アディショナル前 RSPL第8節 デッキ予想
プロリーグオタクやってる生ビールです。
第8節から折り返しになるプロリーグ。タイミング良くアディショナルカードが追加されるという事で、選手は心機一転し、後半戦のスタートダッシュを気持ちよく切っていただきたいです。
そんな状況で、新環境になり、どのようなデッキを持ち込むかは観戦側としてはやはり注目したい所です。
そこでアディショナル前に持ち込みデッキの予想をしたいと思います。
※注意
- この記事はアディショナル前に書いた記事です。なので、アップデート後にデッキの評価が変わる可能性も大いにあり得ます。
- クラスはE、R、W、D、Nc、V、B、Nm表記。カードも略称を多用しています(ディスティニーウィングナイト→DWKなど)。
- ポータルが使えないようなので、掲載しているデッキのアディショナルカードは別のカードで代用しています。随時補足するつもり。
１. 追加されたカードによる構築の変化
アディショナルでは、新しいアーキタイプが産まれる事はほとんど無いため、環境が大きく動く事はあまり無いです。
しかし、追加カードの採用でデッキの性質がより強化されたり、変わったりする事は良くあります。
以下に、デッキ相性を意識した構築の認識が変わりそうなデッキを挙げます。
AFNm
『アブソリュート・モデスト』、『浄化の輝き・ミュニエ』と、構築でも活躍出来そうなカードが追加されました。今までNmを採用していたチームは変わらず採用するのでは無いでしょうか。
モデストにより、デッキの認識は少し変わります。自然Dのような打点の詰め方が出来そうな事から、自然E、自然Ncに有利がつきそうです。
自然D
他のデッキと異なり、自然軸レジェンドである『猛火のティラノサウルス』の追加により露骨に強化を受けました。盤面処理による安定感、そして中盤以降の顔を詰める性能はアディショナル前より飛躍的に向上しそうです。 元々有利だった自然E、自然Ncは勿論、五分、五分以下だったデッキも捲れる程パワーは上がると考えられます。
リノE
AFNm、自然Dに自然Eが不利である事を考えると、リノEが採用されそうです。
もともとフニカル、ユニコで争っていた2コスト2/2枠でしたが、『極光の天使』も候補の一つになりえます。基本的な使い方は2ターン目と、ミラーでのリノの打点を下げるため。ターンが経過すれば効果はきれますが、リーサルターンをなんとしても早めたいリノEなら非常に困るカードになります。リノEに絶対の信頼があるなら、相手もリノEを使うと想定するのは当然なので、ミラーマッチを意識しての採用は十分に考えられます。また微々たるものですが、疾走の多い自然R、自然Bに有効です。
リオードR
リノE、自然D、AFNmの3つを見れるリオードRはかなり役割が多いです。追加された『妖刀の鬼・ツバキ』はデッキの貫通力をより高める事になりそうです。また、Nmのミュニエは潜伏への回答になっていますが、ツバキにより潜伏カード自体が増えたのでそこまで気にしなくて良さそう。ツバキは自然Rより適性がありそうです。
他のデッキに関しては、追加カードによりデッキの性質は大きく変わらない、そもそも採用されないと判断したため割愛。デッキの立ち位置もあまり変わらなさそうです(自然Bに『炎氷の司祭・カラト』が入るかもしれませんが、自然B自体全体面有利デッキなので考える必要なし)。
アディショナルだとよくある事ですね。
２. 持ち込みデッキ予想(リノE・自然R・自然D・自然B・AFNm)
先程の追加カードによる相性を、今までの環境で補完しながら持ち込みデッキ考えます。
まず間違いなく採用されるのは自然B。追加カードにこのデッキを止めるパワーのあるカードは無い事、善戦していた自然Ncの立ち位置が悪い事を考えると最強デッキの座は揺るがないと考えられます。という事でエイラBの採用はなし。
また、先程挙げたデッキ達を考えると、自然E、自然Ncの立ち位置はかなり悪そうであり、これらの採用もなし。
自然Eが使えないならリノEの出番です。貫通力の高さから、最悪当て負けしてもそこまで気になりません。
単純にパワーが上がった自然Dも問題無く採用されそうです。中途半端な自然デッキには強く出れそうです。
上4つのデッキに確実に勝てるリオードRも是非採用したい。
最後の1デッキです。現時点で自然Rは、こちらのリノE、リオードR、自然Dにそこそこ通りが良さそうに見えます。この自然Rを綺麗に止める事の出来るデッキを採用したいところです。
シオンの上方修正、追加カードにより度々強化されているAFNmですが、自然Rの疾走連打には敵いません。また、一部で採用されていた機械Wはお世辞にも強いとは言えません。
この自然Rデッキに勝てるデッキは…そう！自然Vです！
自然Vは自然Rに超がつくほど有利であり、足りなかった最後の枠にピッタリはまりそうです！
・・・
いやいやいや流石に信用できない。
そもそもこのルールにおいて、メタ一点狙いは非常に危険です。
メタ対象の出場は制限できますが、実際に戦うとは限らないので読み外せば死にデッキになり得ます。相手チームがそのメタ対象を持ち込んでいなかった場合も当然死にデッキになり、相手チームより選択肢が1つ少ない状態で戦わなければなりません。
なので自然Vは絶対無し。
選択肢が無くなってしまった…
勢力図をまとめて、もう一度状況を整理してみます。
- アディショナル前でも強かったリノE、自然Bはやはり採用したい。
- 追加カードで強化された3デッキ全てに不利よりの自然E、自然Ncは採用は避けたい。
- 逆にその3デッキの内どれかは採用したい。しかし3デッキそのまま使ってしまうと自然Rの通りが良くなってしまう。
という事は3デッキの内のリオードRを自然Rにすれば問題は解決しそうです。自然Rが苦手なデッキはしっかり他のデッキがカバーしてくれます。
よって残りの2デッキは自然DとAFNmになります。
持ち込みデッキは
リノE、自然R、自然D、自然B、AFNmになりました！
この5デッキにすれば、各デッキに複数役割が持てる上、苦手なデッキもある程度分散していてバランスが良くなります。
これなら勝てる！！
３. まとめ・感想
- アディショナルによって認識が変わったデッキが多々あり、環境が少しずつ動きそうですが、現時点では持ち込みデッキは従来のものと大差無いように見えます。
- 今回持ち込みデッキをリノE、自然R、自然D、自然B、AFNmとしましたが、正解では無いと思うし、そもそも自然DもAFNmもどれくらい強いか分からない。アディショナル楽しみです。
- 皆さんの思う最強の5デッキが知りたい！
変なところあったら教えてください。
