 前回のAFNmの枠が、ディスカードDと入れ替わっています。

異形E、専門店W、ディスカードD、葬送Ncは多くのチームが採用しているデッキになります。専門店WはトップTierである異形Eと葬送Ncにはやや不利ですが、それ以外のデッキには安定して勝てるデッキです。

進化Rは苦手な対面が多いものの、冥府Nc、エイラB等ピンポイントに有利。

進化Rで特殊な対面をケアしながら、使いやすい4デッキを中心にデッキ選択を進めていく事になりそうです。

 

NTT-WEST リバレントはコントロールE、専門店W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmを持ち込みました。前節の異形Eが、コントロールEに変更されています。

異形EからコントロールEに変更された事で、有利不利が大きく弱体化してしまっています。下振れた時の弱さ、地を裂く異形のケアされやすさ等、デッキ選択よりも一試合単位での活躍を期待して採用していると考えられます。

5デッキ全体で見ると、想定しているはずの異形E、葬送Ncに弱いのがかなり致命的。ディスカードD、AFNmは良くも悪くも無難なデッキではあるため、有利な状況が作れないのが厳しい。横浜F・マリノスの持ち込みには異形Eが通りやすいため、結果的には異形E採用が正しかったように見えてしまいます。 

 

2Pickで敗北してしまった横浜F・マリノスでしたが、異形E、専門店W、葬送Ncが出しやすいため、そこまで劣勢では無さそう。

NTT-WEST リバレントは点数差を活かして無難なデッキ選択を進めていき、有利マッチを踏んだタイミングで確実に勝つ事を目指していきたい。

 

 

2戦目 水煮 vs Surre

NTT-WEST リバレントは無難な葬送Ncを選択。ここで確実にもう1勝取っておきたい。

横浜F・マリノスは早期に進化Rを切り捨て、4デッキで戦う事を決めました。NTT-WEST リバレントがディスカードD、葬送Ncを選択すると予想し、ディスカードDを選択しました。

ディスカードDが僅かに有利ではありますが、どちらかというと先攻有利マッチ。

 

 

Surreは先攻を引けましたが、マリガンで王墓の骸を返しました。手札補充よりも、盤面の強さと、波濤のプレシオサウルスを簡単に返せる幽庵の墓守を重視していそうです。幽庵の墓守が引けたため、2ターン目に設置し、葬送を進めていきます。

水煮は竜の託宣、ドラゴニックレイジをプレイし、後攻4ターン目には波濤のプレシオサウルスを進化させる事ができました。

 

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Surreは結晶から出てきた幽庵の墓守を進化させ、波濤のプレシオサウルスを処理。盤面では優勢ですが、手札が細いため、長いゲームはできない状況。余ったPPで幽庵の墓守の結晶、デッドメタルスターのアクセラレートをプレイしました。

 

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水煮は聡明のドラゴニュートスカラー進化で冷静に盤面を処理。Surreはアクセラレートで埋めたデッドメタルスターを引いてしまい、完全に攻め手が無くなってしまいました。

水煮はかなり余裕が生まれたため、大逆のドラゴサモナーをプレイして憤怒の碧竜を手札に加えます。Surreは手札を使い切って盤面を作りますが、これもあっさり返されてしまいました。

最後まで盤面を返し続けた水煮が勝利!

 

水煮 WIN

 

 

3戦目 みずせ vs けんぴ

横浜F・マリノスは残しておいた異形E、葬送Ncがかなり通りやすい状況。異形Eから選択しました。

対するNTT-WEST リバレントは強いデッキを使って敗北してしまったため、厳しい状況になってしまいました。ここで葬送NcにディスカードDを当てて勝てれば、横浜F・マリノスの残った異形E、専門店Wにまあまあ戦えるAFNmを使えるため、ディスカードDを選択。

結果的に横浜F・マリノスが異形Eで当て勝つ事ができました。ディスカードD側は大逆のドラゴサモナーを駆使して盤面での勝利を目指していきたい。

 

 

みずせは初手で地を裂く異形をキープ出来ました!順調に融合を進めていきます。

けんぴは大逆のドラゴサモナーを2枚引けたものの、すぐにディスカードできそうにないため、6ターン目前に悲哀の赤竜を2枚並べる事は難しそうです。

 

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みずせは治癒のドラグーンを無視しました。手札のフォレストダーク・レオネルで無理やり処理できますが、融合できるカードを残し、頂きの闘技場を直接召喚させる事で、6ターン目に確実にリーサルを決める事を目指しています。けんぴは波濤のプレシオサウルスをプレイ。

 

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6ターン目には大逆のドラゴサモナーと悲哀の赤竜の守護を2枚立てました。このターンでのリーサルは防げましたが、みずせは喝采の獣使いをドロー。フォレストダーク・レオネルと合わせて全処理しました。

けんぴは当然守護連続で立てる事はできず。みずせが20点OTKで勝利しました!

 

みずせ WIN

 

 

4戦目 あぐのむ vs feg

横浜F・マリノスはどの対面でも有利な葬送Ncを使えばほぼ勝てる状況ですが、万が一負けた場合に5戦目が専門店Wミラーになってしまいます。これを避けるために4戦目は専門店Wを選択しました。

NTT-WEST リバレントはコントロールEを選択。葬送Ncを無理やり突破したかったようですが、一番不利なデッキを当てられてしまいました。

 

 

あぐのむは魔道具専門店が引けたため、0コストカードを集めながらゲームを進めていきます。

feg豪風のリノセウスは引けたものの、対空射撃が使えないため、カウントが全く進みません。魔道具専門店前にマドロスエルフで盤面を作る事もできましたが、あくまで豪風のリノセウスのカウントを優先させたプレイを続けます。

 

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7ターン目に魔道具専門店を着地させ、無事勝利!

 

あぐのむ WIN

 

 

終結横浜F・マリノス 3-1 NTT-WEST リバレント

横浜F・マリノスは2Pickを落としたものの、ローテーションで3連勝。NTT-WEST リバレントは異形Eが無かった事で、デッキ選択が不利になってしまい、不利デッキを当て続けられた事が敗因かと思われます。

 

 

2.レバンガ☆SAPPORO vs au デトネーション

現在1位のau デトネーションと最下位のレバンガ☆SAPPOROの対戦になります。

 

1戦目 真春 vs cross7224

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真春はWを選択できました。ポーションウィザード3枚、魔導の君臨者2枚により進化権を温存しながら、魔道具専門店に繋げるプランが通りやすいデッキになりました。

cross7224は厳しいVの選択になりました。復讐で効果を発揮するデッキが多いため、自傷カードで積極的にライフを削っていく戦い方になりそうです。

 

 

cross7224は自ら復讐状態に入るために、 ひたすら顔で受けるプレイを続けます。真春はリソースを吐きすぎないように、静寂の実験室をパイロエレメントソーサラーで返しながら緩い展開を継続させます。

 

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真春が復讐ケアをした事で、cross7224は燃え盛る抵抗を使えません。このターンはサードニックデーモンをプレイしたため、ここでも復讐に入れず。

6ターン目に邪悪なる契りによる自傷で、ようやく復讐に入れました。今まで手札に貯めていた燃え盛る抵抗をプレイしていきます。

真春も今まで控えめなプレイを続けていた事もあり、盤面を維持しながら手札と進化権を温存できています。

 

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真春はマジカルラットをエンハンスでプレイ。燃え盛る抵抗で処理されてしまいますが、盤面を作らないと次ターンの魔道具専門店にゴブリンスクラム合わせられて、リソースを無駄に使う事になります。

 

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cross7224は燃え盛る抵抗であと8点まで追い詰めました。しかし10ターン目を迎えた真春が今まで貯めていたカードを次々とプレイしていき、一気にcross7224の体力を削りきりました!

 

真春 WIN

 

 

デッキ

 

レバンガ☆SAPPOROは異形E、秘術W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmで、au デトネーションは異形E、専門店W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmウィッチのみ異なる持ち込みになっています。

秘術Wは異形Eに強いのが特徴ですが、専門店Wに比べると不利なマッチが多いため、若干au デトネーションの持ち込みが優勢か。とはいえ2Pickのアドバンテージが重要になりそうです。

また両チーム前節と持ち込みデッキは同じなので、お互いに想定通りの試合運びができそうです。

 

 

2戦目 さわさき vs ミル

レバンガ☆SAPPOROは通りの良い異形Eを選択。

au デトネーションは、相手の投げやすいデッキが多いように見えているため、どのデッキにも戦える葬送Ncを選択。唯一不利だと考えている秘術Wも有利不利がはっきりしている事から終盤まで温存されると予想しています。

お互いに強いデッキを消費する事になりました。さわさきは今節で初勝利なるか。

 

 

さわさきは先攻で地を裂く異形をキープ出来ました。ミルはデッドメタルスターから幽庵の墓守を出せるようにしたいため、この2枚を葬送しました。

フェイタルオーダーを引くため、ミルは王墓の骸をイグジストソード・ギルトで破壊し、デッキを回転させますが、引けず。

 

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さわさきは毎ターン融合できたため、6ターンにはリーサルが見えています。《世界》・ゼルガネイアが盤面に残っているため、フェイタルオーダーを出されても守護を突破する事ができます。

そのまま地を裂く異形の20点OTKで、さわさき初勝利!

 

さわさき WIN

 

 

 

3戦目 Tatsuno vs Enju

レバンガ☆SAPPOROは相手が異形Eか専門店Wを出してくると予想。この2デッキに五分以上で戦える葬送Ncを選択しました。

au デトネーションは専門店Wを使い、ディスカードD、AFNmを残しました。

 

 

Enjuはでたらめな接合をプレイし、盤面と手札を整えます。Tatsunoはフォロワーを小出しにしながら後の展開の準備を進めます。

 

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そして5ターン目に《恋人》・ミルティオをプレイ。幽庵の墓守のカウントをずらしているため、全処理されても次ターンに再度展開できます。

Enjuは土の印が引けていないため、境界の魔導士では全処理できません。次ターンの処理のため、覇食帝の調理で《恋人》・ミルティオのみ処理しました。

顔を詰めていくTatsunoに対して、Enjuは境界の魔導士でギリギリ対処します。

 

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Tatsunoは王墓の骸エンハンスで顔を詰めていきます。王墓の骸をイグジストソード・ギルトで破壊しなかったため、盤面ロックされる可能性もありました。

Enjuは疾走無い読みで、魔道具専門店をポン置きし、疑似ロック。

回復されなかったため、盤面のフォロワーとレジェンダリースケルトンにより、Tatsuno勝利!レバンガ☆SAPPORO今シーズン初勝利です!

 

Tatsuno WIN

 

 

4戦目 きょうま vs Spicies

最後はAFNmミラーになりました。au デトネーションは一勝でも持ち帰りたい。

 

 

お互いにヴァーテクスコロニーを引け、ゴーレムを手札に加えていきます。先攻で先に攻撃型ゴーレムをプレイできているSpiciesが有利か。

きょうまは4ターン目に2面処理するためにアブソリュート・モデストではなく、攻撃型ゴーレムとロボティクスユーザーをプレイしました。

先にアブソリュート・モデストに進化を使えたのはSpicies。きょうまはこの上からアブソリュート・モデストを進化させてトレードする事になりました。

 

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Spiciesは守護裏に強いアイアンスティンガーを隠します。きょうまは夢の使者・アメスのバフを活かしてなんとか盤面を処理しますが、アーティファクトリメイカーをプレイされ、完全に盤面を取られてしまいました。

 

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きょうまは《世界》・ゼルガネイアをプレイし、回復しながら盤面を処理しますが、Spiciesは2枚目のアーティファクトリメイカーをプレイし、さらに体力を詰めていきます。

最後はレディアンアーティファクトの疾走とともに体力を削りきりました!

 

Spicies WIN 

 

 

終結果 レバンガ☆SAPPORO 3-1 au デトネーション

レバンガ☆SAPPOROは2018 1stに並ぶ絶不調のスタートでしたが、なんとか連敗を脱却する事ができました。反対にau デトネーションの連勝はストップしました。

 

 

3.AXIZ vs 名古屋OJAベビースター

 

前節敗北してしまったものの、未だ衰え知らずのAXIZ。対する名古屋OJAベビースターはついにOkanishiを投入!

 

1戦目 Rob vs さに

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Robは厳しいVの選択になりました。復讐で顔を削るカードを多くpickできました。序盤の安定感が無いため、体力を調整しながら後半まで繋げるシビアなプレイが要求されます。

さにはRを選択。ヴィオンの魔獣使いにより、天覇風神・フェイラン、オネストシーフの効果を発動しやすい、構築さながらの動きができるデッキになりました。

 

 

さにはマリガンで君臨する猛虎をキープしました。自分から体力を削る事が多いVに対しては是が非でも欲しいカードとなっています。

Robは銀矢の狩人を1ターン目からプレイできたものの、2パスしてしまい、都合よくトレードされてしまいました。

5ターン目に背徳の狂獣を進化させます。孤高の悪鬼のドロー効果で盤面を取り返していきたい。

 

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さには6ターンで一番来られたら困る、魔獣の女帝・ネレイアのケアのために、スラッシュアサシンのエンハンスをプレイしました。

Robは予定通り孤高の悪鬼をプレイ。さにはドロー効果を発動させないように、レヴィオンの魔獣使いにより自滅できない盤面を作りました。

進化処理されなかったため、Robはヴァンパイアスレイヤー・ルシウス進化により、一気に盤面を優勢にします。

 

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さには次ターンの天覇風神・フェイランの直接召喚、君臨する猛虎によるリーサルを見据えて体力を詰めていきます!

Robは盤面処理のためにプレイしたマリスバウンサー・バルトの1点自傷で、リーサルラインに入ってしまいました。

天覇風神・フェイラン、君臨する猛虎でさにの勝利!RobはVの時点でどうしようもなかったか。

 

さに WIN

 

 

デッキ

 

AXIZは異形E、秘術W、ディスカードD、葬送Nc、コントロールVを持ち込みました。

異形Eに強い秘術W、ディスカードD、葬送Ncに強いコントロールVにより、全対面不利なマッチを無くしています。今までのAXIZの持ち込みの中でも隙の無い5デッキになっています。

 

対する名古屋OJAベビースター異形E、専門店W、ディスカードD、葬送Nc、AFNmを持ち込みました。

専門店W採用により異形Eにガードが下がっている所を、AFNmでカバーしています。

また前節に比べると、独特なデッキ調整が無くなり、綺麗なリストになっています。

 

持ち込みだけならAXIZが一歩リードしているように見えますが、有利不利がややはっきりしている分、デッキ選択で読まれやすくなる可能性もあります。

 

 

2戦目 Gemo vs 和真

名古屋OJAベビースターはAXIZ側が異形Eを出すと予想。唯一戦いやすいAFNmは後半の選択肢を増やすために、温存したいようです。言及はされていませんが、使わなさそうなデッキを消化するためにディスカードDを選択しました。

AXIZはAFNmを出されないうちに使っておきたいため、異形Eを選択

 

 

Gemoは地を裂く異形を3ターン目で引く事ができました。和真は竜の託宣、治癒のドラグーンで顔を守ります。

 

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Gemoは頂きの闘技場を直接召喚させます。和真はこれを利用して聡明のドラゴニュートスカラーを4/4で残しました。

Gemoは2面処理できないため、1枚目の喝采の獣使いをプレイし、突進で処理。

和真は波濤のプレシオサウルスをプレイし、喝采の獣使いの2点が刺さりづらい3体のフォロワーで攻め続けます。Gemoは《世界》・ゼルガネイアをプレイし、回復しますが・・・

 

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頂きの闘技場を利用して、ダークジェイルドラゴンの疾走とディスカードによりGemoの体力を削りきりました!

 

和真 WIN

 

 

3戦目 Rumoi vs Okanishi

AXIZは秘術Wを異形Eに、ディスカードDを葬送Ncに、葬送Ncを専門店Wに当てる必要があるという厳しい状況になりました。読みあいが無いため、割り切って秘術Wを選択しました。

名古屋OJAベビースターは現時点でどのデッキを投げても今後に影響が出ないため、異形Eを選択しました。

結果的に再びAXIZが当て勝ち出来ました。

 

 

Okanishiは地を裂く異形が引けないため、ドローを進めていきます。

対するRumoiは《愚者》・リンクル、猫耳の魔法使い・キャルを引きに行くために、禁約の黒魔術師の結晶をプレイしました。

 

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Okanishiは頂きの闘技場を直接召喚させます。盤面にフォロワーが並ばなかったため、Rumoiはやる事がありません。

そして5ターン目には深謀の獣人を潜伏させます。真理の術式で顔を詰められたため《世界》・ゼルガネイアをプレイし、秘術Wに強い体力4以上のフォロワーを2枚並べる事ができました。

 

Rumoiは6ターン目でようやく《愚者》・リンクルを引けたため、剥落の暴圧をプレイしながら、でたらめな接合で盤面を処理しました。しかし猫耳の魔法使い・キャルは一向に引けません。

Okanishiは地を裂く異形が引けたため、スピアーエルフで顔を詰めながらフィニッシュに近づいていきます。

 

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アダマンタイトゴーレムで盤面を作る事もできそうですが、勝ち筋を探すために大地の魔女をプレイし、1枚目の猫耳の魔法使い・キャルにたどり着きました!3枚目の禁約の黒魔術師をプレイしましたが、魔女の大釜は手札に残しています。

Okanishiは喝采の獣使い、スピアーエルフで顔を詰めていきます。

 

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トップで猫耳の魔法使い・キャルをドロー!本来ユニオンバーストだけでは2点足りませんが、魔女の大釜を温存しておいたお陰でリーサルになります!先を読んだ素晴らしいプレイにより、Rumoi勝利!

 

Rumoi WIN

 

 

4戦目 Chino vs マサヤ

AXIZは相手視点で投げやすい専門店Wに有利な、葬送Ncを選択。名古屋OJAベビースターは葬送Ncを貫通するつもりで専門店Wを選択しました。

 

 

マサヤはでたらめな接合でデッキを回転させます。Chinoは境界の魔導士で一度に処理されないように、幽庵の墓守のカウントダウンをずらしてプレイします。

Chinoは1枚目の幽庵の墓守で進化処理。しかしマサヤの覇食帝の調理であっさり取られてしまいました。

 

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Chinoは《恋人》・ミルティオで一気に盤面を展開させます。しかしマサヤは天覇風神・フェイランの直接召喚を利用し、疑似ロックしました。AXIZの葬送Ncにはイグジストソード・ギルトが1枚しか無いため、解除するのは至難の業です。

そしてマサヤは、7ターン目に魔道具専門店を設置し、盤面を全て返し切りました。

 

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Chinoはカーニバルネクロマンサーをプレイしますが、後1点が届かず。

ライフで受け続け、勝ち筋を逃さなかったマサヤの勝利!

 

マサヤ WIN

 

 

終結果 AXIZ 1-3 名古屋OJAベビースター

名古屋OJAベビースターは、不利対面を捲りまくって快勝!AXIZはプレイもデッキ選択も悪くなかったので、次節に期待したいです。

 

 

 

4.福岡ソフトバンクホークスゲーミング vs GxG 

4戦目は勝ち点3で並んでいる2チームになりました。ここで勝利し、上位争いに食い込んでいきたいところ。

 

1戦目 バーサ vs フォレストf:id:namabeerSV:20200822174332p:plainf:id:namabeerSV:20200822174338p:plainf:id:namabeerSV:20200822174344p:plainf:id:namabeerSV:20200822174351p:plain


Ncミラーになりました。

バーサのデッキは不純物が多いものの、フィニッシュで優秀な酒吞童子がpick出来ました。バーサは以前酒吞童子を引けなかったので、今回は引いてほしいものです。

フォレストは《世界》・ゼルガネイアでフィニッシュしたいデッキになりました。3枚pickした幽魂の棺の活躍にも注目したい。

 

 

 

バーサは初手で酒吞童子を引けました!フォレストは座敷童に強い3/3のフォロワー並べていきます。

バーサは4ターン目に、酒吞童子ではなく、場残りが強い座敷童を進化させます。フォレストは覇食帝の調理で処理できますが、テンポを重視してロンリネスゴーストをプレイ。

これに対してバーサは深淵の誘いで処理。フォレストはくっつきが悪いため、座敷童を放置し続けます。

 

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バーサは獣の霊媒師が入った幽魂の棺を、神話の剣で処理!フォレストは神話の剣により、盤面で勝てなくなってしまったので、冥界への霊道で顔を詰めにいきます。

 

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バーサも温めていた酒吞童子を進化!フォレストは勝ち筋を見るために盤面を無視して顔を詰めていきますが、バーサの雪女によりゲームセット!

 

バーサ WIN

 

 

デッキ

 

 

両チーム異形E、ディスカードD、葬送Nc、コントロールVを持ち込みました。また福岡ソフトバンクホークスゲーミングは専門店W、 GxGは秘術Wをそれぞれ採用しています。

福岡ソフトバンクホークスゲーミング視点ではGxGの異形Eを止めるデッキが無いため、少し不利か。ただそれよりも2Pickの1勝分が重く響きそうです。

 

 

2戦目 MURA vs ちゃみ

GxGは冥府Ncが来ると予想し、通りが良いと判断した秘術Wを選択

ただこれには福岡ソフトバンクホークスゲーミングはディスカードDを合わせる事が出来ました。しかしGxGの秘術Wにはラブソングシンガーが3枚採用されているため、明確に有利なマッチとは言えなさそうです。

 

 

ちゃみは岩石のアンキロサウルスを真理の魔鏡で奪い、ドローを進めます。MURAはPPブーストカードを引くために、無理やり蛇竜の契りをプレイしますが、引けず。

ちゃみは境界の魔導士に進化を切り、盤面を作れました。これに対してMURAは波濤のプレシオサウルスに進化を切れないため、放置してしまいました。

 

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ちゃみはラブソングシンガーを再びプレイ!波濤のプレシオサウルスのバーンを完全にシャットアウトしています。

MURAは盤面を返せません。ちゃみはさらに猫耳の魔法使い・キャルをプレイし、MURAを追い詰めます。

 

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MURAは聡明のドラゴニュートスカラーからドローを繋ぎ、なんとか盤面を作れました。しかしちゃみの2枚目の猫耳の魔法使い・キャル進化でまたも全処理されてしまいました。

《世界》・ゼルガネイアで回復しましたが、猫耳の魔法使い・キャル3枚目でちゃみ勝利!

 

ちゃみ WIN

 

 

3戦目 カラクリ vs リグゼ

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは、GxG側が異形Eが出しやすいと考え、五分寄りのコントロールVを選択。GxGはそのまま異形Eを選択しました。

 

 

ラクリは後攻でしっかり背徳の狂獣を引けています。

リグゼは4ターン目に地を裂く異形を引けました。スピアーエルフで盤面を処理しながら、顔を詰めます。

 

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背徳の狂獣を進化させたいものの、今のうちに回復しておきたいため、魅惑の教鞭・イオに進化をきりました。

リグゼは背徳の狂獣進化されないように導きの巫女・コッコロを進化させて処理します。しかし勝ち筋の一つである《吊るされた男》・ローフラッドを融合させてしまいました。デッキには1枚しかないので、顔を削るプランが断たれると、勝ち筋が無くなってしまいます。

ラクリは手札の背徳の狂獣を進化させ、顔を削っていきます。これに対してリグゼは喝采の獣使いをプレイ。頂きの闘技場が無いため、進化をきって処理しました。

 

ラクリは満を持して魔獣の女帝・ネレイアをプレイ。リグゼは唯一の勝ち筋である地を裂く異形を、魔獣の女帝・ネレイアの処理に使ってしまいました。

 

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負け筋が無くなったカラクリは、手札に打点を集めていきます。

ワンダーコックから打点が繋がり、9ターン目でラクリの勝利!

 

ラクリ WIN

 

 

4戦目 NISE vs Riowh

有利、五分、不利のあるデッキが3つずつ残ったため、ほぼじゃんけんになりました。GxGがディスカードD福岡ソフトバンクホークスゲーミングは冥府Ncとなったため、僅かにGxGが有利か。

 

 

RiowhはPPブーストカードを2枚引けたので、4ターン目に波濤のプレシオサウルスを進化させます。

 

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NISEはキープした幽庵の墓守を2ターン目に置いていたため、盤面を返しながら《恋人》・ミルティオをプレイ。

圧倒的な盤面でしたが、Riowhはドラゴニックレイジを幽庵の墓守に当てる事が出来ました。そして次ターンには完全に盤面を返しました。

NISEは顔を詰める札が引けない上に、盤面も返せません。

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最後は金剛のパキケファロサウルスで守護を貫通しながら削りきりました!Riowh今シーズン初勝利!!

 

Riowh WIN

 

 

5戦目 MURA vs Riowh

福岡ソフトバンクホークスゲーミングは珍しくMURAに専門店Wを握らせました。GxGは専門店Wにまだ戦える葬送Ncを選択しました。

 

 

Riowhはカーニバルネクロマンサーをプレイし、葬送でドローを進めていきます。しかし《恋人》・ミルティオが引けず、盤面が作れそうにないため、4ターン目にフェイタルオーダーをプレイし、征伐の死帝を場に出しました。MURAは覇食帝の調理で、リッチのみを処理しました。

 

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Riowhは攻め手が無いため、フェイタルオーダーをプレイしながら、征伐の死帝から出てきたリッチに進化を切ります。しかしこれも境界の魔導士進化で処理されてしまいました。

魔道具専門店を置かれる前に盤面を作りたかったRiowhでしたが、《恋人》・ミルティオが遅れてしまい、何もできませんでした。

 

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MURAは貯めこんでいたカードを吐き出し、削りきりました!エース、MURAにより福岡ソフトバンクホークスゲーミング勝利!!

 

MURA WIN

 

 

終結福岡ソフトバンクホークスゲーミング 3-2 GxG

福岡ソフトバンクホークスゲーミングはまたも延長戦まで持ち込んで、勝利しました。GxGはRiowhが初勝利したものの、不動のエース、リグゼの敗北が痛かった。

 

 

5.感想 

  • 3節から今節まで、同じ環境が続きましたが、最終的には「異形E」「ウィッチ2種」「ディスカードD」「葬送Nc」がほぼ必須枠に落ち着きました。「専門店W」「秘術W」はお互いに見ているデッキが違うため、結局採用が偏る事はありませんでした。
  • アディショナル、ナーフにより、今節でこの環境が最後になりました。異形E、専門店W、葬送Ncがヘイトを買って、評判が悪かったようですが、メタゲームの動きを見るのは楽しかったです

 

次回の第7節は8/23(日)です。もう終わりますが。

 

 

 

 


 

変なところあったら連絡ください。