【第12節】RAGE Shadowverce Pro League 19-20 2nd season レポート
プロリーグオタクやってる生ビールと申します。
RSPL第12節のレポートを書きます。
年内最後のプロリーグとなります。
また、次節から新パック、アルティメットコロシアムの試合になるため、今節が森羅咆哮環境の集大成となります。
今節の注目マッチ
- Rumoi vs あぐのむ (6:10:00頃)
- まっつ vs たばた (2戦とも)(8:15:00頃)
- ぼーいん vs カラクリ (8:30:00頃)
※注意
- 敬称略
- まじでただのライトプレーヤーなんでプレイ指摘自信無いです。なので人の意見とか勝手に持ち出してますごめんなさい。
- クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。カードも略称を多用しています(ディスティニーウィングナイト→DWKなど)。
目次
- 1.全チームデッキ
- 2.よしもと vs レバンガ☆SAPPORO
- 3.GxG vs au デトネーション
- 4.AXIZ vs 横浜F・マリノス
- 5.名古屋OJAベビースター vs 福岡ソフトバンクホークスゲーミング
- 6.戦績まとめ
- 7. 感想
1.全チームデッキ
2.よしもと vs レバンガ☆SAPPORO
2位、3位と勝ち点で並ぶ2チームの対戦になりました。この対戦を制し、年明けを気持ちよく迎えたい!
1戦目 keisuke3 vs 真春
keisuke3はDを選択。ブレーダー3と盤面で戦えるデッキに。対する真春はBを選択。フィニッシャーらしいフィニッシャーがいないのは気になるところ。
keisukeはデッキにも8枚ある2コスフォロワー引けず2パスしてしまいます。 とはいえ4ターン目にムシュフシュアクセを置けた事から、真春はこの処理に困ります。
渋々レリアで盤面を取ることに。アミュレットを早めに置くため、keisukeはブレーダーをプレイします。
真春は本来2Pickでは強いフフフが2枚かぶり、強く使えません。
終始盤面で押していたkeisukeの勝利!
keisuke3 WIN
2戦目 feg vs きょうま
2Pickで落としてしまったレバンガ。しかし2戦目はAFNmに自然Eで当て勝ちしました!
序盤を順調にすごす2人。fegはテンポよくフォロワー並べ、早めに顔を削ります。
進化権もあわせて8点まで削る事ができました。きょうまは加速装置とAFを合わせ、なんとか処理。
ブルームをデバフしたことでfegの盤面が狭まる。しかしfegはブルーム2体目をプレイし強い盤面を継続させます。
きょうまは再び盤面を狭めるようにブルームを残しますが、fegは3/3フェアリーを3体生成しながら再び強い盤面を形成。
序盤からライフプッシュするプランを貫いたfegの勝利!
feg WIN
3戦目 Surre vs Tatsuno
追い詰められたレバンガ。アマツEで勝負に出ます。よしもとは安定の自然Bを選択。
アマツ2枚をしっかり引き込めたTatsuno。ウィスパラー対空で盤面をいなしながら、フェアリー生成でアマツの準備をします。ムニャールが先4で開かせた事は後々に影響するか。
Tatsunoは2枚目のアマツの効果を付与するため、フェアリーを投げず。露骨なフェアリー温存にSurreも思わず苦笑い。
さらにTatsunoは神鉄をプレイ!4/3疾走連打でそのまま勝利!
Tatsuno WIN
4戦目 ソルト vs さわさき
レバンガまたもリオードRで当て勝ちます。ソルトは何としてもヴァイディを2体引かなくてはいけない!
ヴァイディを引けないソルトですが、2/2フォロワーの圧でさわさきの体力を削ります。しかしさわさきはリオードを複数枚置きバフしていきます。
ソルト、さわさきのライフを5まで詰めるも削り切れず・・・
回復で逃げますが、二刀流によりリーサルでした。さわさき、なんとか延長戦まで繋げました。
さわさき WIN
5戦目 Surre vs さわさき
よしもとは最後に自然Ncで自然Bに当て勝ちました。
双方案内人、キーカードが引け理想的なハンドに。 先4のSurreはクルトを考え、休息で盤面を一旦弱めます。
さわさきはミルフィで強い盤面を作るも、ドック、憑依により返されてしまう。
Surreはバフされたルベルを進化。クルトで相打ちな上、シヴァ進化でも取れないようになっています。
さわさきはなんとかクルトで返すも、 盤面が空で返ってしまいます。Surreはルベルで全力展開!
トートのカウントも進み、そのままSurreが削り切りました!
Surre WIN
最終結果 よしもと 3-2 レバンガ
よしもとはこの勝利により2位に!有利対面を踏めていたレバンガは悔しい敗北になりました。
3.GxG vs au デトネーション
プレーオフ進出まで1敗も出来ないGxG。前半の勢いが衰えてきているDNG。
1戦目 フォレスト vs cross7224
厳しいVの選択になってしまったcross。少ない顔を詰めるカードで勝たなくてはいけません。フォレストは珍しくNmを選択できました。3枚pickしたカード達がゲームに大きく影響しそうです。
ヴェノムバイト、ハンサで序盤の盤面を強くするcross。
フォレストは顔を守れないため、ハーメルンで人形を増やして処理の幅を広げますが、crossは疾走連打で攻め続けます。
鋭利1枚分まで詰められてしまったフォレストでしたが、リヒトをドロー!
ため込んでいた人形を一気に吐き出し、crossのハンドにある鋭利2枚分回復します。
攻めのプランが完全に断たれたcrossは盤面を明け渡してしまう。最後はフォレストがゴリラで決め勝利!
フォレスト WIN
2戦目 リグゼ vs Enju
GxGはいつものリグゼ自然D。追いつきたいDNGは自然Bを選択。ピン差しの安息は活躍するのか!?
Enju、痛恨の2パス・・・
リグゼはしっかりヴァイディをドローできました。
リグゼのヴァイディ進化に対して、Enjuはパニッシャーを使いながら少し苦しい処理。
手札の打点の足りなさからムニャール進化を選択。これに対してリグゼはイアンで一掃し盤面からの打点を許しません。
7ターン目にエンハンスミルフィを使うも、アニエスがドローできず処理が嵩張り、打点が伸びません。
ヴァイディのバーンにより、リグゼ勝利!
リグゼ WIN
3戦目 Riowh vs ミル
地獄のリオードRミラー!リオード自身より躓き、剣舞が重要な試合になります。
ミルは躓きからフォロワーを引いてしまう!ヘヴィナイトをバフして攻めようとします。
Riowhは複数枚リオードを並べ、剣舞、躓きに強い盤面を作ります。
ミルはリオード1枚をバフし、次のターンの二刀流に勝負を賭けますが・・・
Riowhの二刀流により、リーサルです。
Riowh WIN
4戦目 ちゃみ vs Spicies
試合に勝ったGxGですが、プレーオフ進出のために勝利数 気が抜けません。Spciesはまたもや自然EでアマツEと戦う事になります。
ちゃみは早い段階からフェアリーを手札に集め、アマツ、神鉄の準備をします。手札があふれるため、少し展開。
Spiciesもこれに合わせて盤面を広げ、ベイルのコストを下げます。
ちゃみは5ターン目で神鉄を引けました!攻め始めるちゃみに対してSpiciesも何とか守護を合わせます。
メイと合わせて処理しながら顔を詰めるちゃみ。Spiciesは奇跡で再度守護を立てます。ちゃみは守護を貫通できるか。
メイで守護を抜く事ができました!自然の導きにより盤面10点でリーサルです。
最終結果 DNG 0-4 OJA
勝利数が少ないGxGとしては貴重な4-0勝利になりました。DNGは相変わらずゲームをさせてもらっていない印象です。
4.AXIZ vs 横浜F・マリノス
最下位から駆け上がって来たAXIZ。未だ1位を保ち続けるマリノスに勝ち、ボーダー争いを優位に進めたい。
1戦目 Rob vs しーまん
RobはDを選択。中盤の盤面が強いデッキになりました。対するしーまんはNmを選択。AFの引き次第ではフィニッシャーまで繋げるのが容易なデッキに。
Robは3ターン目に託宣を使用。しーまんはこの隙にエネスを置きますが、Robのブレブレにより、処理されてしまう。
さらにRobはムシュフシュアクセを展開。進化権が無駄になってしまう非常につらい処理になってしまいました。
しかしRobもハンドが少し減り気味に。ロングゲームはできないと判断し、ジゼル進化で強い盤面を作ります!
押されるしーまんはハンドのリアクションカードでギリギリ耐え、ラグナのフィニッシュを見据えます。
決めてに悩んでいたRobはドラゴン牧場をドロー!突風が出れば勝てます!
最後の最後に突風が出てRob勝利!
Rob WIN
2戦目 Chino vs 水煮
2Pickで負けてしまったマリノスは自然Bで確実に1勝取りに行きます。
アマツを引き込めているChinoはフェアリーを増やします。水煮はナテラでクルトをドロー!ムニャール2面にクルト進化と凄まじい展開を押し付けます。
Chinoは流石にこの盤面に付き合えず、アマツをプレイし、フェアリーを走らせます。しかし、水煮は休息をプレイし、残ったクルトで盤面を一掃しながら顔を詰めます。
回復されたことによりリーサルがなくなったChinoは盤面をなんとか処理。
ターンが返ってきたため、アニエスにより水煮の勝利。
水煮 WIN
3戦目 Gemo vs みずせ
お互い強リーダーを消費し同点という状態で、自然Dミラーに。ミラーでの勝利経験のあるGemoにみずせが
お互いにヴァイディをキープできました。
案内人を置いたみずせに対して、Gemoは託宣を打ちプテラをケアします。みずせはフォロワーをあまり展開できず、先攻の利を活かせませんでした
先にGemoがヴァイディを進化。盤面に残せなかったみずせは渋々ヴァイディ進化で相打ちで処理します。
空盤面にプテラを置けたGemoに対して、みずせは浸食を起動させコックをプレイ。Gemoはプテラが自滅できないためナテラを余分に使うことになりました。
Gemoも浸食を起動したことから、みずせもナテラカウントを急ぎたいが、ラプトル、マナ等が引けません。一旦回復するためにイアン進化を選択。
Gemoはみずせの行動が鈍いことから、次のターンリーサルが無いと判断し、ナテラカウントを大きく進め、次ターンのジェネシスによるリーサルを見据えます!
みずせは浸食のダメージが間に合わず・・・
Gemoがジェネシスを走らせ勝利!
Gemo WIN
4戦目 Rumoi vs あぐのむ
AXIZは珍しいレヴィオンRの選択。マリノスは延長戦につなげるためにアマツEで確実に勝ちに行きます。
順調にフェアリーを集めるあぐのむ。アマツが来ないため、一旦フェアリーにより緩い展開をします。
Rumoiはツバキをプレイし、手札の剣舞で起死回生を狙います。
あぐのむはサークルが3枚引いてしまいましたが、これを開かずアマツを待ちながら少し展開。Rumoiはツバキ進化エンハンス剣舞で大きく顔を詰めます。
あぐのむはこれをメイでギリギリ対処。
Rumoiは探索者をプレイ。強い盤面は作れたものの、攻めが継続出来ませんでした。
ここであぐのむは神鉄をドロー!温存していたサークルを一気に開き、5面展開で圧をかけます。
Rumoiはこの盤面に対しバリューの低い正義で返す事に。微妙な返しになってしまったRumoiに対してあぐのむはフェアリーを温存しながら、最低限の処理で顔を詰めていきます。
アマツの受けをしっかり見据えていあたあぐのむはトップでアマツをドロー!
常に手札のフェアリーを考慮しながら、緩急のある盤面形成でRumoiを翻弄したあぐのむの見事な勝利でした!
あぐのむ WIN
5戦目 Gemo vs 水煮
なんとか延長戦に持ち込めたマリノスはリオードRを選択。しかしAXIZはナーフされたとはいえリオードRに強い自然Bを選択しました。
Gemoはムニャールx2プレイで顔を詰めていきます。水煮も1ターン目クイブレでなんとか追いつきたい。
Gemoは剣舞等をケアするため、本来中盤以降強いミルフィをプレイ。水煮は乱入により処理し、リオード進化。
進化によってスタッツの上がったリオードに対してGemoはクルト進化でダメージを与えておきます。
5/1になった事ですぐに処理されてしまうと考えた水煮は、リオードをクルトの処理に使い、2体目のリオードを再設置。
顔を詰められていない水煮に対してGemoはコック顔進化、パニッシャーのバーンで水煮を追い詰めます。
躓きによりなんとか全処理できた水煮ですが、いまだ顔を詰められていません。
手札に2枚あったアニエスによりGemoが勝利!
Gemo WIN
AXIZは接戦ながらも強敵マリノスに勝利する事ができました。マリノスは前節に引き続き敗北。プレーオフ進出はほぼ確実でしょうが、決勝前に勢いを落とさないようにしたいですね。
5.名古屋OJAベビースター vs 福岡ソフトバンクホークスゲーミング
負けられない戦いの続くOJAは今節でも構築最強のまっつを投入。対するは世界大会の出場が控えているたばたが率いるSHGになります。
1戦目 さに vs バーサ
さにはDを選択。ブレーダーはいないものの、フィニッシャーにも恵まれた安定したデッキになりました。バーサはEを選択しました。射手3枚を筆頭にEの強いカードはpick出来ているものの引くカード次第では難しいプレイを要求されそうです。
バーサはさにがプレイした精霊竜姫に対して対空射撃で返します。さにはプテラにより、PPブーストを進めていく。
長期戦は出来ないと考えたバーサは盤面のライラを進化させ、プテラで取られづらい盤面を作ります。
しかしさにの大渦、バイロン進化であっさり盤面を返されてしまいここから防戦一方に。
さには万が一来られると困るプライマルに間に合うために積極的に顔を詰めに行きます。
さにがそのまま攻め切り、勝利。
さに WIN
2戦目 隼人 vs NISE
OJAは自然Dで自然Eに当て勝ち出来ました。長いゲームになれば自然D有利ですが、自然Eも序盤の展開次第ではチャンスはあります。
隼人は託宣からの2コス2枚置きをプレイ。NISEはイアンに少し弱い盤面を作りますが、返しのターンにラティカを着地させました。
ブレブレが引けていない隼人は渋々コック進化でラティカを下から処理します。
この返しにNISEはベイルを絡めた4面展開を隼人に押し付けます。さらにベイル進化により、ヴァイディ進化や母なる君で取られづらいようになっています。
ヴァイディ進化によりまたも微妙な返し方になってしまった隼人に対して、NISEはさらにオムニスをプレイ。
隼人はこの展開を返しきれません。盤面の3点とシヴァでNISEの勝利!
NISE WIN
3戦目 まっつ vs たばた
1勝取り返したSHGは自然Bでもう1勝取りに行きます。対するは強敵まっつの握るリオードRになります。
しっかり1ターン目にムニャールが置けたたばた。リオードRに対して強い横展開を押し付けます。まっつは急いで削りに行くために1ターン目からクイブレをプレイ。
攻めるため、5面を埋めたたばた。しかしまっつは盤面ロックをします!
たばたが後1点まで削りますが、二刀流により9点リオードが2回殴り、まっつ勝利!
Surre WIN
4戦目 ぼーいん vs カラクリ
延長戦に繋げたいSHGはリオードRを選択。OJAはアマツEで一気に決めたい!
神鉄を引けているぼーいんはフェアリーをしっかり貯めに行きます。カラクリは1ターン目からクイブレで削りにいきます。
カラクリは盤面を無視し、リオードバフ。ぼーいんは神鉄エンハンスをプレイし、ゲームを決める準備をします。
ぼーいんは守護が引けないため、二刀流が来ない事を祈りますが・・・
二刀流で削り切りました!カラクリが延長戦に繋ぎました!
カラクリ WIN
5戦目 まっつ vs カラクリ
延長戦はお決まりのまっつNm。たばたは愛用デッキの自然Dで勝利する事ができるか!?
案内人からプテラをプレイしたいたばたですが、まっつのガンナー、メイシア置きにより、プレイしづらい盤面を作られてしまう。
メイシアに当たって無理やりプテラを発動させたたばたでしたが、まっつのミニュエにより、ナテラ1枚分消されてしまいます。
たばたはコック進化託宣で様子見し、次ターンでナテラを置きながら盤面をしっかり作ります。
微妙に盤面を押されているまっつは一旦加速装置AFで盤面を返します。
たばたは9PPでヴァイディ進化。ナテラが2枚分消されているため、ダメージがあまり出ません。
ヴァイディを処理しながら盤面を並べ、次のメイシアを見据えるまっつ。しかしたばたは盤面にフォロワーを出さないことで、疑似ロック!次のターンのによりヴァイディバーンに全てを賭けます!
まっつはメイシアを走らせる事ができないので母なる君が自滅しない最低限のプレイ。
たばたはラプトルからナテラカウントを進めていきますが・・・
1点足りず・・・
ミュニエでナテラカウントを進ませなかったまっつが何とか耐え凌ぎ、メイシアで勝利!
まっつ WIN
最終結果 OJA 4-0 SHG
SHGは敗れたものの、チーム全員が最高のパフォーマンスを発揮していたように感じます。今回特に輝いていた、たばたの素晴らしいプレイを世界大会でも見たい!OJAは今節でもまっつの大活躍により勝利しました。ユース選手を使えるのはあと1回なので、他の構築選手の活躍にも期待したいです。
6.戦績まとめ
チームランキング
- よしもとが今節の勝利により2位に浮上!前半奮わなかったソルトとkeisuke3が安定してきている事が順位を上げている要因だと思われます。
- 下位で固まっている5勝7敗のチームは次節からは絶対に負けられない上、勝ち方次第ではプレーオフ進出出来ない可能性もあります。
個人戦績
- フォレスト、さにの勝利により、上位4人が同率1位に。
- Gemoの勝利数が遂に二桁を突破。依然として高い勝率を保っています。
7. 感想
- DNGが7位まで落ちてしまったのはファンの自分としてはかなりショック…残りの2節でプレーオフ進出ラインまで帰ってきて欲しいです!
- 2節連続でリーダーであるマサヤを抑えてユース選手であるまっつを使ったOJAの采配にはかなり驚きました。このままの戦績だと追い出されちゃうよ!マサヤ!
次回の第13節は1/11(土)です!
世界大会に出場するたばた選手頑張ってください!!
変なところあったら連絡ください。